前場コメント No.4 日揮、サイバネット、日本郵船、商船三井、川崎汽船など
★9:07 日揮－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 原油価格安定化で大型案件受注が本格化へ
日揮<1963.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、原油価格安定化に伴い、大型案件受注がついに本格化すると想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1900円→2700円と引き上げた。
コンセンサスは同社の受注回復に依然懐疑的であるが、ダウンストリーム（石油精製・石油化学）のプロジェクトに関しては、原油価格の水準というより、原油価格が安定化することが大事である。今後、アルジェリア、インドネシア、ロシアのガス処理プロジェクトや、モザンビークFLNG、インドネシアのLNG受入基地、アメリカのエチレンプロジェクト、バーレーンの石油精製プロジェクトなど、数多くの案件の受注を予想。国内についても、力を入れている太陽光発電プロジェクトで大型案件受注が複数期待できる。これに加え、トルクメニスタンのガス処理、ポリエチレンプロジェクト、19.3期下期以降はメガLNG案件の受注も期待することができると考えられ、来18.3期から21.3期にかけて業績回復基調が続くと予想しているとした。
日揮<1963.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、原油価格安定化に伴い、大型案件受注がついに本格化すると想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1900円→2700円と引き上げた。
コンセンサスは同社の受注回復に依然懐疑的であるが、ダウンストリーム（石油精製・石油化学）のプロジェクトに関しては、原油価格の水準というより、原油価格が安定化することが大事である。今後、アルジェリア、インドネシア、ロシアのガス処理プロジェクトや、モザンビークFLNG、インドネシアのLNG受入基地、アメリカのエチレンプロジェクト、バーレーンの石油精製プロジェクトなど、数多くの案件の受注を予想。国内についても、力を入れている太陽光発電プロジェクトで大型案件受注が複数期待できる。これに加え、トルクメニスタンのガス処理、ポリエチレンプロジェクト、19.3期下期以降はメガLNG案件の受注も期待することができると考えられ、来18.3期から21.3期にかけて業績回復基調が続くと予想しているとした。
★9:10 サイバネット－4日続伸 「PC&モバイル管理サービス」利用実績社数が400社を突破
サイバネットシステム<4312.T>が4日続伸。同社は12月13日の大引け後に、サイバネットクラウドで提供している「PC&モバイル管理サービス」の利用実績社数が、11月末時点で世界55ヵ国、400社を超えたと発表した。2011年に提供開始したもので、社内外のPCを手間をかけずに管理することができる、クラウド型IT資産管理＆セキュリティ対策サービス。
サイバネットシステム<4312.T>が4日続伸。同社は12月13日の大引け後に、サイバネットクラウドで提供している「PC&モバイル管理サービス」の利用実績社数が、11月末時点で世界55ヵ国、400社を超えたと発表した。2011年に提供開始したもので、社内外のPCを手間をかけずに管理することができる、クラウド型IT資産管理＆セキュリティ対策サービス。
★9:11 日本郵船－三菱ＵＦＪＭＳが「Neutral」へ引き下げ 株価が上昇したため
日本郵船<9101.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価が上昇したため、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は260円→270円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、来期以降の連結経常利益予想を上方修正。しかし、従来の目標株価にはある程度の市況回復は織り込んでいたため、今回は従来比10円上昇にとどめるとした。
コンテナ船統合後の19.3期のコンテナ船JVによる経常利益寄与は120億円と試算。これは同JVの当期純利益を約1060億円と試算、郵船の持ち分法投資利益を400億円とし、ここから統合に関する費用280億円を差し引いて算出。この程度の統合効果では「Overweight」を維持するだけの十分なROEを生み出すことは困難と判断するとした。
日本郵船<9101.T>が小動き。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、株価が上昇したため、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は260円→270円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、来期以降の連結経常利益予想を上方修正。しかし、従来の目標株価にはある程度の市況回復は織り込んでいたため、今回は従来比10円上昇にとどめるとした。
コンテナ船統合後の19.3期のコンテナ船JVによる経常利益寄与は120億円と試算。これは同JVの当期純利益を約1060億円と試算、郵船の持ち分法投資利益を400億円とし、ここから統合に関する費用280億円を差し引いて算出。この程度の統合効果では「Overweight」を維持するだけの十分なROEを生み出すことは困難と判断するとした。
★9:11 商船三井－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ コンテナ統合効果を大きく享受すると予想
商船三井<9104.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、コンテナ統合効果を大きく享受すると予想。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は250円→400円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、今期以降の連結経常利益予想を上方修正。19.3期から邦船3社のコンテナ船部門統合および新JVのオペレーション開始が予定されている。これにより従来同社が抱えてきたコンテナ船部門の巨額赤字が解消される見込み。コンテナ船統合後の19.3期のコンテナ船JVによる同社への経常利益寄与は50億円と試算するとした。
商船三井<9104.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、コンテナ統合効果を大きく享受すると予想。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は250円→400円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、今期以降の連結経常利益予想を上方修正。19.3期から邦船3社のコンテナ船部門統合および新JVのオペレーション開始が予定されている。これにより従来同社が抱えてきたコンテナ船部門の巨額赤字が解消される見込み。コンテナ船統合後の19.3期のコンテナ船JVによる同社への経常利益寄与は50億円と試算するとした。
★9:11 川崎汽船－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 収益水準向上に課題が残る
川崎汽船<9107.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、コンテナ船部門引き離し後の収益水準向上に課題が残るとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は210円→240円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、来期以降の連結経常利益予想を上方修正。しかし、従来の目標株価にはある程度の市況回復は織り込んでいたため、今回は従来比30円上昇にとどまるとした。
コンテナ船部門を邦船3社の新JVへ引き継ぐことにより同部門の多額の赤字が解消する見込みだが、残った不定期専用船部門などの収益水準が依然低く、投資判断を引き上げるまでには至らないと判断。
川崎汽船<9107.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、コンテナ船部門引き離し後の収益水準向上に課題が残るとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は210円→240円と引き上げた。
コンテナ運賃やドライバルク運賃の市況回復、コンテナ船の統合効果などを織り込み、来期以降の連結経常利益予想を上方修正。しかし、従来の目標株価にはある程度の市況回復は織り込んでいたため、今回は従来比30円上昇にとどまるとした。
コンテナ船部門を邦船3社の新JVへ引き継ぐことにより同部門の多額の赤字が解消する見込みだが、残った不定期専用船部門などの収益水準が依然低く、投資判断を引き上げるまでには至らないと判断。
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