前場コメント No.2 ダイセキ環境、大塚HD、マツダ、任天堂、ヤマトHDなど

2017/01/10(火) 11:30
★9:01  アイシン精機-UBSが目標株価引き上げ 「ブレーキ事業の利益拡大ポテンシャルは?」
 アイシン精機<7259.T>が3日続落。UBS証券では、「ブレーキ事業の利益拡大ポテンシャルは?」とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5700円→6000円と引き上げた。
 「次の50年」をターゲットとし、新たなビジネスを作る部署を16年に新設、17年度から本格的な投資が始まる見込み(詳細は17年5月末の決算説明会で発表される見込み)。中でも外部環境が大きく変わるブレーキ事業(子会社Advics担当)は、変化が予想される事業の1つ。デンソーからESC生産移管などで、Advicsはブレーキシステムサプライヤーとして変革中。16~18年度は先行投資拡大でOPM3%以下が続くものの、中長期的にOPM5~7%を会社は目指していると注目。

★9:02  ダイセキ環境-反発 3Q累計営業益40.4%減も株式分割発表を好感
 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が反発。同社は6日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は12.5億円(前年同期比40.4%減)だったと発表した。前期に業績に大きく寄与した土木関連の大型案件が収束に向かったことが響いた。通期の会社計画15.9億円(前期比36.6%減)は据え置いた。
 併せて、3月1日を基準日に、普通株式1株につき1.2株の割合で分割すると発表した。

★9:03  大塚HD-買い気配 日経平均株価の構成銘柄に採用
 大塚ホールディングス<4578.T>が買い気配。日本経済新聞社は1月6日大引け後、日経平均株価の構成銘柄からミツミ電機を除外し、大塚HDを採用すると発表した。ミツミがミネベアとの経営統合で上場廃止になるため。入れ替えは24日に実施する。大塚HDのみなし額面は50円。

★9:03  マツダ-3日続落 燃費3割改善の新型エンジン導入 2018年度末
 マツダ<7261.T>が3日続落。9日付の日経新聞朝刊で、同社が燃費を従来比約3割高めた新型エンジンを2018年度末に導入すると報じられた。
 点火ではなく圧縮によってガソリンを燃やす技術を世界で初めて実用化し、主力車に搭載するという。同社は環境規制強化に対応するため電気自動車(EV)の開発も進めているが、当面は世界の新車販売台数の大半をエンジン車が占めるとみているとされる。エンジンの改良を続け、主力分野での競争力を高める考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:04  任天堂-大和が目標株価引き上げ 「1月13日、投資の視点がスイッチする」
 任天堂<7974.T>が4日ぶり反発。大和証券では、「1月13日、投資の視点がスイッチする」とコメント。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を31900円→35000円と引き上げた。
 「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発表会を経て、株価に対する市場の視点はネイティブアプリがもたらす収益を中心とした短期的な視点から、「Nintendo Switch」を含めた長期的な視点に切り替わることになると想定。大和では、同社の収益へ寄与するだけでなく、ゲーム業界に対してビジネスモデルの変容をもたらすハードウェアになる可能性があると見て、「Nintendo Switch」に対して期待を抱いているとした。「Nintendo Switch」の発表会ならびに体験会は1月13日に開催される予定。

★9:04  ヤマトHD-売り気配 3Q累計1割営業減益との観測 ネット通販拡大で人件費増
 ヤマトホールディングス<9064.T>が売り気配。8日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が560億円前後と前年同期より1割ほど減ったようだと報じられた。
 インターネット通販の拡大で物量が増える中、人材確保の費用が膨らんだという。大口顧客の荷物は料金を割り引くため単価も下がり、9月までの増益から一転して減益になったとみられる。


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