前場コメント No.8 楽天、ソニー、ＮＯＫ、豊田自動織機、スター精密など
★9:40 楽天－ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 大きなカタリストは見当たらない
楽天<4755.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、収益や株価を後押しする大きなカタリストは見当たらないとして、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は1400円を継続。
収益性の改善に向けて少しずつ前進しつつあるが、以下を主因に楽天のレーティングを格下げ。（1）目標株価の示唆する上値余地が15％未満まで縮小している。（2）楽天が採算の取れない海外事業を整理するとともに、国内EC事業の再建に取り組む中、収益や株価を後押しする大きなカタリストは見当たらない。前16.12期第4四半期は国内EC事業にポジティブ・サプライズなしとの見方を示した。
楽天<4755.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、収益や株価を後押しする大きなカタリストは見当たらないとして、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は1400円を継続。
収益性の改善に向けて少しずつ前進しつつあるが、以下を主因に楽天のレーティングを格下げ。（1）目標株価の示唆する上値余地が15％未満まで縮小している。（2）楽天が採算の取れない海外事業を整理するとともに、国内EC事業の再建に取り組む中、収益や株価を後押しする大きなカタリストは見当たらない。前16.12期第4四半期は国内EC事業にポジティブ・サプライズなしとの見方を示した。
★9:42 ソニー－3日続伸 スマホ新モデルに有機ELディスプレー採用検討 18年にも投入
ソニー<6758.T>が3日続伸。11日付の日刊工業新聞で、2018～19年に投入するスマートフォンの新モデルに有機エレクトロ・ルミネッセンス（EL）ディスプレーを採用する検討に入ったと報じられた。
有機ELを採用するのは、ソニーモバイルコミュニケーションズ（東京都品川区）のスマホブランド「エクスペリア」の上位機種を軸に検討している。ディスプレーの進化に加え、CPUやバッテリーなどの性能も高め、競合他社と差別化する。鮮明さやフレキシブル性能を実現できる有機ELを採用し、ハイエンド層でのシェア拡大を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ソニー<6758.T>が3日続伸。11日付の日刊工業新聞で、2018～19年に投入するスマートフォンの新モデルに有機エレクトロ・ルミネッセンス（EL）ディスプレーを採用する検討に入ったと報じられた。
有機ELを採用するのは、ソニーモバイルコミュニケーションズ（東京都品川区）のスマホブランド「エクスペリア」の上位機種を軸に検討している。ディスプレーの進化に加え、CPUやバッテリーなどの性能も高め、競合他社と差別化する。鮮明さやフレキシブル性能を実現できる有機ELを採用し、ハイエンド層でのシェア拡大を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:45 ＮＯＫ－みずほが目標株価引き上げ 2017年はFPCの収益改善や車載向けの拡大に注目
ＮＯＫ<7240.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、2017年はFPCの収益改善、車載向けの拡大に注目。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1800円→2160円と引き上げた。
今17.3期上期実績や為替前提変更などを踏まえ、みずほ予想を見直し。シール事業は自動車向けが堅調に推移し、建機など一般産業向けも底打ちの兆しがみられる。為替前提を円安方向に見直したこともあり、前回予想比で増額。一方、電子機器部品事業は、主要顧客向けFPC販売の低迷で想定以上に採算が悪化しており、前回予想から減額。連結営業利益予想も下方修正。電子機器部品事業の営業利益は来18.3期に改善を見込むものの、主要顧客のスマホ販売に左右されるため、不透明感があると指摘した。
ＮＯＫ<7240.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、2017年はFPCの収益改善、車載向けの拡大に注目。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1800円→2160円と引き上げた。
今17.3期上期実績や為替前提変更などを踏まえ、みずほ予想を見直し。シール事業は自動車向けが堅調に推移し、建機など一般産業向けも底打ちの兆しがみられる。為替前提を円安方向に見直したこともあり、前回予想比で増額。一方、電子機器部品事業は、主要顧客向けFPC販売の低迷で想定以上に採算が悪化しており、前回予想から減額。連結営業利益予想も下方修正。電子機器部品事業の営業利益は来18.3期に改善を見込むものの、主要顧客のスマホ販売に左右されるため、不透明感があると指摘した。
★9:51 ソニー－3日続伸 イベント映像販売を開始 音楽ライブなど当日会場訪れた人のみ
ソニー<6758.T>が3日続伸。11日付の日経新聞朝刊で、同社が音楽ライブなどでのイベント映像を、当日会場を訪れた人だけが購入できるサービスを導入したと報じられた。
公演内容やアーティストの楽屋での様子をスマートフォン（スマホ）などで好きな時に視聴できるという。同サービスは新規事業創出プログラム（SAP）から生まれたプロジェクトで、サービスでは初めてとされる。名称は「プロジェクト レビューン」のもよう。
ソニー<6758.T>が3日続伸。11日付の日経新聞朝刊で、同社が音楽ライブなどでのイベント映像を、当日会場を訪れた人だけが購入できるサービスを導入したと報じられた。
公演内容やアーティストの楽屋での様子をスマートフォン（スマホ）などで好きな時に視聴できるという。同サービスは新規事業創出プログラム（SAP）から生まれたプロジェクトで、サービスでは初めてとされる。名称は「プロジェクト レビューン」のもよう。
★9:51 豊田自動織機－みずほが目標株価引き上げ 円安効果を織り込み業績予想を増額
豊田自動織機<6201.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、円安効果を織り込み、業績予想を増額。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4600円→5500円と引き上げた。
今17.3期4Q以降の為替前提を115円/ドル（前回100円）、120円/ユーロ（同115円）へ変更し、業績予想を上方修正。ドル1円、ユーロ1円の円安は各々、年間12億円、3億円の営業増益要因と想定。同社に対するみずほの基本的な見方は不変とした。
業績はカーエアコン用コンプレッサーの増販や産業車両事業におけるバリューチェーンの取り込みにより、中期的な成長が見込まれる。一方で、フォークリフト販売のモメンタムが従来比で低下するなか、株価は保有するトヨタ株や為替の変動に影響されやすいとみているとした。
豊田自動織機<6201.T>が4日ぶり反発。みずほ証券では、円安効果を織り込み、業績予想を増額。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4600円→5500円と引き上げた。
今17.3期4Q以降の為替前提を115円/ドル（前回100円）、120円/ユーロ（同115円）へ変更し、業績予想を上方修正。ドル1円、ユーロ1円の円安は各々、年間12億円、3億円の営業増益要因と想定。同社に対するみずほの基本的な見方は不変とした。
業績はカーエアコン用コンプレッサーの増販や産業車両事業におけるバリューチェーンの取り込みにより、中期的な成長が見込まれる。一方で、フォークリフト販売のモメンタムが従来比で低下するなか、株価は保有するトヨタ株や為替の変動に影響されやすいとみているとした。
★9:55 スター精密－大幅反落 3Q累計営業益36.5％減 工作機械や精密部品の販売減で
スター精密<7718.T>が大幅反落。同社は10日に、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が26.5億円（前年同期比36.5％減）だったと発表した。工作機械や精密部品の販売が減少したことに加え、円高の影響があった。通期の会社計画33.0億円（前期比42.5％減）は据え置いた。
スター精密<7718.T>が大幅反落。同社は10日に、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が26.5億円（前年同期比36.5％減）だったと発表した。工作機械や精密部品の販売が減少したことに加え、円高の影響があった。通期の会社計画33.0億円（前期比42.5％減）は据え置いた。
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