前場コメント No.9 ＡｐｐＢａｎｋ、ヤマハ発動機、ナブテスコ、野村総研、信越化学など
★9:55 ＡｐｐＢａｎｋ－急反落 仕入れ先メーカーのiPhoneケースデザイン盗用 動画で謝罪配信
ＡｐｐＢａｎｋ<6177.T>が急反落。一部メディアで、同社がiPhoneケース仕入れ先のスマホアクセサリーメーカーのデザインを盗用したと報じられ、材料視されている。
モバイルバッテリーメーカー「cheero」の創業メンバーで、現在はスマホアクセサリーメーカー「トーモ」代表の東智美氏のFacebookによると、トーモの手がける「RAKUNI」ブランドのiPhoneケースデザインを同社が盗用したという。同社は同件について、謝罪会見の動画を配信しており、「トーモ側が持つ（RAKUNIの）実用新案に対する勉強が足りなかった」「世にあるiPhoneケースのいいとこ取りをしようとした結果」などとコメントしているとした。
ＡｐｐＢａｎｋ<6177.T>が急反落。一部メディアで、同社がiPhoneケース仕入れ先のスマホアクセサリーメーカーのデザインを盗用したと報じられ、材料視されている。
モバイルバッテリーメーカー「cheero」の創業メンバーで、現在はスマホアクセサリーメーカー「トーモ」代表の東智美氏のFacebookによると、トーモの手がける「RAKUNI」ブランドのiPhoneケースデザインを同社が盗用したという。同社は同件について、謝罪会見の動画を配信しており、「トーモ側が持つ（RAKUNIの）実用新案に対する勉強が足りなかった」「世にあるiPhoneケースのいいとこ取りをしようとした結果」などとコメントしているとした。
★9:57 東京エレクトロン－ＣＬＳＡが「買い」へ引き上げ 3Qの数字は強いと予想
東京エレクトロン<8035.T>が7日続伸。クレディ・アグリコル証券（ＣＬＳＡ）が、投資判断を「O-PF」→「買い」、目標株価を10600円→13400円と引き上げたことが観測されている。3Qの数字は強いと予想。2017年の設備（WFE）支出については、ほとんどの半導体製造装置（SPE）企業で現在よりも強くなるとの見方。
東京エレクトロン<8035.T>が7日続伸。クレディ・アグリコル証券（ＣＬＳＡ）が、投資判断を「O-PF」→「買い」、目標株価を10600円→13400円と引き上げたことが観測されている。3Qの数字は強いと予想。2017年の設備（WFE）支出については、ほとんどの半導体製造装置（SPE）企業で現在よりも強くなるとの見方。
★9:57 ヤマハ発動機－丸三が目標株価引き上げ 17.12期は好業績への期待高まる
ヤマハ発動機<7272.T>が3日ぶり反発。丸三証券では、来17.12期は好業績への期待が高まるとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を2800円→3200円と引き上げた。
「買い」継続の理由は、（1）新興国二輪（高付加価値モデルの拡販や共通プラットフォーム採用による採算改善が続く）や、大型船外機（船内機からメンテナンスが容易な船外機へのシフトなどで、ヤマハ発が強い大型船外機の市場が拡大している）など中期的な成長材料が豊富なこと、（2）ASEANの売上構成比が高い一方、丸三が経済の先行きを慎重に見るべきと考える中国向けの売り上げが少ないため。インドネシア・ベトナム・フィリピンといった新興国二輪や北米船外機をけん引役として、来17.12期は2ケタ営業増益になる見通し。
ヤマハ発動機<7272.T>が3日ぶり反発。丸三証券では、来17.12期は好業績への期待が高まるとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を2800円→3200円と引き上げた。
「買い」継続の理由は、（1）新興国二輪（高付加価値モデルの拡販や共通プラットフォーム採用による採算改善が続く）や、大型船外機（船内機からメンテナンスが容易な船外機へのシフトなどで、ヤマハ発が強い大型船外機の市場が拡大している）など中期的な成長材料が豊富なこと、（2）ASEANの売上構成比が高い一方、丸三が経済の先行きを慎重に見るべきと考える中国向けの売り上げが少ないため。インドネシア・ベトナム・フィリピンといった新興国二輪や北米船外機をけん引役として、来17.12期は2ケタ営業増益になる見通し。
★10:00 ナブテスコ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 精密機器と航空・油圧機器で増益が続く
ナブテスコ<6268.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、精密機器と航空・油圧機器事業にけん引され、増益が続くと予想。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
来17.12期の航空事業では、B777向けは減産の影響を受けるが、2017年上期に納入開始が予定されているB737MAX向けの供給増加を見込んでいるとした。B737MAXは11月末時点で3346機の受注残を抱えており、月産レートの引き上げは早いと考えられる。同社は岐阜工場で生産能力増強を進めており、減価償却費の増加が見込まれる中で、生産効率を順調に向上させていけるかに注目しているとした。
ナブテスコ<6268.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、精密機器と航空・油圧機器事業にけん引され、増益が続くと予想。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2600円→3000円と引き上げた。
来17.12期の航空事業では、B777向けは減産の影響を受けるが、2017年上期に納入開始が予定されているB737MAX向けの供給増加を見込んでいるとした。B737MAXは11月末時点で3346機の受注残を抱えており、月産レートの引き上げは早いと考えられる。同社は岐阜工場で生産能力増強を進めており、減価償却費の増加が見込まれる中で、生産効率を順調に向上させていけるかに注目しているとした。
★10:05 ＮＲＩ－底堅い 3Q累計営業益横ばいとの観測 証券向け売買システムの運用収入持ち直し
野村総合研究所<4307.T>が底堅い。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が430億円前後と、過去最高だった前年同期（432億円）並みになりそうだと報じられた。
東京株式市場で11月以降の売買が活発になり、証券会社向けの株式売買システムの運用収入が持ち直したという。システム開発の採算も改善し、子会社の構造改革に伴う費用を吸収するとみられる。
野村総合研究所<4307.T>が底堅い。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益が430億円前後と、過去最高だった前年同期（432億円）並みになりそうだと報じられた。
東京株式市場で11月以降の売買が活発になり、証券会社向けの株式売買システムの運用収入が持ち直したという。システム開発の採算も改善し、子会社の構造改革に伴う費用を吸収するとみられる。
★10:07 信越化学－野村が目標株価引き上げ バランスが優れたコア企業
信越化学工業<4063.T>が4日続伸。野村証券では、バランスが優れたコア企業と注目。レーティング「Neutral」→「Buy」を継続、目標株価を9000円→10600円と引き上げた。
直近の円安への動きを考慮し、今後の前提を103円→115円/ドル前提に見直し、野村予想を増額修正。通期1円/米ドルの円安で、来18.3期営業利益は塩ビ・化成品事業や半導体シリコン事業、シリコーン事業を中心に約20億円拡大すると推定。塩ビで米国のインフラ需要拡大を取り組む可能性が高いことや半導体シリコン、電子・機能材料でも、同社の高い技術力やマーケティング力から中期的にも成長が見込めると指摘。19.3期には、08.3期のピーク営業利益2871億円を更新すると予想。
信越化学工業<4063.T>が4日続伸。野村証券では、バランスが優れたコア企業と注目。レーティング「Neutral」→「Buy」を継続、目標株価を9000円→10600円と引き上げた。
直近の円安への動きを考慮し、今後の前提を103円→115円/ドル前提に見直し、野村予想を増額修正。通期1円/米ドルの円安で、来18.3期営業利益は塩ビ・化成品事業や半導体シリコン事業、シリコーン事業を中心に約20億円拡大すると推定。塩ビで米国のインフラ需要拡大を取り組む可能性が高いことや半導体シリコン、電子・機能材料でも、同社の高い技術力やマーケティング力から中期的にも成長が見込めると指摘。19.3期には、08.3期のピーク営業利益2871億円を更新すると予想。
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