前場コメント No.10 ＩＤＥＣ、山王、マキタ、アストマックス、フジコーポなど
★10:19 ＩＤＥＣ－続伸 フランス MMI社を子会社化 製品の共同開発などシナジー期待
ＩＤＥＣ<6652.T>が変わらず挟み続伸。同社は15日9時に、産業用スイッチ事業などを展開するAPEM SASやその子会社であるAPEMなどを保有する持株会社であるフランスのMMI社の全株式を取得し子会社とすると発表した。
APEMグループを子会社とすることによりＩＤＥＣグループとして、APEMグループとの技術補完を活かすことで製品ラインアップを拡充し、マテリアル・ハンドリングや農業機械といった特殊機械などの市場への進出。また、製品の共同開発や共同購買、製造能力の最適化を通じたコストシナジーの実現などのシナジーが期待できるという。株式譲渡実行日は2017年1月16日を予定、取得価額は約295億円。また、今回の買収にのために、288億円の資金の借り入れを行うことも発表した。
ＩＤＥＣ<6652.T>が変わらず挟み続伸。同社は15日9時に、産業用スイッチ事業などを展開するAPEM SASやその子会社であるAPEMなどを保有する持株会社であるフランスのMMI社の全株式を取得し子会社とすると発表した。
APEMグループを子会社とすることによりＩＤＥＣグループとして、APEMグループとの技術補完を活かすことで製品ラインアップを拡充し、マテリアル・ハンドリングや農業機械といった特殊機械などの市場への進出。また、製品の共同開発や共同購買、製造能力の最適化を通じたコストシナジーの実現などのシナジーが期待できるという。株式譲渡実行日は2017年1月16日を予定、取得価額は約295億円。また、今回の買収にのために、288億円の資金の借り入れを行うことも発表した。
★10:20 山王－大幅反発 1Q営業黒字転換 上期計画も超過 歩留り改善・生産性向上で
山王<3441.T>が大幅反発。同社は14日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業利益が4400万円（前年同期は1億9200万円の赤字）だったと発表した。上期計画4000万円を超過した。
スマートフォン向け製品や車載向け製品などの主力製品を中心に積極的に営業したほか、歩留り改善、生産性向上、経費削減などの収益改善施策も奏功した。
山王<3441.T>が大幅反発。同社は14日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業利益が4400万円（前年同期は1億9200万円の赤字）だったと発表した。上期計画4000万円を超過した。
スマートフォン向け製品や車載向け製品などの主力製品を中心に積極的に営業したほか、歩留り改善、生産性向上、経費削減などの収益改善施策も奏功した。
★10:21 マキタ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 日本・西欧で堅調が続く
マキタ<6586.T>が変わらずを挟んで続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、日本、西欧で堅調が続いており、業績予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は6300円→7700円と引き上げた。
今17.3期営業利益予想を616億円→654億円、来18.3期を633億円→711億円に上方修正。注目点は2つ。（1）同社は中国で主に生産していることに加え、欧州地域での売上構成比が高いことから、ユーロ/人民元レートが同社業績に大きな影響を与える。加えて、上記通貨以外の為替感応度が徐々に大きくなっており、全体的な通貨動向に留意する必要がある。（2）相対的に利益率が高い日本と西欧地域の好調なトレンドがどこまで続くかもポイント。ＳＭＢＣ日興予想では伸び率は小さくなるものの、来18.3期も増収基調が続く前提としている（日本は前期比2％増、西欧地域は4％増の前提）。
マキタ<6586.T>が変わらずを挟んで続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、日本、西欧で堅調が続いており、業績予想を上方修正。投資評価「2（中立）」を継続も、目標株価は6300円→7700円と引き上げた。
今17.3期営業利益予想を616億円→654億円、来18.3期を633億円→711億円に上方修正。注目点は2つ。（1）同社は中国で主に生産していることに加え、欧州地域での売上構成比が高いことから、ユーロ/人民元レートが同社業績に大きな影響を与える。加えて、上記通貨以外の為替感応度が徐々に大きくなっており、全体的な通貨動向に留意する必要がある。（2）相対的に利益率が高い日本と西欧地域の好調なトレンドがどこまで続くかもポイント。ＳＭＢＣ日興予想では伸び率は小さくなるものの、来18.3期も増収基調が続く前提としている（日本は前期比2％増、西欧地域は4％増の前提）。
★10:32 三菱マテリアル－ＭＳＭＵＦＧが「UW」へ引き下げ 株価上昇で割安感後退
三菱マテリアル<5711.T>が4日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、株価上昇で割安感が後退したことから、投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」と引き下げた。目標株価は2700円→3200円と引き上げた。
非鉄製錬各社は円安と金属市況上昇で、今17.3期、来18.3期業績への期待値が上昇している。ただし、株価への織り込みは進展済み。主に供給ボトルネックの発生（特に石炭/亜鉛など一部分野）や需要回復への期待値の高まりを反映し、金属市況はボトムアウト。株式市場は企業業績の市況感応度に敏感に反応してきたとみられ、すでに3Q決算発表における業績上ブレ期待については、株価への織り込みが進んだと考えられるとした。ＭＳＭＵＦＧでは、業界内での出遅れ銘柄に注目する投資スタンスとした。
三菱マテリアル<5711.T>が4日続落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、株価上昇で割安感が後退したことから、投資判断を「Equal-weight」→「Underweight」と引き下げた。目標株価は2700円→3200円と引き上げた。
非鉄製錬各社は円安と金属市況上昇で、今17.3期、来18.3期業績への期待値が上昇している。ただし、株価への織り込みは進展済み。主に供給ボトルネックの発生（特に石炭/亜鉛など一部分野）や需要回復への期待値の高まりを反映し、金属市況はボトムアウト。株式市場は企業業績の市況感応度に敏感に反応してきたとみられ、すでに3Q決算発表における業績上ブレ期待については、株価への織り込みが進んだと考えられるとした。ＭＳＭＵＦＧでは、業界内での出遅れ銘柄に注目する投資スタンスとした。
★10:33 アストマックス－大幅反落 11月運用資産は前月比1.57％増加
アストマックス<7162.T>が大幅反落。同社は14日、11月のグループが運用する資産残高が、3796億8900万円だったと発表した。前月比で58億5200万円（1.57％）増加した。しかし前日に株価は急騰しており、ポジティブな影響は限定的だ。
アストマックス<7162.T>が大幅反落。同社は14日、11月のグループが運用する資産残高が、3796億8900万円だったと発表した。前月比で58億5200万円（1.57％）増加した。しかし前日に株価は急騰しており、ポジティブな影響は限定的だ。
★10:36 フジ・コーポ－大幅続落 今期営業益4.0％増見込むも市場コンセンサス下回る
フジ・コーポレーション<7605.T>が大幅続落。同社は14日に、17.10期通期の連結営業利益予想を22.9億円（前期比4.0％増）と発表した。新規出店において出店コストが抑えられる居抜店舗型の出店も積極的に取り入れ、また更なる多店舗化を図る上で必要不可欠となる物流システムの強化を推し進めるとしている。市場コンセンサスは28.0億円となっている。
16.10期通期の連結営業利益は22.0億円（前期比0.1％増）だった。2016年9月竣工の第3ロジスティクスおよび自動組込装置が順調に稼働したことが奏功した。通期の会社計画は24.0億円だったので着地はやや下振れた。
フジ・コーポレーション<7605.T>が大幅続落。同社は14日に、17.10期通期の連結営業利益予想を22.9億円（前期比4.0％増）と発表した。新規出店において出店コストが抑えられる居抜店舗型の出店も積極的に取り入れ、また更なる多店舗化を図る上で必要不可欠となる物流システムの強化を推し進めるとしている。市場コンセンサスは28.0億円となっている。
16.10期通期の連結営業利益は22.0億円（前期比0.1％増）だった。2016年9月竣工の第3ロジスティクスおよび自動組込装置が順調に稼働したことが奏功した。通期の会社計画は24.0億円だったので着地はやや下振れた。
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