前場コメント No.8 関西ペイント、薬王堂、協和発酵キリン、インスペック、アトラなど
★10:22 関西ペイント-MSMUFGが目標株価引き下げ グループ間連携強化の一手が待たれる
関西ペイント<4613.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、業績の安定感は健在だが、成長加速に向けたグループ間連携強化の一手が待たれるとコメント。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は2300円→2150円と引き下げた。
株価はインド紙幣問題を受けていったん調整済み。足もとの株価水準はすでに問題発生以前の水準に回復しており、市場の目線は再び中期業績見通しに戻ったと推察。同社の再評価には成長が停滞している一部既存事業のテコ入れ、欧州子会社とのシナジー発現による成長加速が不可欠と指摘。
アフリカの赤字縮小・M&A効果による積み増しなどで来期の2ケタ増益の確度は高い。しかし、欧州事業の買収に伴い、自然体でのオーガニック潜在利益成長率は一層低下したと推察しているとし、同社に対して強気に転じるためには、地域・子会社間での成長シナジー発現に向けた取り組みの成果が認められるタイミングを待ちたいとした。
関西ペイント<4613.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、業績の安定感は健在だが、成長加速に向けたグループ間連携強化の一手が待たれるとコメント。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価は2300円→2150円と引き下げた。
株価はインド紙幣問題を受けていったん調整済み。足もとの株価水準はすでに問題発生以前の水準に回復しており、市場の目線は再び中期業績見通しに戻ったと推察。同社の再評価には成長が停滞している一部既存事業のテコ入れ、欧州子会社とのシナジー発現による成長加速が不可欠と指摘。
アフリカの赤字縮小・M&A効果による積み増しなどで来期の2ケタ増益の確度は高い。しかし、欧州事業の買収に伴い、自然体でのオーガニック潜在利益成長率は一層低下したと推察しているとし、同社に対して強気に転じるためには、地域・子会社間での成長シナジー発現に向けた取り組みの成果が認められるタイミングを待ちたいとした。
★10:29 薬王堂-大幅反発 12月度既存店3.5%増収 全店では9.0%増
薬王堂<3385.T>が大幅反発。同社は5日、12月度月次速報を発表し、既存店売上高は前年同月比3.5%増加した。全店では9.0%増となった。既存店客数は2.8%増、客単価は0.6%上昇した。
薬王堂<3385.T>が大幅反発。同社は5日、12月度月次速報を発表し、既存店売上高は前年同月比3.5%増加した。全店では9.0%増となった。既存店客数は2.8%増、客単価は0.6%上昇した。
★10:41 協和発酵キリン-4日続伸 欧州で完全ヒト抗体KRN23の承認申請
協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。同社は5日、欧州子会社のKyowa Kirin International(英国ガラシールズ)と、Ultragenyx Pharmaceutiacal(米国カリフォルニア州)が、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23完全ヒト抗体KRN23について、X染色体遺伝性低リン血症を適応症として、欧州医薬品庁(EMA)に販売承認申請したと発表した。
同申請は2016年末に欧州医薬庁に受理され、医薬品委員会(CHMP)からの回答は2017年後半になる見込みだという。
協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。同社は5日、欧州子会社のKyowa Kirin International(英国ガラシールズ)と、Ultragenyx Pharmaceutiacal(米国カリフォルニア州)が、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23完全ヒト抗体KRN23について、X染色体遺伝性低リン血症を適応症として、欧州医薬品庁(EMA)に販売承認申請したと発表した。
同申請は2016年末に欧州医薬庁に受理され、医薬品委員会(CHMP)からの回答は2017年後半になる見込みだという。
★10:43 富士製薬-8日続伸 中長期成長戦略を推進と報道 タイ子会社で新製剤棟を竣工など
富士製薬工業<4554.T>が8日続伸。1月6日付け化学工業日報で、同社が中長期成長戦略を推進すると伝えられた。
医薬品受託製造(CMO)事業では2017年1月をメドにタイ子会社で新製剤棟を竣工、同年第1四半期から日本向け造影剤の生産を開始する。国内の富山工場(富山県)では抗がん剤注射剤の受託など付加価値製剤の製造に力を注ぐ。一方、造影剤や抗がん剤といった急性期医療事業では、既存上市新薬の適応拡大を目指すほか、DDS(ドラッグデリバリーシステム)製剤の導入を検討すると報じられている。
富士製薬工業<4554.T>が8日続伸。1月6日付け化学工業日報で、同社が中長期成長戦略を推進すると伝えられた。
医薬品受託製造(CMO)事業では2017年1月をメドにタイ子会社で新製剤棟を竣工、同年第1四半期から日本向け造影剤の生産を開始する。国内の富山工場(富山県)では抗がん剤注射剤の受託など付加価値製剤の製造に力を注ぐ。一方、造影剤や抗がん剤といった急性期医療事業では、既存上市新薬の適応拡大を目指すほか、DDS(ドラッグデリバリーシステム)製剤の導入を検討すると報じられている。
★10:45 インスペック-4日ぶり反落 12月度受注額5300万円 前月から大幅減
インスペック<6656.T>が4日ぶり反落。同社は5日、12月度の月次受注額(速報)が5300万円だったと発表した。11月度は1億2700万円だったことから前月比で7400万円の減少となった。
2016年12月度は、国内顧客から基板AVIおよび既存装置の改造などの受注を獲得したという。17.4期累計(5~12月)の受注額は8億9700万円(前年同月比26%増)となった。
インスペック<6656.T>が4日ぶり反落。同社は5日、12月度の月次受注額(速報)が5300万円だったと発表した。11月度は1億2700万円だったことから前月比で7400万円の減少となった。
2016年12月度は、国内顧客から基板AVIおよび既存装置の改造などの受注を獲得したという。17.4期累計(5~12月)の受注額は8億9700万円(前年同月比26%増)となった。
★10:50 アトラ-伸び悩み Phone Appliと提携 鍼灸接骨院に対するIT支援サービスを強化
アトラ<6029.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は1月5日、アプリケーション開発のPhone Appli(東京都港区)と資本・業務提携を締結したと発表した。
提携により、Phone Appliの持つユニファイド・コミュニケーションに関する技術を活用することで、鍼灸接骨院に対するIT支援サービスの強化を図る。Phone Appliは、アトラが鍼灸接骨院業界にユニファイド・コミュニケーション事業を紹介することで、販路の拡大を図る。なお、アトラはPhone Appliの35万株を既存株主より取得。さらに、5万株を第三者割当増資の引き受けにより取得する予定とした。
アトラ<6029.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は1月5日、アプリケーション開発のPhone Appli(東京都港区)と資本・業務提携を締結したと発表した。
提携により、Phone Appliの持つユニファイド・コミュニケーションに関する技術を活用することで、鍼灸接骨院に対するIT支援サービスの強化を図る。Phone Appliは、アトラが鍼灸接骨院業界にユニファイド・コミュニケーション事業を紹介することで、販路の拡大を図る。なお、アトラはPhone Appliの35万株を既存株主より取得。さらに、5万株を第三者割当増資の引き受けにより取得する予定とした。
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