前場コメント No.5 ソラスト、コメリ、東洋水産、JPHD、大豊工業など

2017/01/05(木) 11:30
★9:53  アドヴァン-3日続落 3Q累計11%営業減益 宣伝費やショールーム改装で費用増
 アドヴァン<7463.T>が3日続落。同社は5日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が40.2億円(前年同期間比11.1%減)だったと発表した。テレビCMなどの広告宣伝費やショールームの改装などの先行投資で、費用が膨らんだ。

★9:56  ソラスト-いちよしが新規「A」 全社を挙げた生産性改善と規模拡大策を期待
 ソラスト<6197.T>が変わらずを挟んで大幅に続伸。いちよし経済研究所では、全社を挙げた生産性改善と規模拡大策を期待。レーティング「A」、フェアバリュー1800円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は2012年に米国系ファンドのカーライルの支援を受け、MBO(マネジメントバイアウト:経営陣による買収)による株式の非上場化の後に経営改革に取り組んできた。改革の成果が出てきたこともあり、2016年6月末に再上場を果たした。「生産性の改善」を旗頭にして、業務効率化と職員の処遇改善を同時に進めており、医療関連受託事業の効率化の実現に加え、介護・保育事業は M&A(合併・買収)を主戦略とした拡大策が軌道に乗りつつあると注目。予想PERなどにも割安感があり、積極的な生産性改善に対するプレミアムが付く余地があると判断。

★10:02  コメリ-続伸 12月既存店売上高0.54%減も全店売上高1.98%増
 コメリ<8218.T>が続伸。同社は4日、12月の既存店売上高が前年同月比0.54%減、全店売上高は同1.98%増だったと発表した。全店売上高は3カ月連続で前年同月比でプラスとなった。
 12月度は気温が高めに推移したため、暖房・防寒用品や除雪用品などの季節商材の売り上げが低調であった。

★10:05  東洋水産-みずほが目標株価引き下げ 即席麺売上停滞と円安を反映
 東洋水産<2875.T>が続落。みずほ証券では、即席麺売上停滞と円安を予想に反映させるとし、投資判断「中立」を継続、目標株価は4230円→4170円と引き下げた。
 国内外の即席麺売上高の停滞に加え、みずほのドル円相場見通しの変更(1ドル100円から110円に修正)などに伴い、業績予想を見直し。営業利益予想は、今17.3期を303億円から295億円に、来18.3期を303億円から297億円に減額修正。今後3年間のCAGRは、売上高1%、EBITDA4%、営業利益2%を予想。今後は、積極投資の具体的な成果に注目するとした。また、円安ドル高のプラス、メキシコペソ安ドル高のマイナス影響に注目。

★10:11  MDV-大幅続伸 2016年12月末時点の実患者数が1723万人に拡大
 メディカル・データ・ビジョン<3902.T>が大幅に3日続伸。同社は1月4日に、保有する大規模診療データベースについて、2016年12月末時点の実患者数が全日本国民の8人に1人に相当する、1723万人になったと発表した。2015年12月末時点では1265万人だった。

★10:15  サクセスHDとJPHD-高い 東京都予算案に1000億円超の保育事業費 過去最大
 サクセスホールディングス<6065.T>とJPホールディングス<2749.T>が高い。一部メディアで、東京都が2017年度の当初予算案に過去最大となる1000億円超の保育事業費を盛り込む方針を固めたと報じられ、材料視されている。
 保育士不足に対応するため、都内の保育所に対し、保育士1人あたり月額約2万円を新たに補助し、産休明けの保育士には、ベビーシッター代として最大で月額28万円を助成することで待遇改善につなげるという。

★10:17  大豊工業-3日続伸 米国でバキュームポンプの生産開始 トヨタ向けに供給
 大豊工業<6470.T>が3日続伸。5日付の日経産業新聞で、ブレーキの作動を補助する「バキュームポンプ」の生産を米国で始めると報じられた。
 トヨタが生産するガソリンエンジン車向けに供給する。バキュームポンプの海外生産拠点はタイに次ぎ2カ所目。完成車メーカーが進める部品の現地調達の流れに対応しながら、北米市場の需要を取り込むとしている。


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