前場コメント No.7 京成、オービス、太平洋セメント、宇部興産、ノムラシステムなど
★9:27 京成電鉄－丸三が目標株価引き上げ 成田空港関連の力強い拡大が続くと見る
京成電鉄<9009.T>が7日続伸。丸三証券では、成田空港関連の力強い拡大が続くと想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を3040円→3500円と引き上げた。
「買い」継続の理由は、（1）成田空港関連の力強い拡大をけん引役として、運輸収入の好調が続くと予想すること、（2）持ち分法投資対象で東京ディズニーランド/ディズニーシーを運営するオリエンタルランドの競争力は強く、段階的な値上げや新アトラクション導入などで中長期的に高水準の利益貢献が期待できると考えること、（3）業種内相対PERやオリエンタルランド株の保有価値と比較した株価の割安感の3点。目標株価は、来18.3期予想PER15倍→17倍に変更（鉄道業界・私鉄各社・東証1部全体の平均を参考に設定、今回は平均PER上昇や業績予想の引き上げを考慮）して算出。
京成電鉄<9009.T>が7日続伸。丸三証券では、成田空港関連の力強い拡大が続くと想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を3040円→3500円と引き上げた。
「買い」継続の理由は、（1）成田空港関連の力強い拡大をけん引役として、運輸収入の好調が続くと予想すること、（2）持ち分法投資対象で東京ディズニーランド/ディズニーシーを運営するオリエンタルランドの競争力は強く、段階的な値上げや新アトラクション導入などで中長期的に高水準の利益貢献が期待できると考えること、（3）業種内相対PERやオリエンタルランド株の保有価値と比較した株価の割安感の3点。目標株価は、来18.3期予想PER15倍→17倍に変更（鉄道業界・私鉄各社・東証1部全体の平均を参考に設定、今回は平均PER上昇や業績予想の引き上げを考慮）して算出。
★9:30 オービス－急落 今期46％営業減益見込む 前期25％増益着地
オービス<7827.T>が急落。同社は14日、17.10期通期の営業利益予想を3.1億円（前期比46.4％減）とすると発表した。
16.10期通期の営業利益は5.8億円（前の期比24.8％増）だった。新規・休眠顧客の開拓や既存顧客との関係強化などの戦略を積極的に推進した。
オービス<7827.T>が急落。同社は14日、17.10期通期の営業利益予想を3.1億円（前期比46.4％減）とすると発表した。
16.10期通期の営業利益は5.8億円（前の期比24.8％増）だった。新規・休眠顧客の開拓や既存顧客との関係強化などの戦略を積極的に推進した。
★9:31 太平洋セメント－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 米国セメントが業績のけん引役に
太平洋セメント<5233.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期以降は米国のセメント需要増加が業績回復のけん引役になると想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を400円→430円と引き上げた。
セメント国内需要の回復の遅れや石炭価格の上昇を予想し、営業利益予想を下方修正。しかし、来18.3期以降は米国を中心とする海外の増益が業績回復をけん引すると予想。
米国西海岸のセメント需要の増加が、同社の業績回復をけん引するとのエクイティストーリーを継続。米国でのセメント事業の展開エリアである西海岸では、今17.3期の需要が前年並みにとどまるが、来18.3期からは再び年率5～7％程度の成長率に回帰すると予想し、全社の業績回復のけん引役になるとの見方を示した。
太平洋セメント<5233.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期以降は米国のセメント需要増加が業績回復のけん引役になると想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を400円→430円と引き上げた。
セメント国内需要の回復の遅れや石炭価格の上昇を予想し、営業利益予想を下方修正。しかし、来18.3期以降は米国を中心とする海外の増益が業績回復をけん引すると予想。
米国西海岸のセメント需要の増加が、同社の業績回復をけん引するとのエクイティストーリーを継続。米国でのセメント事業の展開エリアである西海岸では、今17.3期の需要が前年並みにとどまるが、来18.3期からは再び年率5～7％程度の成長率に回帰すると予想し、全社の業績回復のけん引役になるとの見方を示した。
★9:38 宇部興産－ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 株価が目標株価に達したため
宇部興産<4208.T>が続落。ジェフリーズ証券では、業績予想に変更はないものの、株価が目標株価に達したため、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は250円を継続。
国内のセメント需要は減少を続けているが、カプロラクタムのマージンは4カ月ほど変化なく推移。前16.3期よりカプロラクタムのマージンが低位にとどまり、国内のセメント出荷数量も下落した状態が続くとみるため、今17.3期、来18.3期については前16.3期より減益となる310億円程度の営業利益と予想。今後6～9カ月以内に、国内のセメント需要が大きく回復するとはみていないとした。
宇部興産<4208.T>が続落。ジェフリーズ証券では、業績予想に変更はないものの、株価が目標株価に達したため、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は250円を継続。
国内のセメント需要は減少を続けているが、カプロラクタムのマージンは4カ月ほど変化なく推移。前16.3期よりカプロラクタムのマージンが低位にとどまり、国内のセメント出荷数量も下落した状態が続くとみるため、今17.3期、来18.3期については前16.3期より減益となる310億円程度の営業利益と予想。今後6～9カ月以内に、国内のセメント需要が大きく回復するとはみていないとした。
★9:43 ＳＭＣ－ジェフリーズが「極めて固定化され、監視体制に欠ける取締役会」と指摘
ＳＭＣ<6273.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、「極めて固定化され、監視体制に欠ける取締役会」と題したレポートを公表。
先日の批判を受け、同社の会計監査に対する懸念が浮上していると指摘。ジェフリーズでは、それらの懸念には触れないとしたが、取締役会体制に関する独自の評価点に基づくと、ＳＭＣはTOPIX 500構成企業の中で、最下位である点を強調したいとした。他の疑惑の真意はともかく、ＳＭＣの劣悪なコーポレート・ガバナンスと独立性のある監視体制の欠如は懸念材料とコメント。なお、「BUY」レーティングは維持するとし、同社の利益成長と市場シェア拡大が論拠とした。
ＳＭＣ<6273.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、「極めて固定化され、監視体制に欠ける取締役会」と題したレポートを公表。
先日の批判を受け、同社の会計監査に対する懸念が浮上していると指摘。ジェフリーズでは、それらの懸念には触れないとしたが、取締役会体制に関する独自の評価点に基づくと、ＳＭＣはTOPIX 500構成企業の中で、最下位である点を強調したいとした。他の疑惑の真意はともかく、ＳＭＣの劣悪なコーポレート・ガバナンスと独立性のある監視体制の欠如は懸念材料とコメント。なお、「BUY」レーティングは維持するとし、同社の利益成長と市場シェア拡大が論拠とした。
★9:43 ノムラシステム－急騰 配当政策の基本方針変更 配当性向40％以上の安定配当へ
ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が急騰。同社は14日に、配当政策の基本方針を変更すると発表した。これまで内部留保の充実を重要として配当は実施していなかったが、今回の変更で、配当性向40％以上の安定配当を継続的に行っていくことを基本方針とした。
ノムラシステムコーポレーション<3940.T>が急騰。同社は14日に、配当政策の基本方針を変更すると発表した。これまで内部留保の充実を重要として配当は実施していなかったが、今回の変更で、配当性向40％以上の安定配当を継続的に行っていくことを基本方針とした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
