前場コメント No.5 TASAKI、テンプHD、テラ、アサツーDK、オンキヨーなど

2016/12/14(水) 11:30
★9:12  TASAKI-大幅続落 今期営業益11.8%減見込む 先行き不透明な状況継続で
 TASAKI<7968.T>が大幅続落。同社は13日に、17.10期通期の連結営業利益予想を23.5億円(前期比11.8%減)と発表した。先行き不透明な状況が継続しているが、より一層ブランド戦略を強力に推し進め、国内における小売売り上げの拡大、グローバル展開の推進、商品ラインナップの拡充に取り組むとしている。
 16.10期通期の連結営業利益は26.6億円(前期比4.3%増)だった。真珠およびダイヤモンドの定番商品ならびにブライダル商品が堅調に推移したことが寄与した。通期の会社計画は30.0億円だったので着地は下振れた。

★9:12  G-FACTORY-買い気配 1:5の株式分割を実施
 G-FACTORY<3474.T>が買い気配。同社は13日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。12月31日(実質12月30日)を基準日に、普通株式1株につき5株の割合で分割する。

★9:13  テンプHD-SMBC日興が目標株価引き上げ グループ内シナジー効果で成長加速
 テンプホールディングス<2181.T>が3日続伸。SMBC日興証券では、グループ内シナジー効果の高まりで成長が加速していると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2600円→2700円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。派遣および人材紹介が想定以上に好調であることに加え、人材紹介でのグループ内シナジーの高まりによって成長ペースが加速するとみているため。
 従来から最も印象が変わったのが、“グループ内の営業網を活かした人材紹介が軌道に乗り始めてきた”点。これは2013年にインテリジェンスを買収した際に最も期待されていたシナジーではあるが、従来までは好調な既存事業へのリソース配分や体制整備などにより十分なシナジー効果は発揮されていなかった。中期的には15%超の高い利益成長が続くとみることに加え、シナジー効果の高まりが株式市場では十分に織り込まれていないことを踏まえれば、評価再考の余地は大きいと判断。割安感は強まっていると指摘。

★9:13  テラ-3日続伸 MSMUFG証券に新株予約権割り当て 17億8149万円調達へ
 テラ<2191.T>が3日続伸。同社は13日、モルガン・スタンレーMUFG証券を割当先とする第三者割当で行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権を発行すると発表した。
 治験実施のための研究開発に係る費用などに充てる。同社はモルガン・スタンレーMUFG証券に新株予約権3万個(潜在株式数300万株、当初行使価額597円)を割り当て、手取概算で17億8149万円を調達する。

★9:13  アサツーDK-6日ぶり急反落 今期大幅減配の予想 自社株買いも実施
 アサツーディ・ケイ<9747.T>が6日ぶり急反落。同社は13日、従来未定としていた通期配当金予想を90円(前期は248円)とすると発表した。普通配当のほか創業60周年記念配当を実施する。しかし、前期比での大幅な減配が嫌気され、売りが出ている。
 併せて、上限40万株・10億円の自己株取得枠を設定する。取得期間は2016年12月19日~2017年2月3日。上限40万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は0.96%。

★9:14  オンキヨー-4日ぶり反発 第三者割当でCB発行 5億9500万円調達
 オンキヨー<6628.T>が4日ぶり反発。同社は13日、Evolution Technology, Media and Telecommunications Fund(ケイマン諸島)を割当先とする第三者割当で、無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。
 デジタルオーディオプレーヤー(DAP)、スマートフォン、ヘッドホンなどのモバイル関連製品の開発費用、新規開発製品のマーケティングに必要となる資金を確保するため。同社は同ファンドにCB(総額6億円、転換価額113円、潜在株式数530万9730株)を割り当て、手取概算で5億9500万円を調達する。


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