前場コメント No.8 コカコーラウエスト、オリンパス、東芝、日清オイリオ、イードなど
★9:24 コカコーラウエスト-SMBC日興が目標株価引き上げ 米コカコーラとの関係強化を確認
コカ・コーラウエスト<2579.T>が変わらずを挟んで4日続伸。SMBC日興証券では、米国The Coca-Cola Company(TCCC)との電話会議を経て、TCCCがボトラーとの利益相反ではなく、関係を強化する動きを加速していることが確認できたとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3900円→4060円と引き上げた。
ポイントは3点。(1)TCCCは、世界的な再編に伴うコストシナジーが収益性改善に結び付くケースもあれば、トップライン拡大へ再投資されるケースもあり、日本のボトラー再編でも同様の効果がみられるだろうとした。(2)TCCCは日本や海外の一部で、TCCCによるボトラーへの原液販売価格を、固定からボトラーの売上高比例で決める方式へ変えてきたとした。ボトラーに無理な販売数量増を強いず、TCCCがボトラーの痛みを共有する仕組み。(3)TCCCは炭酸から非炭酸への世界的な需要シフトにも対応できているとした。
コカ・コーラウエスト<2579.T>が変わらずを挟んで4日続伸。SMBC日興証券では、米国The Coca-Cola Company(TCCC)との電話会議を経て、TCCCがボトラーとの利益相反ではなく、関係を強化する動きを加速していることが確認できたとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3900円→4060円と引き上げた。
ポイントは3点。(1)TCCCは、世界的な再編に伴うコストシナジーが収益性改善に結び付くケースもあれば、トップライン拡大へ再投資されるケースもあり、日本のボトラー再編でも同様の効果がみられるだろうとした。(2)TCCCは日本や海外の一部で、TCCCによるボトラーへの原液販売価格を、固定からボトラーの売上高比例で決める方式へ変えてきたとした。ボトラーに無理な販売数量増を強いず、TCCCがボトラーの痛みを共有する仕組み。(3)TCCCは炭酸から非炭酸への世界的な需要シフトにも対応できているとした。
★9:32 オリンパス-5日続伸 弛まぬ改善で高まる成長期待 「買い」継続
オリンパス<7733.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、弛まぬ改善で成長期待が高まるとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を4450円→4750円と引き上げた。
GSでは、12月9日開催の青森オリンパス工場見学会に参加。「買い」判断継続の理由は以下の通り。(1)消化器内視鏡の先進国での医療費抑制ニーズ拡大と新興国での普及率上昇に伴う市場成長、(2)外科内視鏡の術式増加と新製品寄与による売上拡大、(3)医療機器の特徴である参入障壁の高さと、高シェアメーカーに有利な競争環境などを背景に持続的な成長を見込む見解は不変。
グローバル競争優位性分析では第1四分位の評価で、セクター内で25%ディスカウントされた現株価は割安と考えるとした。
オリンパス<7733.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、弛まぬ改善で成長期待が高まるとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を4450円→4750円と引き上げた。
GSでは、12月9日開催の青森オリンパス工場見学会に参加。「買い」判断継続の理由は以下の通り。(1)消化器内視鏡の先進国での医療費抑制ニーズ拡大と新興国での普及率上昇に伴う市場成長、(2)外科内視鏡の術式増加と新製品寄与による売上拡大、(3)医療機器の特徴である参入障壁の高さと、高シェアメーカーに有利な競争環境などを背景に持続的な成長を見込む見解は不変。
グローバル競争優位性分析では第1四分位の評価で、セクター内で25%ディスカウントされた現株価は割安と考えるとした。
★9:33 東芝-続伸 がんの重粒子線治療開発で協定 日立・三菱電・住友重機械と
東芝<6502.T>が続伸。14日付の日経新聞朝刊で、同社が日立製作所<6501.T>、三菱電機<6503.T>、住友重機械工業<6302.T>と、がん治療を手掛ける量子科学技術研究開発機構が、重粒子線を照射してがんを治療する先端医療装置を小型化する研究開発協定を締結したと報じられた。
体育館ほどの大きさの装置を一般病棟に設置できるよう小型化し、コストを下げるという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
東芝<6502.T>が続伸。14日付の日経新聞朝刊で、同社が日立製作所<6501.T>、三菱電機<6503.T>、住友重機械工業<6302.T>と、がん治療を手掛ける量子科学技術研究開発機構が、重粒子線を照射してがんを治療する先端医療装置を小型化する研究開発協定を締結したと報じられた。
体育館ほどの大きさの装置を一般病棟に設置できるよう小型化し、コストを下げるという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:35 ファーマフーズ-大幅に4日ぶり反落 1Q営業赤字拡大 先行投資の広告宣伝費7億円計上で
ファーマフーズ<2929.T>が大幅に4日ぶり反落。同社は13日、17.7期1Q(8-10月)の連結営業損益が4.4億円の赤字(前年同期は3.7億円の赤字)だったと発表した。通信販売事業での将来を見据えた積極的な先行投資を行い、広告宣伝費7億円を計上したことが響いた。
ファーマフーズ<2929.T>が大幅に4日ぶり反落。同社は13日、17.7期1Q(8-10月)の連結営業損益が4.4億円の赤字(前年同期は3.7億円の赤字)だったと発表した。通信販売事業での将来を見据えた積極的な先行投資を行い、広告宣伝費7億円を計上したことが響いた。
★9:35 日清オイリオ-SMBC日興が目標株価引き上げ 脱コモディティ戦略の成果を明示すべき
日清オイリオグループ<2602.T>が5日続伸。SMBC日興証券では、脱コモディティ戦略遂行の成果を明示すべきとコメント。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は510円→530円と引き上げた。
今17.3期以降の営業利益予想を76億円から90億円へ18.4%増額。一方、市況動向しだいで業績が予想からかい離する可能性がある。SMBC日興ではむしろ、同社がコモディティ価格に左右されにくい事業構造へ転換できるかどうか、また転換していることが株式市場でも明確に認識できるようなディスクロージャー体制が整うかどうかに注目しているとした。今17.3期上期の投資家向け説明資料で、高付加価値製品の営業増益貢献度の開示が一歩進んだ点を評価。さらなる開示強化に期待したいとした。
日清オイリオグループ<2602.T>が5日続伸。SMBC日興証券では、脱コモディティ戦略遂行の成果を明示すべきとコメント。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は510円→530円と引き上げた。
今17.3期以降の営業利益予想を76億円から90億円へ18.4%増額。一方、市況動向しだいで業績が予想からかい離する可能性がある。SMBC日興ではむしろ、同社がコモディティ価格に左右されにくい事業構造へ転換できるかどうか、また転換していることが株式市場でも明確に認識できるようなディスクロージャー体制が整うかどうかに注目しているとした。今17.3期上期の投資家向け説明資料で、高付加価値製品の営業増益貢献度の開示が一歩進んだ点を評価。さらなる開示強化に期待したいとした。
★9:40 イード-反発 『レスポンス Messengerマガジン』正式オープン
イード<6038.T>が反発。同社は12月13日の大引け後に、8月に開発を公表したチャットボットによるニュース配信サービス『レスポンス Messengerマガジン』について、同日よりFacebookメッセンジャーにおいて正式にオープンしたと発表した。
チャットボットのAIエンジンを開発するZEALS(東京都世田谷区)と共同で開発し、ZEALSが提供する「BOT TREE」をベースに運用を行っている。サイト内の誘導を中心に1カ月弱で5000ユーザーを突破しているとした。
イード<6038.T>が反発。同社は12月13日の大引け後に、8月に開発を公表したチャットボットによるニュース配信サービス『レスポンス Messengerマガジン』について、同日よりFacebookメッセンジャーにおいて正式にオープンしたと発表した。
チャットボットのAIエンジンを開発するZEALS(東京都世田谷区)と共同で開発し、ZEALSが提供する「BOT TREE」をベースに運用を行っている。サイト内の誘導を中心に1カ月弱で5000ユーザーを突破しているとした。
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