前場コメント No.11 ＧＬＰ、ＤＩＣ、スカラ、ラクーン、双日など
★10:57 ＧＬＰ－ＪＰモルガンが「Neutral」で調査再開 成長見通しは明るいが織り込み済み
ＧＬＰ投資法人<3281.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、成長見通しは明るいが、株価に織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」、目標株価12.40万円として、カバレッジを再開した。
物流不動産市場の投資利回りの低下や供給量の増加により、今後同社の内部成長も外部成長も過去数年より難しくなる見通し。しかし、物流市場の成長性、同社の立地、機能、価格などの面における強い物件競争力や高いマネジメント・クォリティーを主因に、今後もREITセクターの中で比較的に高いDPU（1口当たり分配金）成長が期待できるとの見方を示した。
ＧＬＰ投資法人<3281.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、成長見通しは明るいが、株価に織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」、目標株価12.40万円として、カバレッジを再開した。
物流不動産市場の投資利回りの低下や供給量の増加により、今後同社の内部成長も外部成長も過去数年より難しくなる見通し。しかし、物流市場の成長性、同社の立地、機能、価格などの面における強い物件競争力や高いマネジメント・クォリティーを主因に、今後もREITセクターの中で比較的に高いDPU（1口当たり分配金）成長が期待できるとの見方を示した。
★10:58 ＤＩＣ－反発 鋳型を3Dプリンターで造形するための接着剤開発 接着力4割高める
ＤＩＣ<4631.T>が反発。26日付の日経産業新聞で、鋳造品の製造に使う鋳型を3Dプリンターで造形するための接着剤を開発したと報じられた。
既存の製品に比べ接着力を4割程度高め、さらに製造時の変形を抑えた。3Dプリンターによる鋳型造形は自動車部品などで導入が始まっている。同社はアジアを中心に海外市場への展開を進め、2025年に5億円の売り上げを目指すとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
ＤＩＣ<4631.T>が反発。26日付の日経産業新聞で、鋳造品の製造に使う鋳型を3Dプリンターで造形するための接着剤を開発したと報じられた。
既存の製品に比べ接着力を4割程度高め、さらに製造時の変形を抑えた。3Dプリンターによる鋳型造形は自動車部品などで導入が始まっている。同社はアジアを中心に海外市場への展開を進め、2025年に5億円の売り上げを目指すとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★11:02 日本ビルＦ－ＪＰモルガンが「UW」で調査再開 投資利回りも分配金利回りも低い
日本ビルファンド投資法人<8951.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、投資利回りも分配金利回りも低いと判断。投資判断「Underweight」、目標株価54.10万円として、カバレッジを再開した。
東京オフィスビル市場の投資利回りの低下や今後の供給増加により、外部成長も内部成長も難しくなっている。また、商業施設REIT、物流不動産REITなど他の業種と比べて、同社の投資利回り（4％弱）も分配金利回り（3％弱）も低い。成長性や利回りを勘案すれば、バリュエーションの割高感があると指摘した。
日本ビルファンド投資法人<8951.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、投資利回りも分配金利回りも低いと判断。投資判断「Underweight」、目標株価54.10万円として、カバレッジを再開した。
東京オフィスビル市場の投資利回りの低下や今後の供給増加により、外部成長も内部成長も難しくなっている。また、商業施設REIT、物流不動産REITなど他の業種と比べて、同社の投資利回り（4％弱）も分配金利回り（3％弱）も低い。成長性や利回りを勘案すれば、バリュエーションの割高感があると指摘した。
★11:09 スカラ－大幅に3日続落 ソフトブレーンとの提携協議が打ち切り
スカラ<4845.T>が大幅に3日続落。ソフトブレーン<4779.T>が26日、同社との業務提携に向けた協議を打ち切ったと発表した。
ソフトブレーンは、スカラからの製品の相互販売、共同開発の提案について、コストに比して得られる効果が希薄だと判断した。また、スカラによるソフトブレーン株式の取得に絡み、信頼関係を構築できなかったという。
スカラ<4845.T>が大幅に3日続落。ソフトブレーン<4779.T>が26日、同社との業務提携に向けた協議を打ち切ったと発表した。
ソフトブレーンは、スカラからの製品の相互販売、共同開発の提案について、コストに比して得られる効果が希薄だと判断した。また、スカラによるソフトブレーン株式の取得に絡み、信頼関係を構築できなかったという。
★11:14 ラクーン－上げ幅拡大 西武信用金庫の顧客向けにネット完結型の売掛保証サービス提供開始
ラクーン<3031.T>が上げ幅拡大。同社は26日11時に、子会社のトラスト＆グロース（東京都中央区）は西武信用金庫（東京都中野区）の顧客向けに中小企業向けネット完結型の売掛保証サービス「URIHO（ウリホ）」の提供を2017年1月から開始すると発表した。
「URIHO（ウリホ）」の提供により、西武信用金庫は顧客規模に合わせた多様な金融サービスを一層充実させることが可能となる。一方、トラスト＆グロースは、西武信用金庫の年商5億円以下の顧客を効率的に獲得することが可能となり、保証残高の拡大および売上高の増加を狙うとしている。
ラクーン<3031.T>が上げ幅拡大。同社は26日11時に、子会社のトラスト＆グロース（東京都中央区）は西武信用金庫（東京都中野区）の顧客向けに中小企業向けネット完結型の売掛保証サービス「URIHO（ウリホ）」の提供を2017年1月から開始すると発表した。
「URIHO（ウリホ）」の提供により、西武信用金庫は顧客規模に合わせた多様な金融サービスを一層充実させることが可能となる。一方、トラスト＆グロースは、西武信用金庫の年商5億円以下の顧客を効率的に獲得することが可能となり、保証残高の拡大および売上高の増加を狙うとしている。
★11:17 バーチャレクス－大幅に4日ぶり反発 チャットボット作成ツール「Kiten（キテン）」のベータ版提供開始
バーチャレクス・コンサルティング <6193.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は22日に、タイムインターメディア（東京都新宿区）と共同開発中のチャットボット作成ツール「Kiten（キテン）」のベータ版の提供を開始したと発表した。
「Kiten」は、サービス提供者がLINE、およびSlack（スラック）上で動作するチャットボットを作成できるツール。自動応答のロジックは予め用意されたテンプレート以外に、サービス提供者自身でプログラムする事が可能となっており、幅広い業務への適用が可能という。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
バーチャレクス・コンサルティング <6193.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は22日に、タイムインターメディア（東京都新宿区）と共同開発中のチャットボット作成ツール「Kiten（キテン）」のベータ版の提供を開始したと発表した。
「Kiten」は、サービス提供者がLINE、およびSlack（スラック）上で動作するチャットボットを作成できるツール。自動応答のロジックは予め用意されたテンプレート以外に、サービス提供者自身でプログラムする事が可能となっており、幅広い業務への適用が可能という。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★11:19 双日－3日ぶり反落 インドで三光合成現地法人に出資
双日<2768.T>が3日ぶり反落。25日付の日経新聞朝刊で、同社がインドで自動車部品の金型を製造する日系メーカーに出資すると報じられた。
部品大手、三光合成<7888.T>の現地法人株の29％を取得するという。インドの自動車市場は高額紙幣の廃止などの波乱要因もあるが、経済成長と人口増加で拡大が続いてきたとし、出資によって部品メーカーや完成車メーカーとの関係を深め、同社が扱う合成樹脂の販売拡大を狙うもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
双日<2768.T>が3日ぶり反落。25日付の日経新聞朝刊で、同社がインドで自動車部品の金型を製造する日系メーカーに出資すると報じられた。
部品大手、三光合成<7888.T>の現地法人株の29％を取得するという。インドの自動車市場は高額紙幣の廃止などの波乱要因もあるが、経済成長と人口増加で拡大が続いてきたとし、出資によって部品メーカーや完成車メーカーとの関係を深め、同社が扱う合成樹脂の販売拡大を狙うもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
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