前場コメント No.4 楽天、リボミック、GSユアサ、東燃ゼネラル石油、ラックランドなど

2017/01/12(木) 11:30
★9:04  楽天-CSが目標株価引き下げ 国内ECの競争環境は厳しい状況が続きそう
 楽天<4755.T>が反落。クレディ・スイス証券では、国内ECの競争環境は厳しい状況が続きそうとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は1280円→1260円と引き下げた。
 業績予想の見直しに伴い、目標株価を下方に修正。業績拡大基調は続くものの、国内ECの成長率がやや低調で、収益性の改善も緩やか。欧州サッカーチームへのスポンサー開始に伴う費用増加も期間損益への影響は軽微と判断するが、費用対効果も不透明で利益成長を圧迫する可能性があるとした。強気になるにはカタリストが必要と判断。

★9:05  リボミック-買い気配 大塚製薬とのRBM001に関する共同研究契約満了も協議継続
 リボミック<4591.T>が買い気配。同社は11日に、大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚製薬との間で締結していたミッドカイン・アプタマー(以下「本アプタマー」という)を対象とするRBM001に関する共同研究契約は、2016年12月末に契約期間満了となったが、引き続き、本アプタマーの事業化に向け、契約形態を含めて両社間で協議を行うと発表した。今後、両社間で合意に至った時点で速やかに公表するとしている。

★9:05  GSユアサ-SMBC日興が「2」へ引き下げ 円安効かず 鉛価格上昇影響を受ける
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、鉛価格上昇により、自動車用鉛バッテリーの収益低下が懸念されるとコメント。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を460円→450円と引き下げた。
 鉛価格が会社計画を上回る上昇基調にあり、特に国内の上昇が円安もあり大きくなっている。今17.3期4Q以降の業績に悪影響が予想され、業績予想に織り込んだとした。(1)株価が2016年6月24日終値370円(終値ベースにて直近最安値)から2017年1月6日終値487円まで約32%上昇し、割安感がなくなったこと、(2)前述の鉛価格影響が、今後の株価にマイナス材料となる可能性がある点を考慮し、投資評価を引き下げ。リチウムイオン電池の成長は19.3期以降になる見通し。

★9:06  東燃ゼネラル石油-大和が「2」へ引き上げ 統合効果などによる利益水準向上に期待
 東燃ゼネラル石油<5012.T>が続伸。大和証券では、統合効果とマージン改善による利益水準向上に期待。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を920円→1480円と引き上げた。
 統合効果と精製マージン改善による17年度以降の利益水準向上を期待。東燃ゼネはJXホールディングス(5020)と17年4月に経営統合して「JXTGホールディングス」を設立する予定。
 2017年4月に公表予定のJXTGの新中期経営計画で株主還元政策が示され、将来の配当水準向上の見通しが定量的に示されれば、さらなる上値も期待可能。現時点では、利益計画や株主還元に関して、新中計における既公表以上の内容は想定し難く、株価も期待を織り込んでいない水準と推察されるとした。

★9:06  オートバックス-反落 12月度国内売上高は既存店ベースで3.7%増
 オートバックスセブン<9832.T>が3日ぶり反落。同社は1月11日の大引け後に、12月度月次売上概況(速報)を発表し、国内売上高(全業態)は既存店ベースで前年同月比3.7%増となった。プラスは3カ月連続。全店では同3.6%増。前年の暖冬による需要減少の反動もあり、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなど冬季商品が好調だったとした。

★9:07  ラックランド-反発 消防施設工事業の協和電設を買収
 ラックランド<9612.T>が3日ぶり反発。同社は1月11日の大引け後に、消防施設工事業の協和電設(大阪市)の全株式を取得すると発表した。
 取得価格は非公表。1971年5月に設立され、関西地区を中心に消防施設工事・メンテナンスを行い、鉄道会社グループの商業施設からも安定的に受注しているなど、技術力に定評がある会社としている。


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