前場コメント No.7 FCC、みずほ、プレミア、フロイント産業、島津製作所など
★9:31 FCC-みずほが目標株価引き上げ 2017年は米国における拡販案件の採算改善に注目
エフ・シー・シー<7296.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、2017年は米国における拡販案件の採算改善と、そのペースに注目。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
2017年の注目点は、米国で採算改善が進んで利益貢献度が高まることと、そのペース。同社は四輪車用クラッチにおいて、主要顧客であるホンダへの売上高依存度が5割程度と拡販が進んでいる。拡販をけん引するのはFord、ZF、Chryslerへの米国での増販であり、この基調は中期的に続く見込み。一方で、拡販製品は立ち上げ局面にあり、収益性安定には時間を要する見通し。当面は、米国の採算改善を見極める局面と考え、投資判断は「中立」。ただし、早期改善がみられることで株式市場の評価も上昇する可能性があるとした。
エフ・シー・シー<7296.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、2017年は米国における拡販案件の採算改善と、そのペースに注目。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
2017年の注目点は、米国で採算改善が進んで利益貢献度が高まることと、そのペース。同社は四輪車用クラッチにおいて、主要顧客であるホンダへの売上高依存度が5割程度と拡販が進んでいる。拡販をけん引するのはFord、ZF、Chryslerへの米国での増販であり、この基調は中期的に続く見込み。一方で、拡販製品は立ち上げ局面にあり、収益性安定には時間を要する見通し。当面は、米国の採算改善を見極める局面と考え、投資判断は「中立」。ただし、早期改善がみられることで株式市場の評価も上昇する可能性があるとした。
★9:36 みずほなど-大和が大手5行の目標株価引き上げ 株価上昇トレンドの持続を予想
大和証券では、米国大統領選後の株価上昇トレンドの持続を予想。マイナス金利政策下に国内資金利ざやが悪化。非金利収益の回復にも遅れ。債券相場下落で市場部門も収益環境は厳しく、円安効果が本業収益を下支えしている格好。株式益もあり、銀行ガイダンス達成の確度は高い。
米大統領選後の金利上昇を受けて大手銀行の株価は急反発したが、市場対比では割安感が残る。早晩、日本銀行の金融政策に見直し観測が浮上する展開も想定され、当面、出遅れ修正の動きが続くと期待するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
--------------------------------------------------------------
8411 みずほ 2(アウトパフォーム) 230円→250円
8316 三井住友 2(アウトパフォーム) 5000円→5200円
8309 三住トラスト 2(アウトパフォーム) 4800円→5000円
8308 りそなHD 2(アウトパフォーム) 650円→700円
8306 三菱UFJ 2(アウトパフォーム) 760円→880円
大和証券では、米国大統領選後の株価上昇トレンドの持続を予想。マイナス金利政策下に国内資金利ざやが悪化。非金利収益の回復にも遅れ。債券相場下落で市場部門も収益環境は厳しく、円安効果が本業収益を下支えしている格好。株式益もあり、銀行ガイダンス達成の確度は高い。
米大統領選後の金利上昇を受けて大手銀行の株価は急反発したが、市場対比では割安感が残る。早晩、日本銀行の金融政策に見直し観測が浮上する展開も想定され、当面、出遅れ修正の動きが続くと期待するとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
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8411 みずほ 2(アウトパフォーム) 230円→250円
8316 三井住友 2(アウトパフォーム) 5000円→5200円
8309 三住トラスト 2(アウトパフォーム) 4800円→5000円
8308 りそなHD 2(アウトパフォーム) 650円→700円
8306 三菱UFJ 2(アウトパフォーム) 760円→880円
★9:40 プレミア-みずほが「中立」へ引き下げ DPU増加モメンタムは足踏み
プレミア投資法人<8956.T>が10日ぶり反落。みずほ証券では、DPU(1口当たり分配金)増加モメンタムは足踏みと想定。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価は15.20万円→14.00万円と引き下げた。
従来、みずほがリスク要因としてみていたテナント退去リスクは、12月の決算発表時に明らかとなった17.4期のさらなるオフィスのテナントの退去で顕在化した形になった。また、中長期的なDPU成長ドライバーであるスポンサーのNTT都市開発からの物件供給はスローダウンしており、今後も不透明感が残る。これらにより、DPU増加トレンドは足踏みし、株価上昇の可能性が低下したとの見方を示した。
プレミア投資法人<8956.T>が10日ぶり反落。みずほ証券では、DPU(1口当たり分配金)増加モメンタムは足踏みと想定。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価は15.20万円→14.00万円と引き下げた。
従来、みずほがリスク要因としてみていたテナント退去リスクは、12月の決算発表時に明らかとなった17.4期のさらなるオフィスのテナントの退去で顕在化した形になった。また、中長期的なDPU成長ドライバーであるスポンサーのNTT都市開発からの物件供給はスローダウンしており、今後も不透明感が残る。これらにより、DPU増加トレンドは足踏みし、株価上昇の可能性が低下したとの見方を示した。
★9:41 フロイント産業-大幅反発 3Q累計98%営業増益 増配も発表
フロイント産業<6312.T>が大幅反発。同社は6日、17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が14.4億円(前年同期比98.2%増)だったと発表した。
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門で、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲で受注が好調に推移した。
併せて、従来15円としていた通期配当金を20円へと引き上げた。上場20周年記念配当を実施する。
フロイント産業<6312.T>が大幅反発。同社は6日、17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が14.4億円(前年同期比98.2%増)だったと発表した。
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門で、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲で受注が好調に推移した。
併せて、従来15円としていた通期配当金を20円へと引き上げた。上場20周年記念配当を実施する。
★9:43 島津製作所-野村が目標株価引き上げ 安定的成長が見込まれる企業の1つ
島津製作所<7701.T>が3日ぶり反発。野村証券では、安定的成長が見込まれる企業の1つと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2100円→2500円と引き上げた。
業績予想を上方修正。円安、分析装置市場の安定的な成長を織り込んだもの。株価にはまだ反映されていないと考え、積極的な投資を推奨したいとした。主力の計測機器事業のうち、コア製品である質量分析計LCMS-8060の競争力は高いことを再確認し、計測機器事業の現地通貨ベースの成長率も引き上げ。
島津製作所<7701.T>が3日ぶり反発。野村証券では、安定的成長が見込まれる企業の1つと注目。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2100円→2500円と引き上げた。
業績予想を上方修正。円安、分析装置市場の安定的な成長を織り込んだもの。株価にはまだ反映されていないと考え、積極的な投資を推奨したいとした。主力の計測機器事業のうち、コア製品である質量分析計LCMS-8060の競争力は高いことを再確認し、計測機器事業の現地通貨ベースの成長率も引き上げ。
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