前場コメント No.13 東洋製缶G、ヤオコー、大林組、ツルハ、アルフレッサなど
★10:41 東洋製缶G-野村が目標株価引き上げ 営業利益の会社計画達成は難しい
東洋製缶グループホールディングス<5901.T>が4日ぶり反落。野村証券では、営業利益の会社計画達成は難しいとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2150円→2250円と引き上げた。
原材料の調達コスト増加などを反映させ、今17.3期以降の営業利益予想を下方修正。足元で円安・ドル高が進行しており、原油価格も反転し、鋼材価格も今後の上昇が見込まれ、会社計画の営業利益の達成は厳しいと判断されるとした。また、ドル高に関しては、米国子会社の製缶機械事業での競争力低下につながる可能性にも留意したいとコメント。今後の成長ストーリー、株主還元の積極化などが示されない中では、株価の上昇は見込みづらいとした。
東洋製缶グループホールディングス<5901.T>が4日ぶり反落。野村証券では、営業利益の会社計画達成は難しいとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2150円→2250円と引き上げた。
原材料の調達コスト増加などを反映させ、今17.3期以降の営業利益予想を下方修正。足元で円安・ドル高が進行しており、原油価格も反転し、鋼材価格も今後の上昇が見込まれ、会社計画の営業利益の達成は厳しいと判断されるとした。また、ドル高に関しては、米国子会社の製缶機械事業での競争力低下につながる可能性にも留意したいとコメント。今後の成長ストーリー、株主還元の積極化などが示されない中では、株価の上昇は見込みづらいとした。
★10:48 ヤオコー-4日続伸 2割増収との観測 18.3期
ヤオコー<8279.T>が4日続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結売上高が、今期予想比2割増の4000億円前後になりそうだと報じられた。
食品スーパーの買収や、新規出店が寄与するという。規模拡大で商品調達力などを高め、利益成長を目指すとされる。
ヤオコー<8279.T>が4日続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結売上高が、今期予想比2割増の4000億円前後になりそうだと報じられた。
食品スーパーの買収や、新規出店が寄与するという。規模拡大で商品調達力などを高め、利益成長を目指すとされる。
★10:50 大林組-みずほが目標株価引き上げ 新中期経営計画やカジノ関連の動向に注目
大林組<1802.T>が反発。みずほ証券では、新中期経営計画やカジノ関連の動向に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は1150円→1240円と引き上げた。
業績予想と適用する株価バリュエーション水準を見直したことで、目標株価は引き上げ。今17.3期業績そのものは前期比で増収増益を予想するなど底堅く推移するとみているとしたが、民間建築事業の需要減少の影響を相対的に強く受ける可能性があると判断。みずほでは、一段の株価上昇には現行の保守的な中期経営計画目標値(18.3期の営業利益で450億円程度)の見直しや、株主還元などの取り組みが必要だろうとしていたが、少なくとも中期経営計画について会社側は、年度内に来18.3期をスタートとする新計画を発表する予定としていると注目。
大林組<1802.T>が反発。みずほ証券では、新中期経営計画やカジノ関連の動向に注目。投資判断「中立」を継続、目標株価は1150円→1240円と引き上げた。
業績予想と適用する株価バリュエーション水準を見直したことで、目標株価は引き上げ。今17.3期業績そのものは前期比で増収増益を予想するなど底堅く推移するとみているとしたが、民間建築事業の需要減少の影響を相対的に強く受ける可能性があると判断。みずほでは、一段の株価上昇には現行の保守的な中期経営計画目標値(18.3期の営業利益で450億円程度)の見直しや、株主還元などの取り組みが必要だろうとしていたが、少なくとも中期経営計画について会社側は、年度内に来18.3期をスタートとする新計画を発表する予定としていると注目。
★10:54 ツルハHD-みずほが目標株価引き下げ 記録的な天候不順の中で実質2ケタ営業増益
ツルハホールディングス<3391.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、記録的な天候不順の中でも実質2ケタ営業増益を達成した点を評価し、投資判断「買い」を継続した。目標株価は14500円→14000円と引き下げた。
今17.5期上期(6~11月)業績は、前年同期比30.9%営業増益。記録的な天候不順により売上高がやや伸び悩んだが、会社計画に対して若干の未達をみていたみずほ予想(29.5%営業増益)と比較して、大きなサプライズはないとした。月次販売動向などを踏まえて業績予想を若干下方修正するとしたが、西日本でのシェア上昇やM&A(合併・買収)による業績拡大の可能性に注目するスタンスに変更はないとした。
ツルハホールディングス<3391.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、記録的な天候不順の中でも実質2ケタ営業増益を達成した点を評価し、投資判断「買い」を継続した。目標株価は14500円→14000円と引き下げた。
今17.5期上期(6~11月)業績は、前年同期比30.9%営業増益。記録的な天候不順により売上高がやや伸び悩んだが、会社計画に対して若干の未達をみていたみずほ予想(29.5%営業増益)と比較して、大きなサプライズはないとした。月次販売動向などを踏まえて業績予想を若干下方修正するとしたが、西日本でのシェア上昇やM&A(合併・買収)による業績拡大の可能性に注目するスタンスに変更はないとした。
★10:57 クリーク&リバー-続伸 医療の営業利益2.4倍に 20.2期
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社が20.2期に医療事業の営業利益を前期比2.4倍の10億円程度まで伸ばすと報じられた。深刻な医師不足を背景に、医師の転職の仲介サービスが拡大するという。
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社が20.2期に医療事業の営業利益を前期比2.4倍の10億円程度まで伸ばすと報じられた。深刻な医師不足を背景に、医師の転職の仲介サービスが拡大するという。
★10:58 アルフレッサ-SMBC日興が目標株価引き下げ 下期も厳しい価格交渉が続く
アルフレッサホールディングス<2784.T>が4日ぶり反落。SMBC日興証券では、再交渉先が増え、下期も厳しい価格交渉が続くと想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
最近の毎年薬価改定の議論を踏まえて、今17.3期~19.3期業績予想を減額修正。主因は、医薬品卸売業における市場低迷と想定以上の価格低下。
1Q決算は営業利益100億円(35.8%増)と好決算であったが、2Q決算(7~9月期)の営業利益は19億円(77.2%減)と大幅に縮小。6月末時点で医療用医薬品の価格妥結率は20.4%と低水準だったが、9月末に95.4%と一気に価格交渉が進んだ形。1Qの未妥結取引分(79.6%)で設定した仮価格を下回る妥結が増加したため、2Qでは1Q分の粗利益分も遡及する形となり、同事業の粗利益率は1Q:6.54%→2Q:5.15%と歪な減少となった。3Q以降も妥結した顧客が再度価格交渉するケースが増えており、下期の価格交渉も予断を許さない状況であるようだとした。
アルフレッサホールディングス<2784.T>が4日ぶり反落。SMBC日興証券では、再交渉先が増え、下期も厳しい価格交渉が続くと想定。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
最近の毎年薬価改定の議論を踏まえて、今17.3期~19.3期業績予想を減額修正。主因は、医薬品卸売業における市場低迷と想定以上の価格低下。
1Q決算は営業利益100億円(35.8%増)と好決算であったが、2Q決算(7~9月期)の営業利益は19億円(77.2%減)と大幅に縮小。6月末時点で医療用医薬品の価格妥結率は20.4%と低水準だったが、9月末に95.4%と一気に価格交渉が進んだ形。1Qの未妥結取引分(79.6%)で設定した仮価格を下回る妥結が増加したため、2Qでは1Q分の粗利益分も遡及する形となり、同事業の粗利益率は1Q:6.54%→2Q:5.15%と歪な減少となった。3Q以降も妥結した顧客が再度価格交渉するケースが増えており、下期の価格交渉も予断を許さない状況であるようだとした。
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