前場コメント No.6 オムロン、不二越、吉野家ＨＤ、東芝、ふくおかＦＧなど
★9:12 ウエルシアＨＤ－3日続落 3Q累計営業益36.2％増も材料出尽くしで売り優勢
ウエルシアホールディングス<3141.T>が3日続落。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は164.7億円（前年同期比36.2％増）だったと発表した。ウエルシアモデルの積極的な推進や調剤併設率の向上、24時間営業店舗の推進などの施策に取り組んだことが奏功した。なお、通期の会社計画218.0億円（前期比16.2％増）は据え置いた。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
ウエルシアホールディングス<3141.T>が3日続落。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は164.7億円（前年同期比36.2％増）だったと発表した。ウエルシアモデルの積極的な推進や調剤併設率の向上、24時間営業店舗の推進などの施策に取り組んだことが奏功した。なお、通期の会社計画218.0億円（前期比16.2％増）は据え置いた。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:13 オムロン－続伸 制御機器のフルラインナップ化で勝負に挑む 新規「買い」
オムロン<6645.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、「制御機器のフルラインナップ化で勝負に挑む」とコメント。投資判断「買い」、目標株価5300円として、新規カバレッジを開始した。
ポイントは、（1）本社直轄事業（バックライト、パワコンなど）の事業改革の一巡、（2）円安による交易条件の改善、（3）IAB（制御機器事業）でのフルラインナップ体制構築の3点。特に（3）はIoT化および電動化の需要増をつかむ上で重要であり、同社の長年にわたる種まきの成果が結実する日は近いと判断。同社売上高の4割を占めるコア事業であるIABの売上高成長が業界平均以上に浮揚するステージが、いよいよ到来すると考えるとした。「買い」を強調。
オムロン<6645.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、「制御機器のフルラインナップ化で勝負に挑む」とコメント。投資判断「買い」、目標株価5300円として、新規カバレッジを開始した。
ポイントは、（1）本社直轄事業（バックライト、パワコンなど）の事業改革の一巡、（2）円安による交易条件の改善、（3）IAB（制御機器事業）でのフルラインナップ体制構築の3点。特に（3）はIoT化および電動化の需要増をつかむ上で重要であり、同社の長年にわたる種まきの成果が結実する日は近いと判断。同社売上高の4割を占めるコア事業であるIABの売上高成長が業界平均以上に浮揚するステージが、いよいよ到来すると考えるとした。「買い」を強調。
★9:13 不二越－大幅続伸 今期44％営業増益見込む 前期41％減益着地
不二越<6474.T>が大幅続伸。同社は11日、17.11期通期の連結営業利益予想を160億円（前期比43.6％増）とすると発表した。
ロボット事業に軸足を置き、販売・サービス、製造・調達、研究開発の各面で体質を強化する。商材ラインナップの拡充、新しいビジネスチャンスの創出、抜本的なコスト改革にも取り組む。
16.11期通期の営業利益は111億円（前の期比41.2％減）だった。中長期的な企業成長を見据えた先行投資による費用が増加した。
不二越<6474.T>が大幅続伸。同社は11日、17.11期通期の連結営業利益予想を160億円（前期比43.6％増）とすると発表した。
ロボット事業に軸足を置き、販売・サービス、製造・調達、研究開発の各面で体質を強化する。商材ラインナップの拡充、新しいビジネスチャンスの創出、抜本的なコスト改革にも取り組む。
16.11期通期の営業利益は111億円（前の期比41.2％減）だった。中長期的な企業成長を見据えた先行投資による費用が増加した。
★9:13 吉野家ＨＤ－反発 3Q累計営業益41.4％増 豚丼復活販売や吉呑み店舗拡大で
吉野家ホールディングス<9861.T>が反発。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は12.0億円（前年同期比41.4％増）だったと発表した。通期の会社計画34.0億円（前期比2.1倍）は据え置いた。
吉野家において、4月に「豚丼」を復活販売し、5月には「吉呑み」の店舗を拡大した。10月には「スーパーフライデー」キャンペーンを実施。また11月には冬の定番商品として、「牛すき鍋膳」と地域限定メニューとして5種類の「ご当地鍋」を販売し好評だったことが奏功した。
吉野家ホールディングス<9861.T>が反発。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は12.0億円（前年同期比41.4％増）だったと発表した。通期の会社計画34.0億円（前期比2.1倍）は据え置いた。
吉野家において、4月に「豚丼」を復活販売し、5月には「吉呑み」の店舗を拡大した。10月には「スーパーフライデー」キャンペーンを実施。また11月には冬の定番商品として、「牛すき鍋膳」と地域限定メニューとして5種類の「ご当地鍋」を販売し好評だったことが奏功した。
★9:16 東芝－反落 米原発子会社の資産見直しで損失計上を検討と報じられる
東芝<6502.T>が3日ぶり反落。同社が米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック（ＷＨ）の事業価値や資産を見直し、損失計上を検討していることが分かったと、共同通信が1月11日の大引け後に伝えている。
記事によると、損失額は数百億円規模にのぼる可能性があるとした。すでに米原発事業の別のグループ会社で数千億円規模の損失が発生する見通しとなっており、ＷＨでさらに損失を計上すれば、東芝の財務は一層悪化しそうと報じている。
東芝<6502.T>が3日ぶり反落。同社が米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック（ＷＨ）の事業価値や資産を見直し、損失計上を検討していることが分かったと、共同通信が1月11日の大引け後に伝えている。
記事によると、損失額は数百億円規模にのぼる可能性があるとした。すでに米原発事業の別のグループ会社で数千億円規模の損失が発生する見通しとなっており、ＷＨでさらに損失を計上すれば、東芝の財務は一層悪化しそうと報じている。
★9:16 ふくおか－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 経営統合は延期だけでなく見送りの可能性も
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、株価上昇や経営統合の先行きの不透明感を踏まえて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価を450円→550円と引き上げた。
業績予想の前提として、計画より1年遅れの2018年4月に十八銀がＦＧ傘下入り、19年4月に親和銀と十八銀が合併をメインシナリオとした。ただ、経営統合が見送られた場合、ＳＭＢＣ日興が期待する統合効果（十八銀からの負ののれん発生と同時に、熊本・親和両行の正ののれんを一括償却し、将来にわたっての正ののれんの償却費用を消滅させること）が生じない点はネガティブ。目標株価は地銀平均のPBRの変化を踏まえて550円とするが、株価の上昇や経営統合の先行きが不透明になってきたことを踏まえ、投資評価を「2」に引き下げるとした。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、株価上昇や経営統合の先行きの不透明感を踏まえて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価を450円→550円と引き上げた。
業績予想の前提として、計画より1年遅れの2018年4月に十八銀がＦＧ傘下入り、19年4月に親和銀と十八銀が合併をメインシナリオとした。ただ、経営統合が見送られた場合、ＳＭＢＣ日興が期待する統合効果（十八銀からの負ののれん発生と同時に、熊本・親和両行の正ののれんを一括償却し、将来にわたっての正ののれんの償却費用を消滅させること）が生じない点はネガティブ。目標株価は地銀平均のPBRの変化を踏まえて550円とするが、株価の上昇や経営統合の先行きが不透明になってきたことを踏まえ、投資評価を「2」に引き下げるとした。
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