富士製薬-8日続伸 中長期成長戦略を推進と報道 タイ子会社で新製剤棟を竣工など
富士製薬工業<4554.T>が8日続伸。1月6日付け化学工業日報で、同社が中長期成長戦略を推進すると伝えられた。
医薬品受託製造(CMO)事業では2017年1月をメドにタイ子会社で新製剤棟を竣工、同年第1四半期から日本向け造影剤の生産を開始する。国内の富山工場(富山県)では抗がん剤注射剤の受託など付加価値製剤の製造に力を注ぐ。一方、造影剤や抗がん剤といった急性期医療事業では、既存上市新薬の適応拡大を目指すほか、DDS(ドラッグデリバリーシステム)製剤の導入を検討すると報じられている。
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