メディネット-底堅い CAR-T細胞に関する研究成果が海外学術誌に掲載
メディネット<2370.T>が底堅い。同社は5日、次世代型がん免疫細胞治療法の1つとして注目されるキメラ抗原受容体(CAR)導入T細胞に関して、腫よう内に新たに形成される血管細胞を標的としたCAR-T細胞製造方法とその品質や機能評価に関する基礎研究成果が学術誌「Molecular Therapy-Oncolytics」に掲載されたと発表した。
エレクトロポレーション法(EP法)を用いたmRNA導入技術で、細胞にダメージを与えることなく、効率的にCARを発現させることに成功したという。さらに、CARの遺伝子の組み合わせを変えることで、mRNA CARの特長である一過性の発現時間を変えられるため、作用時間などをコントロールできることが示唆されたとした。今後の業績への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。
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