前場コメント No.2 新華HD、兼房、ユーザベース、三菱電機、ソフトブレーンなど

2017/01/05(木) 11:30
★9:01  新華HD-買い気配 時価総額に係る上場廃止猶予期間が解除
 新華ホールディングス・リミテッド<9399.T>が買い気配。同社は4日、月間(2016年12月)平均時価総額と月末時価総額が10億円以上となり、同社株式の上場廃止猶予期間が解除されたと発表した。
 同社株式は2016年4月の月間平均時価総額と月末時価総額が10億円未満となり、上場廃止基準に係る猶予期間に入っていた。

★9:01  兼房-買い気配 名城大とエンジン部品の摩擦10分の1に減らす加工できる工具開発
 兼房<5984.T>が買い気配。5日付の日刊工業新聞で、名城大学と共同で、ピストンリングなど自動車エンジン部品の駆動時の摩擦を最大10分の1に減らす加工ができる工具を開発したと報じられた。
 タイリングと呼ぶ切削加工で部品の表面にディンプル(くぼみ)を付けて、摩擦を減らす。摩擦によるエネルギー損失を抑えられ、自動車の燃費向上に貢献できる。ディンプルの形状別に4種類の工具を近く投入し、手薄だった自動車業界を開拓するとしている。

★9:02  ユーザベース-買い気配 「NewsPicks」会員数200万人突破 有料は3万人
 ユーザベース<3966.T>が買い気配。同社は4日、グループ会社のニューズピックス(渋谷区)が、経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」で、2016年12月に会員ユーザー数(無料)が200万人を突破したと発表した。
 併せて、2016年12月にプレミアムサービス(月額1500円/iOSアプリのみ1400円)を利用する有料課金ユーザー数も3万人を突破したという。

★9:04  フード・プラネット-急落 債務超過により上場廃止に係る猶予期間入り
 フード・プラネット<7853.T>が急落。同社は4日に、有価証券上場規程第601条第1項第5号本文の規程に基づき、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となったと発表した。
 キューズダイニングとスイートスターを2017年9月期以降の注力事業として積極的に事業展開を進めるとともに、チキン・プラネットやスイートスターハワイ、アイアフェアリーズについては、コスト削減のための施策を講じていく予定という。また、債務超過を早期に解消し中長的な資金の確保と経営基盤の安定ために、資本政策についても検討および交渉を行っていくとしている。

★9:06  三菱電機-大和が新規「2」 FA回復は織り込み済みも中長期で評価余地あり
 三菱電機<6503.T>が小幅反落。大和証券では、FA回復は織り込み済みも中長期で評価余地ありと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価1800円として、新規カバレッジを開始した。
 コングロマリット系企業の中でも事業ポートフォリオの強じんさは随一であり、グローバル企業並みのROEを維持できていることを高く評価。今期は会社計画上振れ、来期以降は2ケタ増益を予想。中国のFA機器事業が8月から回復基調が強まっており、業績モメンタム好転を想定しているとした。
 市場コンセンサス予想はFA機器事業の回復を相応に織り込んだ強気な見通しとの印象を持っているとし、短期的なアップサイドは限定的と考えるものの、中長期的にインデックスをアウトパフォームできる優良銘柄としてとらえたいとした。

★9:09  ソフトブレーン-3日ぶり反落 「eセールスマネージャーRemix Cloud」最新版提供開始
 ソフトブレーン<4779.T>が3日ぶり反落。同社は4日に、営業支援システム(CRM/SFA)「eセールスマネージャーRemix Cloud」の最新版として「Revision6」(以下、eセールスマネージャー)の提供を2017年1月4日より開始すると発表した。
 eセールスマネージャーは、従来のシングルインプット・マルチアウトプットによるリアルタイムマネジメントの最適化に加え、蓄積されたデータをもとに分析の試行錯誤ができ、さらにそれを豊富なアウトプットで表現することが可能。このようなことから経営判断に資する高度な分析も行える、より戦略的な営業支援システムであるという。しかし、マーケットの反応は限定的だ。


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