後場コメント No.1 マブチモーター、チェンジ、東芝、ＡＬＢＥＲＴ、静岡銀行など
★12:30 マブチモーター－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ センチメント悪化は積み増しの好機
マブチモーター<6592.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、センチメントの悪化は積み増しの好機と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7400円→7600円と引き上げた。
1月6日終値は約2カ月ぶりに6000円割れとなり、足もとの株価は軟調。トランプ次期米大統領の自動車メキシコ工場に対する発言を嫌気した動きと推察。ＪＰモルガンではこの影響は、同社グローバル生産体制見直しにつながっていく可能性を否定できないと考えるとしたが、当面の業績および中期成長力に対する懸念は小さいとみているとし、2月14日の本決算前の積み増しを推奨するとした。決算発表同日に開催される説明会で期待される、前期デザイン活動の成果や3期連続自社株買い（予想）などがカタリスト。
マブチモーター<6592.T>が3日ぶり反発。ＪＰモルガン証券では、センチメントの悪化は積み増しの好機と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7400円→7600円と引き上げた。
1月6日終値は約2カ月ぶりに6000円割れとなり、足もとの株価は軟調。トランプ次期米大統領の自動車メキシコ工場に対する発言を嫌気した動きと推察。ＪＰモルガンではこの影響は、同社グローバル生産体制見直しにつながっていく可能性を否定できないと考えるとしたが、当面の業績および中期成長力に対する懸念は小さいとみているとし、2月14日の本決算前の積み増しを推奨するとした。決算発表同日に開催される説明会で期待される、前期デザイン活動の成果や3期連続自社株買い（予想）などがカタリスト。
★12:30 ＴＯＫＹＯＢＡＳＥ－後場買い気配 通期営業益を上方修正 ネット販売など好調
ＴＯＫＹＯＢＡＳＥ<3415.T>が後場買い気配。同社は10日前引け後、17.2期通期の営業利益予想を、従来の9億円から11億9000万円（前期比80.3％増）へと引き上げると発表した。3Qで、インターネット販売と「UNITED TOKYO」が好調だったという。
17.2期3Q累計（3-11月）の営業利益は8億3900万円（前年同期比2.1倍）だった。
ＴＯＫＹＯＢＡＳＥ<3415.T>が後場買い気配。同社は10日前引け後、17.2期通期の営業利益予想を、従来の9億円から11億9000万円（前期比80.3％増）へと引き上げると発表した。3Qで、インターネット販売と「UNITED TOKYO」が好調だったという。
17.2期3Q累計（3-11月）の営業利益は8億3900万円（前年同期比2.1倍）だった。
★12:34 チェンジ－後場急伸 ＡＮＡエアポートサービスとの共同事業が経産省に採択
チェンジ<3962.T>が後場急伸。同社は1月10日12時30分に、ＡＮＡエアポートサービスと羽田空港における物流分野（手荷仕分けなど）の自動化を狙いとしたロボット導入実証事業を開始すると発表した。経済産業省が募集した「ロボット導入実証事業」に採択され、今後は経産省の支援を受けながら推進するとした。
チェンジ<3962.T>が後場急伸。同社は1月10日12時30分に、ＡＮＡエアポートサービスと羽田空港における物流分野（手荷仕分けなど）の自動化を狙いとしたロボット導入実証事業を開始すると発表した。経済産業省が募集した「ロボット導入実証事業」に採択され、今後は経産省の支援を受けながら推進するとした。
★12:35 東芝－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き下げ 原子力ビジネス関連減損費用を織り込む
東芝<6502.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、原子力ビジネス関連減損費用を織り込むとコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を520円→337円と引き下げた。
ウェスチングハウスの原子力関連固定資産、のれん代、ストーン＆ウェブスター社の追加運転資本額を含むのれん計上額など計6100億円を営業外費用として予想、16年度当期損失を2270億円、株主資本を300億円と予想した。メモリービジネスの好調と円安効果もあり、営業利益予想は引き上げたが、中期的な利益改善ポテンシャルを織り込むには同社からの詳細開示と東証1部指定変えを確認する必要があると判断。詳細開示と資本対策に期待するとした。
東芝<6502.T>が続落。ＪＰモルガン証券では、原子力ビジネス関連減損費用を織り込むとコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を520円→337円と引き下げた。
ウェスチングハウスの原子力関連固定資産、のれん代、ストーン＆ウェブスター社の追加運転資本額を含むのれん計上額など計6100億円を営業外費用として予想、16年度当期損失を2270億円、株主資本を300億円と予想した。メモリービジネスの好調と円安効果もあり、営業利益予想は引き上げたが、中期的な利益改善ポテンシャルを織り込むには同社からの詳細開示と東証1部指定変えを確認する必要があると判断。詳細開示と資本対策に期待するとした。
★12:40 ＡＬＢＥＲＴ－後場急伸 ウィズ・パートナーズ第3位株主に 経営体制・事業展開で協議開始
ＡＬＢＥＲＴ<3906.T>が後場急伸。同社は10日12時30分、ウィズ・アジア・エボリューション・ファンドを割当先とする第三者割当の方法による無担保転換社債型新株予約権付社債の一部が2016年12月27日に転換されたほか、同ファンドを運営するウィズ・パートナーズと今後の経営体制・事業展開に関する協議が開始されたと発表した。
ウィズ・アジア・エボリューション・ファンドは8.37％のシェアを持つ第3位の大株主となった。ウィズ・パートナーズは、転換した保有普通株式に関しては中期的に保有する意向だという。
ＡＬＢＥＲＴ<3906.T>が後場急伸。同社は10日12時30分、ウィズ・アジア・エボリューション・ファンドを割当先とする第三者割当の方法による無担保転換社債型新株予約権付社債の一部が2016年12月27日に転換されたほか、同ファンドを運営するウィズ・パートナーズと今後の経営体制・事業展開に関する協議が開始されたと発表した。
ウィズ・アジア・エボリューション・ファンドは8.37％のシェアを持つ第3位の大株主となった。ウィズ・パートナーズは、転換した保有普通株式に関しては中期的に保有する意向だという。
★12:41 静岡銀行－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 上値余地は大きくないとの見方
静岡銀行<8355.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は850円→1050円と引き上げた。
以下の前提による理論株価による上値余地は大きくないと判断。さらに、今17.3期は減益が見込まれ、2016年11月に終了した自社株買いなど、追加的な株主還元について目先は期待薄。株主還元に積極的な地方銀行は多く、セクターの主要テーマであるとした。
（1）業績予想は、今17.3期当期利益は380億円、前年比21.5％減。減額修正。（2）直近の市場環境を反映するため、地方銀行の2016年12月末の時価総額（1000億円超を対象）と17.3期2Q末自己資本との回帰式を用いる。（3）予想自己資本は18.3期までの内部留保と、三菱ＵＦＪＭＳストラテジーチームの17.3期末予想を参考に、TOPIX1600の保有株式含み益の増加試算額を加算。
静岡銀行<8355.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は850円→1050円と引き上げた。
以下の前提による理論株価による上値余地は大きくないと判断。さらに、今17.3期は減益が見込まれ、2016年11月に終了した自社株買いなど、追加的な株主還元について目先は期待薄。株主還元に積極的な地方銀行は多く、セクターの主要テーマであるとした。
（1）業績予想は、今17.3期当期利益は380億円、前年比21.5％減。減額修正。（2）直近の市場環境を反映するため、地方銀行の2016年12月末の時価総額（1000億円超を対象）と17.3期2Q末自己資本との回帰式を用いる。（3）予想自己資本は18.3期までの内部留保と、三菱ＵＦＪＭＳストラテジーチームの17.3期末予想を参考に、TOPIX1600の保有株式含み益の増加試算額を加算。
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