前場コメント No.6 シーズHD、オプテックス、TOTO、国際石油開発帝石、日本CMKなど

2016/12/14(水) 11:30
★9:15  シーズHD-いちよしがフェアバリュー引き上げ 計画より順調に立ち上がったもよう
 シーズ・ホールディングス<4924.T>が続伸。いちよし経済研究所では、今17.7期は計画より順調に立ち上がったもようとコメント。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは3000円→3300円と引き上げた。
 今17.7期営業利益を会社計画より上方の88億円(前期比7%増)と予想。業績予想を引き上げ、フェアバリューも引き上げるが、本格的な成長軌道への復帰は、国内事業では新基幹システムが稼働し、通販事業のシステムとの連携による顧客管理が体系化され、効率的な収益モデルを構築されるのを待つ必要があるとした。また、17年1月に始まる海外事業の業務提携で、中国事業の拡大ペースについても確認したいとしている。

★9:15  オプテックス-続伸 株主優待を導入 おこめ券贈呈
 オプテックス<6914.T>が続伸。同社は13日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年12月末日時点で100株以上を保有する株主に、おこめ券を贈呈する。

★9:15  TOTO-大和が目標株価引き上げ 中国は下期から利益成長が高まろう
 TOTO<5332.T>が4日ぶり反発。大和証券では、中国は下期から利益成長が高まろうとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4300円→4800円と引き上げた。国内リモデルは、11月からの補助金効果に期待。中国は下期よりウォシュレットの増収効果が利益に表れやすくなる見通し。

★9:16  国際石油開発帝石-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 純利益予想を上方修正
 国際石油開発帝石<1605.T>が小幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、為替前提110円/ドルへの変更により、純利益予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は970円→1040円と引き上げた。
 エクイティストーリーは変更なし。中期的な注目点は、2017年7~9月に豪州のイクシスLNGプロジェクトが生産開始の予定であること。11月30日のOPEC総会では、OPEC全体の生産量を3250万バレル/日に減産することで合意した。そして、報道によると、OPECは非加盟国に対して、合計60万バレル/日の減産を求めている。今後の注目点は、OPEC加盟国だけでなく、OPEC非加盟国の原油生産量の動向になる。三菱UFJMSでは、今回のOPEC減産合意が遵守される可能性は低いとみているとし、原油価格の低下の懸念材料と考えるとした。

★9:17  日本CMK-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 車載向けプリント配線板の拡大期が到来
 日本シイエムケイ<6958.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、車載向けプリント配線板の拡大期が到来したと判断。投資判断「Overweight」を再強調、目標株価を550円→810円と引き上げた。
 車載向けPCB(プリント配線板)事業の拡大が、同社業績を押し上げる局面が到来したと判断。国内の生産能力縮小を9月末で完了した同社は、今後は海外において車載向けを中心に継続的な能力拡大を進める段階に入った。今17.3期はタイの生産能力を16年9月末までに前16.3期末比で30%引き上げた(全社ベースで約10%増に相当)が、来18.3期もさらに追加の30%増強(同約10%増に相当)を決定。「守り」から「攻め」への転換をポジティブに評価するとした。


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