後場コメント No.1 セイコーエプソン、ニッパツ、東芝、北日本銀行、クラレなど
★12:30 セイコーエプソン－野村が目標株価引き上げ 業界再編で浮上するダークホース
セイコーエプソン<6724.T>が反発。野村証券では、業界再編で浮上するダークホースと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2252円→2908円と引き上げた。
業績予想を上方修正。事務機業界では大きな再編が進んでおり、LBP（レーザービームプリンター）で世界2位のSamsung Electronicsがプリンター事業を同1位のＨＰに10.5億ドルで売却する。17年中に譲渡手続きを終える計画。Samsung Electronicsと激しい価格競争を繰り広げてきたブラザー工業は、シェアの拡大と市場価格の安定により、大幅に業績を改善させた。ブラザーほどではないが、エプソンに業績面で恩恵があるとの見方を示した。
セイコーエプソン<6724.T>が反発。野村証券では、業界再編で浮上するダークホースと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2252円→2908円と引き上げた。
業績予想を上方修正。事務機業界では大きな再編が進んでおり、LBP（レーザービームプリンター）で世界2位のSamsung Electronicsがプリンター事業を同1位のＨＰに10.5億ドルで売却する。17年中に譲渡手続きを終える計画。Samsung Electronicsと激しい価格競争を繰り広げてきたブラザー工業は、シェアの拡大と市場価格の安定により、大幅に業績を改善させた。ブラザーほどではないが、エプソンに業績面で恩恵があるとの見方を示した。
★12:43 関西電力－続落 子会社が中国本土でインバウンド向けSIMカード販売乗り出す
関西電力<9503.T>が続落。30日付の日刊工業新聞で、子会社のケイ・オプティコム（大阪市北区）は2017年以降に中国本土でインバウンド（訪日外国人）向けSIMカードの販売に乗り出すと報じられた。
15年に台湾、16年に香港で販売を開始しているが、引き合いが強いことから中国本土でも需要があると判断。すでに中国本土での販売に向け、現地の業者と組んで市場調査を始めた。上海などを有力なエリアとして検討しているという。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
関西電力<9503.T>が続落。30日付の日刊工業新聞で、子会社のケイ・オプティコム（大阪市北区）は2017年以降に中国本土でインバウンド（訪日外国人）向けSIMカードの販売に乗り出すと報じられた。
15年に台湾、16年に香港で販売を開始しているが、引き合いが強いことから中国本土でも需要があると判断。すでに中国本土での販売に向け、現地の業者と組んで市場調査を始めた。上海などを有力なエリアとして検討しているという。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★12:55 ライザップ－プラス浮上 2017年元旦から松村邦洋起用のCM放送開始へ
ＲＩＺＡＰグループ<2928.SP>が朝安も下げ渋り、プラスに浮上。プライベートジム「RIZAP（ライザップ）」が2017年1月1日から放送する新TVコマーシャルに、ものまねタレントの松村邦洋氏を起用することを発表。これがスポーツ紙などで報じられており、話題性に着目した買いも入っているようだ。
ＲＩＺＡＰグループ<2928.SP>が朝安も下げ渋り、プラスに浮上。プライベートジム「RIZAP（ライザップ）」が2017年1月1日から放送する新TVコマーシャルに、ものまねタレントの松村邦洋氏を起用することを発表。これがスポーツ紙などで報じられており、話題性に着目した買いも入っているようだ。
★13:07 ニッパツ－反発 ASEAN地域の事業戦略を取り仕切る統括会社の設置検討
ニッパツ<<5991.T>が反発。30日付の日刊工業新聞で、東南アジア諸国連合（ASEAN）地域の事業戦略を取り仕切る統括会社を設置する検討に入ったと報じられた。
すでにプロジェクトチームを立ち上げており、次期中期経営計画の初年度である2017年度中に最終決定を行うという。これまでASEAN各国にあった同社グループの現地法人をとりまとめ、より効率的な経営体制にすることで同市場の需要を深掘りするとしている。
ニッパツ<<5991.T>が反発。30日付の日刊工業新聞で、東南アジア諸国連合（ASEAN）地域の事業戦略を取り仕切る統括会社を設置する検討に入ったと報じられた。
すでにプロジェクトチームを立ち上げており、次期中期経営計画の初年度である2017年度中に最終決定を行うという。これまでASEAN各国にあった同社グループの現地法人をとりまとめ、より効率的な経営体制にすることで同市場の需要を深掘りするとしている。
★13:14 東芝－大幅反発 月末・年末でショート筋の買い戻しか
東芝<6502.T>が8日ぶり大幅反発。上げ幅を拡大する展開。原発事業での減損損失に対する懸念から、7日続落の間に株価が半値近くまで下落したが、月末・年末でショート（売り持ち）筋の買い戻しが優勢のようだ。前日あたりから「株価下落で大型増資に伴う希薄化は織り込まれた」「著名投資家らの安値での買い参入が入っているようだ」といった市場筋の見方が伝えられていることも背景にあるもよう。
東芝<6502.T>が8日ぶり大幅反発。上げ幅を拡大する展開。原発事業での減損損失に対する懸念から、7日続落の間に株価が半値近くまで下落したが、月末・年末でショート（売り持ち）筋の買い戻しが優勢のようだ。前日あたりから「株価下落で大型増資に伴う希薄化は織り込まれた」「著名投資家らの安値での買い参入が入っているようだ」といった市場筋の見方が伝えられていることも背景にあるもよう。
★13:26 北日本銀行－3日続伸 ほけんの窓口との業務提携を引き続き材料視
北日本銀行<8551.T>が3日続伸。同社は12月27日に、ほけんの窓口（東京都千代田区）グループと業務提携を締結したと発表。この内容が30日付けの日本経済新聞・東北版で伝えられていることもあって、引き続き材料視されているもよう。
ほけんの窓口グループの販売ノウハウ・ツールを活用し、商品ラインアップの拡充や新たな販売チャネルの構築ならびに販売体制の強化を図るもの。営業エリア内において今後展開を予定する保険専門店「ほけんの窓口＠北日本銀行」の共同運営、ならびにほけんの窓口グループによる行員の保険販売スキル向上のための育成サポートなどで提携する。
北日本銀行<8551.T>が3日続伸。同社は12月27日に、ほけんの窓口（東京都千代田区）グループと業務提携を締結したと発表。この内容が30日付けの日本経済新聞・東北版で伝えられていることもあって、引き続き材料視されているもよう。
ほけんの窓口グループの販売ノウハウ・ツールを活用し、商品ラインアップの拡充や新たな販売チャネルの構築ならびに販売体制の強化を図るもの。営業エリア内において今後展開を予定する保険専門店「ほけんの窓口＠北日本銀行」の共同運営、ならびにほけんの窓口グループによる行員の保険販売スキル向上のための育成サポートなどで提携する。
★13:34 クラレ－朝安後にプラス転換 北米のVAMの能力増強など次期中計以降に持ち越し
クラレ<3405.T>が朝安後にプラス転換。30日付の日刊工業新聞で、2015-17年の中期経営計画中に決定するとしていた北米での酢酸ビニル（VAM）の能力増強やリチウムイオン二次電池（LIB）用負極材の増産など4事業を次期中計（18-20年）以降に持ち越すと報じられた。
工場建設費の上昇など投資環境が変化したことなどが要因。現中計の投資額は当初の2000億円から約10％少ない1800億円になる見通しとしている。報道を受け売りが先行したが、売り一巡後は切り返し、後場になってプラス圏に浮上している。
クラレ<3405.T>が朝安後にプラス転換。30日付の日刊工業新聞で、2015-17年の中期経営計画中に決定するとしていた北米での酢酸ビニル（VAM）の能力増強やリチウムイオン二次電池（LIB）用負極材の増産など4事業を次期中計（18-20年）以降に持ち越すと報じられた。
工場建設費の上昇など投資環境が変化したことなどが要因。現中計の投資額は当初の2000億円から約10％少ない1800億円になる見通しとしている。報道を受け売りが先行したが、売り一巡後は切り返し、後場になってプラス圏に浮上している。
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