前場コメント No.2 パイプドＨＤ、イーレックス、パレモ、多摩川ＨＤ、シャープなど
★9:01 国際石油開発帝石－大和が「3」へ引き下げ 株価は原油価格・為替相場を織り込んだ
国際石油開発帝石<1605.T>が4日続落。大和証券では、株価は足元の原油価格・為替相場を織り込んだ水準とみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は1060円→1130円と引き上げた。
12月27日時点のブレント原油56ドル/バレル・為替117円/ドルを前提としても、2017年度のROEは2.5％と試算され、これに基づく適正PBRは0.58倍と試算される。実績PBR0.59倍は、足元の原油・為替などの外部環境をおおむね織り込んだ水準。当面、原油価格に連動した株価動向が続く見込み。
大和予想前提のブレント原油価格52ドル/バレル・為替115円/ドルが継続した場合、2017年度はROE2.0％となり、これに基づく適正PBRは0.56倍程度と試算される。これを踏まえて今後1年程度の目標株価を1130円と算出。
国際石油開発帝石<1605.T>が4日続落。大和証券では、株価は足元の原油価格・為替相場を織り込んだ水準とみて、投資判断を「2（アウトパフォーム）」→「3（中立）」と引き下げた。目標株価は1060円→1130円と引き上げた。
12月27日時点のブレント原油56ドル/バレル・為替117円/ドルを前提としても、2017年度のROEは2.5％と試算され、これに基づく適正PBRは0.58倍と試算される。実績PBR0.59倍は、足元の原油・為替などの外部環境をおおむね織り込んだ水準。当面、原油価格に連動した株価動向が続く見込み。
大和予想前提のブレント原油価格52ドル/バレル・為替115円/ドルが継続した場合、2017年度はROE2.0％となり、これに基づく適正PBRは0.56倍程度と試算される。これを踏まえて今後1年程度の目標株価を1130円と算出。
★9:03 パイプドＨＤ－売り気配 通期営業益を下方修正 デジタルCRM支援事業などの業績貢献遅れで
パイプドＨＤ<3919.T>が売り気配。同社は28日に、17.2期通期の連結営業利益予想を、従来の10.0億円から8.3億円（前期比42.9％増）へと引き下げると発表した。デジタルCRM支援事業が主に人員体制の強化などの改善施策を優先して進めていることにより業績への貢献が遅れていることや、広告事業において共同出資会社との提携による相乗効果の発現と業績へ貢献が遅れていることが響く。
17.2期3Q累計の連結営業利益は6.0億円（前年同期比39.0％）だった。
併せて、同社連結子会社であるウェアハート（東京都港区）が営む女性ファッション誌の通販サイトの運用およびそれに付帯する事業から撤退すると発表した。
パイプドＨＤ<3919.T>が売り気配。同社は28日に、17.2期通期の連結営業利益予想を、従来の10.0億円から8.3億円（前期比42.9％増）へと引き下げると発表した。デジタルCRM支援事業が主に人員体制の強化などの改善施策を優先して進めていることにより業績への貢献が遅れていることや、広告事業において共同出資会社との提携による相乗効果の発現と業績へ貢献が遅れていることが響く。
17.2期3Q累計の連結営業利益は6.0億円（前年同期比39.0％）だった。
併せて、同社連結子会社であるウェアハート（東京都港区）が営む女性ファッション誌の通販サイトの運用およびそれに付帯する事業から撤退すると発表した。
★9:04 イーレックス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 事業環境は良好 業績引き上げ
イーレックス<9517.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境は良好であり、小売部門の拡販加速で業績予想を引き上げ。投資判断「Buy」を継続、目標株価を4300円→4360円と引き上げた。
エクイティストーリーは、成熟した国内電力小売市場において、戦略的なシェア拡大による成長フェーズを評価する点に変更はなし。今年10月以降、原子力発電所事故の賠償資金の一部を託送料で回収するスキームが株価調整の一因となったが、株式市場の認識と実態にかい離があると推察。すなわち、託送料は小売業者全員が負担するので競争上の影響がなく、併せて提言された市場に安価な電力を供出する仕組みは、電源調達の観点からプラス要因となるためであるとした。
イーレックス<9517.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境は良好であり、小売部門の拡販加速で業績予想を引き上げ。投資判断「Buy」を継続、目標株価を4300円→4360円と引き上げた。
エクイティストーリーは、成熟した国内電力小売市場において、戦略的なシェア拡大による成長フェーズを評価する点に変更はなし。今年10月以降、原子力発電所事故の賠償資金の一部を託送料で回収するスキームが株価調整の一因となったが、株式市場の認識と実態にかい離があると推察。すなわち、託送料は小売業者全員が負担するので競争上の影響がなく、併せて提言された市場に安価な電力を供出する仕組みは、電源調達の観点からプラス要因となるためであるとした。
★9:04 パレモ－大幅に4日続伸 3Q累計営業益5.9倍 プロパー商品の販売好調で
パレモ<2778.T>が大幅に4日続伸。同社は28日に、17.2期の3Q累計（2/21-11/20）の連結営業利益は5.7億円（前年同期比5.9倍）だったと発表した。主力のアパレル事業について、前期より取り組んでいる商品供給ならびに在庫コントロールの適正化が商品鮮度改善につながり、期間を通してプロパー商品の販売が好調に推移した。なお、通期の会社計画6.0億円（前期比4.4倍）は据え置いた。
パレモ<2778.T>が大幅に4日続伸。同社は28日に、17.2期の3Q累計（2/21-11/20）の連結営業利益は5.7億円（前年同期比5.9倍）だったと発表した。主力のアパレル事業について、前期より取り組んでいる商品供給ならびに在庫コントロールの適正化が商品鮮度改善につながり、期間を通してプロパー商品の販売が好調に推移した。なお、通期の会社計画6.0億円（前期比4.4倍）は据え置いた。
★9:05 多摩川ＨＤ－3日ぶり大幅反発 3Q累計営業黒字転換との観測 太陽光発電所拡大で
多摩川ホールディングス<6838.T>が3日ぶり大幅反発。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益が1億6000万円程度の黒字（前年同期は9000万円の赤字）になりそうだと報じられた。新たに設置した太陽光発電所の稼働で売電収入が増えるという。
多摩川ホールディングス<6838.T>が3日ぶり大幅反発。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益が1億6000万円程度の黒字（前年同期は9000万円の赤字）になりそうだと報じられた。新たに設置した太陽光発電所の稼働で売電収入が増えるという。
★9:05 シャープ－伸び悩み 堺ディスプレイプロダクト株の一部を譲渡 171億円で
シャープ<6753.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は12月29日8時50分に、保有する堺ディスプレイプロダクト（堺市）株式の一部である43万6000株を、SIO International Holdings（英領ケイマン諸島）に171億7000万円で譲渡したと発表した。
今17.3期第3四半期に、個別決算において特別損失として46億2900万円を計上する見込みであり、また、連結決算において特別利益として2億3400万円を計上する見込みとした。なお、この譲渡により、堺ディスプレイプロダクトにおける議決権保有割合は26.71％となるが、関連会社（持ち分法適用会社）であることに変更はないとした。
シャープ<6753.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は12月29日8時50分に、保有する堺ディスプレイプロダクト（堺市）株式の一部である43万6000株を、SIO International Holdings（英領ケイマン諸島）に171億7000万円で譲渡したと発表した。
今17.3期第3四半期に、個別決算において特別損失として46億2900万円を計上する見込みであり、また、連結決算において特別利益として2億3400万円を計上する見込みとした。なお、この譲渡により、堺ディスプレイプロダクトにおける議決権保有割合は26.71％となるが、関連会社（持ち分法適用会社）であることに変更はないとした。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
