前場コメント No.6 塩野義、モリタHD、MUTOH、アークランドサカモト、日本製紙など
★9:45 塩野義製薬-野村が目標株価引き上げ 豊富な新薬イベントが強み
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。野村証券では、豊富な新薬イベントが強みと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8000円→8200円と引き上げた。
ロイヤルティー収入のタイミング調整から、今17.3期~来18.3期業績予想を調整するとしたが、12月20日に発表されたdolutegravir/rilpivirineのP3試験の主要評価項目達成を受け、目標株価は引き上げ。1~3月期以降も新薬イベントが満載であることも注目の理由。向かい風も多いがそれに打ち勝つ創薬力が強みであるとし、HIV治療の新たな展開に期待するとした。
塩野義製薬<4507.T>が3日ぶり反発。野村証券では、豊富な新薬イベントが強みと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を8000円→8200円と引き上げた。
ロイヤルティー収入のタイミング調整から、今17.3期~来18.3期業績予想を調整するとしたが、12月20日に発表されたdolutegravir/rilpivirineのP3試験の主要評価項目達成を受け、目標株価は引き上げ。1~3月期以降も新薬イベントが満載であることも注目の理由。向かい風も多いがそれに打ち勝つ創薬力が強みであるとし、HIV治療の新たな展開に期待するとした。
★9:45 モリタHD-4日続伸 ごみ収集車生産能力25%増 60億円投資へ
モリタホールディングス<6455.T>が4日続伸。29日付の日経新聞朝刊で、同社が2017年5月に、ごみ収集車の生産能力を25%増の年約2000台にすると報じられた。
同事業を手掛ける子会社の工場と本社を兵庫県三田市に移転して設備を増強するという。投資額は約60億円とされる。自治体の買い替え需要を見込んでおり、国内シェアを約15%から30%に引き上げる計画のもよう。
モリタホールディングス<6455.T>が4日続伸。29日付の日経新聞朝刊で、同社が2017年5月に、ごみ収集車の生産能力を25%増の年約2000台にすると報じられた。
同事業を手掛ける子会社の工場と本社を兵庫県三田市に移転して設備を増強するという。投資額は約60億円とされる。自治体の買い替え需要を見込んでおり、国内シェアを約15%から30%に引き上げる計画のもよう。
★9:49 MUTOH-いちよしがフェアバリュー引き下げ 各種新製品の寄与動向が収益回復のカギ
MUTOHホールディングス<7999.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、各種新製品の寄与動向が今後の収益回復のカギになるとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは230円→220円と引き下げた。
今17.3期上期(4~9月)までの業績進ちょくなどを勘案し、いちよしでは今17.3期以降の業績予想を引き下げ。2016年は同社から複数の新製品がリリースされているが、今後はこれらが収益にしっかり寄与するかを見極めていく必要があると指摘。アパレル向けでは捺染プリンターに加え、昇華転写タイプをリリース。3Dプリンターを含む新製品群の寄与が収益回復のカギとした。
MUTOHホールディングス<7999.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、各種新製品の寄与動向が今後の収益回復のカギになるとし、レーティング「B」を継続した。フェアバリューは230円→220円と引き下げた。
今17.3期上期(4~9月)までの業績進ちょくなどを勘案し、いちよしでは今17.3期以降の業績予想を引き下げ。2016年は同社から複数の新製品がリリースされているが、今後はこれらが収益にしっかり寄与するかを見極めていく必要があると指摘。アパレル向けでは捺染プリンターに加え、昇華転写タイプをリリース。3Dプリンターを含む新製品群の寄与が収益回復のカギとした。
★9:54 アークランドサカモト-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 小売の業績改善が待たれる
アークランドサカモト<9842.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、引き続き小売事業の業績改善が待たれるとコメント。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は1040円→1030円と引き下げた。
今17.2期3Q累計(3~11月)営業利益は前年同期比+0.3%の68億円で着地。四半期別の営業利益は、1Q(3~5月)が同+7.6%の25億円、2Q(6~8月)が同-0.5%の23億円、3Q(9~11月)が同-6.6%の20億円。三菱UFJMSでは、同社業績をみていくうえで好調が続く外食事業だけでなくホームセンターを主体にした小売事業の業績持ち直しが重要とみているとしたが、3Q(9~11月)は天候不順もあり、小売事業の業績は低調、一段と外食事業頼みの展開との見方を示した。
アークランドサカモト<9842.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、引き続き小売事業の業績改善が待たれるとコメント。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は1040円→1030円と引き下げた。
今17.2期3Q累計(3~11月)営業利益は前年同期比+0.3%の68億円で着地。四半期別の営業利益は、1Q(3~5月)が同+7.6%の25億円、2Q(6~8月)が同-0.5%の23億円、3Q(9~11月)が同-6.6%の20億円。三菱UFJMSでは、同社業績をみていくうえで好調が続く外食事業だけでなくホームセンターを主体にした小売事業の業績持ち直しが重要とみているとしたが、3Q(9~11月)は天候不順もあり、小売事業の業績は低調、一段と外食事業頼みの展開との見方を示した。
★9:56 日本製紙-反落 3Q累計1割営業増益との観測 家庭紙伸びるも円安で燃料輸入コスト上昇
日本製紙<3863.T>が反落。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が前年同期比1割増の170億円強になりそうだと報じられた。
国内でトイレットペーパーなど家庭紙の販売が伸びているという。足元の円安で原料、燃料の輸入コストは上昇傾向で、17.3期通期の業績に影響を与える可能性があるとしている。
日本製紙<3863.T>が反落。29日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が前年同期比1割増の170億円強になりそうだと報じられた。
国内でトイレットペーパーなど家庭紙の販売が伸びているという。足元の円安で原料、燃料の輸入コストは上昇傾向で、17.3期通期の業績に影響を与える可能性があるとしている。
★9:58 東芝-大幅続落 R&Iが発行体格付けを「BB」に引き下げ レーティング・モニターに
東芝<6502.T>が大幅に7日続落。格付投資情報センター(R&I)は12月28日に、同社の発行体格付けを「BBB-」→「BB」に引き下げ、格下げ方向のレーティング・モニターに指定したと発表した。
東芝は27日、米国Chicago Bridge & Ironの子会社買収に伴い、第3四半期に数千億円ののれんの計上と、その一部または全部を減損する可能性があると発表。財務基盤が深刻な状態に陥る懸念が生じただけでなく、主力の原子力発電事業が抱えるリスクの表面化は全社の事業リスク評価にマイナス影響を与えたと指摘した。
東芝<6502.T>が大幅に7日続落。格付投資情報センター(R&I)は12月28日に、同社の発行体格付けを「BBB-」→「BB」に引き下げ、格下げ方向のレーティング・モニターに指定したと発表した。
東芝は27日、米国Chicago Bridge & Ironの子会社買収に伴い、第3四半期に数千億円ののれんの計上と、その一部または全部を減損する可能性があると発表。財務基盤が深刻な状態に陥る懸念が生じただけでなく、主力の原子力発電事業が抱えるリスクの表面化は全社の事業リスク評価にマイナス影響を与えたと指摘した。
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