前場コメント No.8 双日、ブランジスタ、リクルート、住友大阪セメント、ニトリなど

2016/12/15(木) 11:30
★9:46  日本電気硝子-SMBC日興が目標株価引き上げ 液晶ガラスの需給はタイトになる見込み
 日本電気硝子<5214.T>が小幅反発。SMBC日興証券では、2017年の液晶ガラスの需給はタイトになると想定。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は540円→615円と引き上げた。
 2017年の液晶ガラスは、業界全体としてタイトな需給バランスになる見込み。2017年の液晶ガラス業界全体の販売数量は、メインのアプリケーションである液晶テレビの平均インチサイズの拡大を背景に前年比5.2%増と予想。2017年の液晶ガラスの業界全体の稼働率は95.6%と2016年の93.8%に比べて高くなると想定。タイトな需給を背景に、各社の液晶ガラスの平均販売価格の下落率は10%未満になる可能性が高いとの見方を示した。

★9:46  双日-大和が目標株価引き上げ 稼ぐ力の強化に向けた取り組みの具現化が待たれる
 双日<2768.T>が小動き。大和証券では、稼ぐ力の強化に向けた取り組みの具現化が待たれるとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は260円→330円と引き上げた。石炭価格上昇などで今17.3期~19.3期の大和純利益予想を上方修正。下期は高リターン案件の投融資積み上げに期待。

★9:49  ブランジスタ-急騰 「神の手」第16弾企画稼働 サンリオ・乃木坂46とコラボ
 ブランジスタ<6176.T>が急騰。同社は14日、傘下のブランジスタゲーム(渋谷区)が、サンリオ<8136.T>とアイドルグループの乃木坂46とのコラボによる、3Dクレーンゲーム「神の手」の第16弾企画を稼働すると発表した。
 今回の景品は限定8000個の乃木坂46の16名のメンバーそれぞれがシナモロールに変身したぬいぐるみマスコット。メンバーごとに30個ずつ本人の直筆サイン付きも用意しているという。利用者拡大への期待から、買いが入っている。

★9:54  リクルート-SMBC日興が目標株価引き上げ 新規連結の寄与や既存事業好調を反映
 リクルートホールディングス<6098.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、新規連結の寄与や既存事業好調を反映させ、業績予想を修正。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5000円→5400円と引き上げた。
 主要3事業とも好調に推移していると想定。また、今17.3期に入り中期的な経営指標をEBITDAから調整後EPSへ変更、来18.3期よりIFRSへの移行を決定するなど、経営方針や方向性の株式市場に対する「見せ方、伝え方」が変わった。これにより、従来よりも株式市場からの理解を得やすくなった点も評価できるとした。今後は、成長投資と株主還元のバランスをとったキャッシュマネジメントに注目。

★9:54  住友大阪セメント-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 業績予想を下方修正
 住友大阪セメント<5232.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、セメント国内需要の回復の遅れと石炭価格の上昇で業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は490円→480円と引き下げた。
 セメント国内需要の回復が遅れ、同社の相対株価と連動性の高い国内セメントの出荷在庫モメンタムが今後悪化すると予想するため、レーティングは「Neutral」を継続。今17.3期会社計画の下方修正により株価が下落し、目標株価とのかい離が拡大しているが、当面は株価上昇のカタリストに乏しい状況が続くと予想。

★9:56  ニトリHD-4日続伸 中国の店舗展開加速 22年までに100店舗展開計画
 ニトリホールディングス<9843.T>が4日続伸。15日付の日刊工業新聞で、中国での店舗展開を加速すると報じられた。
 これまで2年間に計10店舗を出店しており、店舗での市場調査などを経て大量出店のめどが付いたと判断。今後2年間は年10店舗ずつ、その後は年20店程度のペースで店舗を設ける。現時点で進出している武漢、上海のほか、青島や北京などで、地域を支配するドミナント戦略の体制を敷くとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。


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