前場コメント No.5 トヨタ紡織、ジオネクスト、パーク24、東芝、アステラスなど

2016/12/20(火) 11:30
★9:15  トヨタ紡織-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 足元は好調 中長期施策も盤石
 トヨタ紡織<3116.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、足元は好調で中長期施策も盤石であり、株価は割安と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2800円→3100円と引き上げた。
 「新フレームの導入による付加価値向上と想定以上のリストラ断行による成長シナリオ」というエクイティストーリーに変更はなし。収益向上ペースは、国内・海外ともに想定を上回っており、ドル110円などに前提を変更し、業績予想を再度大幅に上方修正。為替感応度が低い点は足元の円安基調では相対的に不利に作用するが、受注確度が高い来18.3期までを視野に入れるとPERは10倍弱となり割安感が生じるため、さらなる株価上昇余地が引き続きあると判断。
 上期決算発表時に明らかにされた中期経営実行計画は目指す営業利益率が現状並みであり、落胆された面は否めない。三菱UFJMSでは、リスクを多分に織り込んだミニマムなものととらえている一方、意欲的な施策も多く、同社のさらなる変貌の確度を高める材料として評価しているとした。

★9:16  ジオネクスト-大幅に3日ぶり反発 子会社が太陽光発電所に係るEPC工事に関する契約締結
 ジオネクスト<3777.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は19日に、子会社であるエリアエナジー(東京都千代田区)が、自社で保有する石巻太陽光発電所について、EPC工事に関する契約を締結したと発表した。
 EPC工事は発電所建設のための請負契約。なお、今般の工事の請負契約の締結により、完成後の予定発電量は611kw となる。工事の完成は、2017年5月頃を予定しており、2017年6月末には売電開始を見込んでいるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:16  パーク24-大和が目標株価引き上げ 投資拡大も増益基調 積極的な株主還元
 パーク24<4666.T>が小幅反落。大和証券では、投資拡大も増益基調であり、積極的な株主還元に注目とコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は3300円→3400円と引き上げた。
 前16.10期営業利益は214億円(前の期比+14.5%)で、カーシェアは好調であり、内容的に好感される。次世代投資(新規事業、海外)を拡大も、今17.10期も増益基調との見方を示した。

★9:16  名港海運-堅調 上限20万株・2億円の自己株取得枠を設定
 名港海運<9357.NG>が堅調。同社は19日、上限20万株・2億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は2016年12月20日~2017年3月31日。上限20万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は0.66%。

★9:17  東芝-大幅反落 特設注意市場銘柄の指定継続
 東芝<6502.T>が大幅反落。同社は19日、同社株式の東京証券取引所・名古屋証券取引所からの特設注意市場銘柄の指定が継続すると発表した。
 なお、同指定から1年6カ月を経過した日(2017年3月15日)以後に、同社が再提出する内部管理体制確認書の内容などを同証券取引所が確認し、改善がなされなかったと認められた場合には、同社株式は上場廃止となる。

★9:17  アステラス-4日続伸 グアニル酸シクラーゼC受容体アゴニストで製造販売承認を取得
 アステラス製薬<4503.T>が4日続伸。同社は19日、Ironwood Pharmaceuticals(米国マサチューセッツ州)から導入し、日本で開発しているグアニル酸シクラーゼC受容体アゴニスト「リンゼス錠0.25mg」に関し、便秘型過敏性腸症候群の効能・効果で、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。
 今回の承認取得は、主にIBS-Cの成人患者を対象として日本で実施した第III相試験のプラセボ対照二重盲検並行群間比較試験の結果に基づいているという。


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