前場コメント No.5 山口FG、富士石油、日本無線、JX、オービックなど
★9:08 山口FG-SMBC日興が「1」へ引き上げ 18.3期は減益回避見込みも出遅れ感は強い
山口フィナンシャルグループ<8418.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、来18.3期は減益回避見込みも、出遅れ感は強いと判断。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」、目標株価を1100円→1500円と引き上げた。
今17.3期上期決算発表時に通期計画を下方修正し、これはトランプ・ラリーで大手地銀も含めて銀行株全体が上昇する中で、同社株がほぼTOPIX並みと出遅れる遠因にもなった。下方修正自体はネガティブな材料が顕在化したというよりは、高めに計画されていた期初計画が上期の進ちょくを踏まえて、現実線に修正されたものと言え、ネガティブな印象はないとした。
来18.3期は大手地銀平均では連結純利益で平均1割程度の減益を見込んでいるとしたが、同社については減益を回避できる見通し。主因はのれん償却を含めた経費の減少。
山口フィナンシャルグループ<8418.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、来18.3期は減益回避見込みも、出遅れ感は強いと判断。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」、目標株価を1100円→1500円と引き上げた。
今17.3期上期決算発表時に通期計画を下方修正し、これはトランプ・ラリーで大手地銀も含めて銀行株全体が上昇する中で、同社株がほぼTOPIX並みと出遅れる遠因にもなった。下方修正自体はネガティブな材料が顕在化したというよりは、高めに計画されていた期初計画が上期の進ちょくを踏まえて、現実線に修正されたものと言え、ネガティブな印象はないとした。
来18.3期は大手地銀平均では連結純利益で平均1割程度の減益を見込んでいるとしたが、同社については減益を回避できる見通し。主因はのれん償却を含めた経費の減少。
★9:08 富士石油-大和が「3」へ引き下げ 足元の株価は17年度見通しに照らして妥当な水準
富士石油<5017.T>が反落。大和証券では、足元の株価は17年度見通しに照らして妥当な水準と判断。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価を380円→350円と引き下げた。
16年度は5期ぶりに当期純損益が黒字転換し、前年度の無配から会社計画通り年間6円/株への復配を果たすとの見方に変更はなし。また、原油価格の上昇基調やドル円相場の円安基調によって、在庫評価影響は利益押し上げ要因となることも見込まれる。
しかし、17年度は同社唯一の製造拠点である袖ヶ浦製油所において4年に1度の大規模定期修繕が予定されており、石油精製マージンの改善を前提とする大和業績予想においても、前年度比減益は免れないと想定しているとした。
富士石油<5017.T>が反落。大和証券では、足元の株価は17年度見通しに照らして妥当な水準と判断。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価を380円→350円と引き下げた。
16年度は5期ぶりに当期純損益が黒字転換し、前年度の無配から会社計画通り年間6円/株への復配を果たすとの見方に変更はなし。また、原油価格の上昇基調やドル円相場の円安基調によって、在庫評価影響は利益押し上げ要因となることも見込まれる。
しかし、17年度は同社唯一の製造拠点である袖ヶ浦製油所において4年に1度の大規模定期修繕が予定されており、石油精製マージンの改善を前提とする大和業績予想においても、前年度比減益は免れないと想定しているとした。
★9:09 日本無線-続伸 自動運転システム向けセンチメーター級のGNSSチップ開発に着手
日本無線<6751.T>が続伸。同社は1月11日の大引け後に、自動車の先進運転支援(ADAS)、高度な自動運転の実現を支えるため、2018年4月より4機体制でサービス開始予定の準天頂衛星L6信号とマルチ衛星システムに対応したGNSSチップ(JG11)の開発に着手したと発表した。
開発するJG11は通常カーナビゲーションシステムで利用するGNSS受信機の測位精度が数メートル単位であったのに対し、L6信号の補強データによる測位を行うことで、センチメータ級の高精度な位置精度を可能とする。
日本無線<6751.T>が続伸。同社は1月11日の大引け後に、自動車の先進運転支援(ADAS)、高度な自動運転の実現を支えるため、2018年4月より4機体制でサービス開始予定の準天頂衛星L6信号とマルチ衛星システムに対応したGNSSチップ(JG11)の開発に着手したと発表した。
開発するJG11は通常カーナビゲーションシステムで利用するGNSS受信機の測位精度が数メートル単位であったのに対し、L6信号の補強データによる測位を行うことで、センチメータ級の高精度な位置精度を可能とする。
★9:10 JX-大和が「2」へ引き上げ 統合効果とマージン改善による利益水準向上に期待
JXホールディングス<5020.T>が続伸。大和証券では、統合効果とマージン改善による利益水準向上に期待。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を400円→580円と引き上げた。
統合効果と精製マージン改善による17年度以降の利益水準向上を期待。JXは東燃ゼネラル石油(5012)と17年4月に経営統合して「JXTGホールディングス」を設立する予定。
2017年4月に公表予定のJXTGの新中期経営計画で株主還元政策が示され、将来の配当水準向上の見通しが定量的に示されれば、さらなる上値も期待可能。現時点では、利益計画や株主還元に関して、新中計における既公表以上の内容は想定し難く、株価も期待を織り込んでいない水準と推察されるとした。
JXホールディングス<5020.T>が続伸。大和証券では、統合効果とマージン改善による利益水準向上に期待。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価を400円→580円と引き上げた。
統合効果と精製マージン改善による17年度以降の利益水準向上を期待。JXは東燃ゼネラル石油(5012)と17年4月に経営統合して「JXTGホールディングス」を設立する予定。
2017年4月に公表予定のJXTGの新中期経営計画で株主還元政策が示され、将来の配当水準向上の見通しが定量的に示されれば、さらなる上値も期待可能。現時点では、利益計画や株主還元に関して、新中計における既公表以上の内容は想定し難く、株価も期待を織り込んでいない水準と推察されるとした。
★9:12 オービック-4日ぶり反発 3Q累計4%経常増益で過去最高との観測 増配も
オービック<4684.T>が4日ぶり反発。12日付の日経新聞朝刊で、同社が17.3期通期の年間配当を従来予想(前期と横ばいの85円)から5円増やし、90円とする公算が大きいと報じられた。
大企業を中心にIT(情報技術)投資が活発で、16年4~12月期の連結経常利益は前年同期比4%増の230億円強と、同期としては過去最高を更新したもよう。通期でも最高益を達成するめどがついたため、5期連続の増配に踏み切るという。
オービック<4684.T>が4日ぶり反発。12日付の日経新聞朝刊で、同社が17.3期通期の年間配当を従来予想(前期と横ばいの85円)から5円増やし、90円とする公算が大きいと報じられた。
大企業を中心にIT(情報技術)投資が活発で、16年4~12月期の連結経常利益は前年同期比4%増の230億円強と、同期としては過去最高を更新したもよう。通期でも最高益を達成するめどがついたため、5期連続の増配に踏み切るという。
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