後場コメント No.5 国際石油開発帝石、カルビー、ユニチャーム、オムロン、インソースなど

2016/12/06(火) 15:03
★14:24  国際石油開発帝石-続落 メキシコ湾北部海域Block3鉱区を落札
 国際石油開発帝石<1605.T>が続落。同社は6日、メキシコ国営石油会社ペメックス社と、メキシコ第1次ラウンド大水深探鉱鉱区公開入札に共同で参加し、メキシコ領メキシコ湾北部海域(ペルディドエリア)に位置するBlock3鉱区を落札したと発表した。

 これにより、同社は初めてメキシコ領メキシコ湾での石油ガス探鉱開発事業に参画する。メキシコ領メキシコ湾の大水深域は探鉱事業があまり進められていないエリアが広く残存しており、探鉱ポテンシャルは高いという。同鉱区の北方米領側には既に生産中の油田が存在するほか、同鉱区の近傍でぺメックス社が新たに油田を発見するなど、同鉱区も新規油ガス田の発見が期待できるエリアに位置しており、同鉱区での事業が成功すれば、同社の中長期ビジョンに掲げた「上流事業の持続的拡大」に資することが期待されるとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:28  カルビー-SMBC日興が目標株価引き下げ 北米の本格回復にはまだ時間がかかりそう
 カルビー<2229.T>が4日続落。SMBC日興証券では、業績予想の減額に伴う食品株相対ROE予想の低下を考慮し、目標株価を3440円→3090円と引き下げた。投資評価は「2(中立)」を継続した。

 17.3期の営業利益予想を326億円→295億円、18.3期を355億円→343億円、19.3期を378億円→364億円へ減額修正した。17.3期は、夏場の台風が北海道での馬鈴薯生産へ悪影響したことの営業上の混乱を考慮し、国内事業の予想を12億円減額。海外事業の減額19億円は、経営改善遅れを踏まえた北米事業の減額15億円が中心。18.3期以降は、国内事業について新製品効果などを考慮し営業利益予想を5~6億円増額したが、海外事業については十分な業績回復を見込めないとの見方から、18.3期、19.3期ともに従来見通しを引き下げている。

★14:30  ユニチャーム-反落 鹿児島県と「使用済み紙おむつ再資源化技術」の実証試験を開始
 ユニ・チャーム<8113.T>が反落。同社は6日、使用済み紙おむつからパルプを再生する再資源化技術を活用した実証試験を開始する協定を鹿児島県志布志市と締結したと発表した。

 同社は志布志市が主体となっている18の団体・個人から構成された「使用済み紙オムツ再資源化推進協議会」に2016年5月から参画。志布志市と、そおリサイクルセンター(大崎町)、同社の3者間で使用済み紙おむつの収集とリサイクルに関する協定を締結し、使用済み紙おむつの再資源化を目指した実証試験段階に入るという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:38  オムロン-SMBC日興が目標株価引き上げ 現地通貨ベースのFA関連機器需要は堅調に拡大
 オムロン<6645.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、為替前提を見直したことを受け、目標株価を4100円→4900円と引き上げた。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続。

 SMBC日興為替前提を1ドル=110円(従来100円)、1ユーロ=115円(従来110円)に変更。目標株価引き上げ800円のうち、500円が為替影響、300円がセグメント別予想の見直し影響によるものとしている。FA関連機器に対する需要は、現地通貨ベースでは堅調に拡大していると見込む一方、IA最強化戦略の本格貢献には、まだ時間がかかると想定している。

★14:40  インソース-続伸 11月度WEBinsource新規登録先数は49.2%増
 インソース<6200.T>が続伸。同社は5日に、11月度のWEBinsource新規登録先数が94社、前年比49.2%増だったと発表した。登録先数累計は3511社に増加した。また、同時に発表した人事サポートシステム「Leaf」の11月度有料利用社数累計は、34社(前年比3.3倍)、これに伴う売上高は同3.7倍だった。



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