前場コメント No.1 英和、フジタコーポ、トライステージ、ソニー、ユニーファミマなど

2016/12/29(木) 11:30
★9:00  英和-岩井コスモが新規「B+」 株価は高騰するも依然割安と判断
 英和<9857.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価は高騰するも依然割安と判断。投資判断「B+」、目標株価970円として、新規カバレッジを開始した。
 計測・制御機器中心の提案型セールスエンジニアリング企業である同社に注目。株価は目先で上昇も依然割安と判断。今17.3期は第2四半期(7~9月)の収益改善が寄与し、上期業績は前年同期比2ケタ増益で着地。大型の定期修理の需要増などを背景に、今通期、来期も2ケタの営業増益を予想するとした。

★9:00  フジタコーポ-反落 ダスキンに優先株式割り当て 9350万円調達へ
 フジタコーポレーション<3370.T>が反落。同社は28日、ダスキン<4665.T>に対して第三者割当によりA種優先株式を発行すると発表した。
 ダスキンから出資その他の協力を得て、主力ブランド「ミスタードーナツ」の売り上げの減少傾向に歯止めをかけることが必須だと判断したため。同社はダスキンにA種優先株式10万株(1株1000円)を割り当てることで9350万円を調達する。

★9:01  トライステージ-買い気配 通期営業益を上方修正 売上高や売上総利益が想定上回る 増配も発表
 トライステージ<2178.T>が買い気配。同社は28日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の5.9億円から13.2億円(前期比47.0%増)に引き上げると発表した。ダイレクトマーケティング支援事業およびダイレクトメール発送代行事業が好調に推移していることにより、売上高や売上総利益が想定を上回る見込みとなった。また、人員採用が計画を下回っていることなどにより販管費が想定を下回る見込みとなったことも寄与する。
 17.2期3Q累計の連結営業利益は12.7億円(前年同期比64.7%増)だった。
 併せて、17.2期の期末配当予想について76円→90円(前期は75円)に引き上げると発表した。年間配当も同額となる。

★9:01  アスクル-売り気配 三菱UFJMSが「Neutral」へ引き下げ 中長期安定成長との見方変わらず
 アスクル<2678.T>が売り気配。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、目標株価の達成により、投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。中長期での安定成長という見方は変わらないとし、目標株価は4050円→4100円と引き上げた。
 短期でみると、今17.5期は売上高・営業利益ともに会社予想を下回ると予想し、来18.5期は「新」大阪センターの稼動を主因とする減益予想からネガティブである。ただし、中長期では、中堅企業向けの間接財一括購買システムSOLOEL ARENAが売上成長をけん引するという前回からのポジティブな見方を継続。また、LOHACOは短期、中長期ともに、営業黒字が難しいが、SOLOEL ARENAを中心とするB2B事業が利益成長をけん引するとの見方を示した。

★9:01  ソニー-反落 有機ELテレビを世界展開 来夏までに
 ソニー<6758.T>が反落。29日付の日経新聞朝刊で、同社が2017年夏までに画像が鮮明な有機ELテレビの世界展開を始めると報じられた。
 足元の収益を支える高精細な「4K」対応の液晶テレビは販売好調で市場に普及したため、次世代の高級テレビの目玉となる基幹製品が必要と判断したという。07年に世界で初めて小型有機ELテレビを発売した同社による大型機種の本格展開で、今後の普及に弾みがつくとみられる。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。

★9:02  ユニーファミマ-反落 3Q累計営業益実質5%減 統合費用が先行
 ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が反落。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が420億円前後だったと報じられた。
 コンビニエンスストアを中心に店舗改装など、ファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスの経営統合に伴う費用が先行したという。旧2社の前年同期実績と単純比較すると、実質5%減益になるとされる。不採算店舗の閉鎖などを進めた総合スーパーは好調で収益を下支えしたもよう。


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