前場コメント No.15 乃村工芸社、イオンモール、ブラザー、コナミ、東ソーなど
★11:03 乃村工芸社－大幅に3日続伸 3Q累計42％営業増益 複合商業施設向けディスプレイ伸びる
乃村工芸社<9716.T>が大幅に3日続伸。同社は11日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が58.8億円（前年同期比41.7％増）だったと発表した。ディスプレイ事業で、複合商業施設市場や余暇施設市場などの売り上げが順調に伸長した。
乃村工芸社<9716.T>が大幅に3日続伸。同社は11日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が58.8億円（前年同期比41.7％増）だったと発表した。ディスプレイ事業で、複合商業施設市場や余暇施設市場などの売り上げが順調に伸長した。
★11:05 イオンモール－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 海外好転も国内低迷は続く
イオンモール<8905.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、海外好転も国内低迷は続くとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1760円→1750円と引き下げた。
今17.2期第3四半期（3Q）決算は、上半期実績と同様の傾向でありサプライズは小さいと判断。3Q決算も既存モールの減収を海外事業の損益改善やコスト削減で補い、営業利益は微増となった。同社の通期計画に変更はないが、SMBC日興では3Q業績を踏まえて業績予想を減額。主力の国内モールテコ入れが依然として大きな課題との見方を示した。
イオンモール<8905.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、海外好転も国内低迷は続くとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1760円→1750円と引き下げた。
今17.2期第3四半期（3Q）決算は、上半期実績と同様の傾向でありサプライズは小さいと判断。3Q決算も既存モールの減収を海外事業の損益改善やコスト削減で補い、営業利益は微増となった。同社の通期計画に変更はないが、SMBC日興では3Q業績を踏まえて業績予想を減額。主力の国内モールテコ入れが依然として大きな課題との見方を示した。
★11:09 ブラザー工業－反落 産業用機器の提案営業強化 営業部内の技術担当者増員
ブラザー工業<6448.T>が反落。同社は12日付の日経産業新聞で、産業用機器の提案営業で攻勢に出ると報じられた。
工作機械では営業部内の技術担当者を4割増員し、自動車産業向けに複数の機械を組み合わせた設備提案に取り組む。産業用印刷機器でも設計部隊が直販を担う。主力の家庭用プリンターなどの市場が成熟するなか、産業用機器の強化で収益力を底上げするとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
ブラザー工業<6448.T>が反落。同社は12日付の日経産業新聞で、産業用機器の提案営業で攻勢に出ると報じられた。
工作機械では営業部内の技術担当者を4割増員し、自動車産業向けに複数の機械を組み合わせた設備提案に取り組む。産業用印刷機器でも設計部隊が直販を担う。主力の家庭用プリンターなどの市場が成熟するなか、産業用機器の強化で収益力を底上げするとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★11:10 コナミ－大幅続落 ジェフリーズでは「当面はほとんどカタリストなし」 「HOLD」継続
コナミホールディングス<9766.T>が大幅に3日続落。ジェフリーズ証券では、「当面はほとんどカタリストなし」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。投資判断「HOLD」、目標株価3800円は継続。
同社は2016年、ゲーム関連銘柄の中で最も優れた株価パフォーマンスを収めた（2016年に約70％上昇）。一方、来18.3期のコンセンサス営業利益は約30％上方修正されている。現在利益の柱はモバイルゲーム。最近配信開始された『遊戯王』は国内トップ10にとどまることができなかった。世界配信は1月17日の予定で、ジェフリーズではコナミが今17.3期会社計画営業利益の上方修正を2月上旬に発表すると予想。これら2つのカタリストが過ぎれば、アップサイドは限定的と想定。PER約25倍という株価水準はゲーム銘柄の中で最も割高感が強いと指摘。
コナミホールディングス<9766.T>が大幅に3日続落。ジェフリーズ証券では、「当面はほとんどカタリストなし」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。投資判断「HOLD」、目標株価3800円は継続。
同社は2016年、ゲーム関連銘柄の中で最も優れた株価パフォーマンスを収めた（2016年に約70％上昇）。一方、来18.3期のコンセンサス営業利益は約30％上方修正されている。現在利益の柱はモバイルゲーム。最近配信開始された『遊戯王』は国内トップ10にとどまることができなかった。世界配信は1月17日の予定で、ジェフリーズではコナミが今17.3期会社計画営業利益の上方修正を2月上旬に発表すると予想。これら2つのカタリストが過ぎれば、アップサイドは限定的と想定。PER約25倍という株価水準はゲーム銘柄の中で最も割高感が強いと指摘。
★11:12 インフォマート－4日ぶり反発 BtoBプラットフォームとＩＣＳの「OPEN21 SIAS」がシステム連携
インフォマート<2492.T>が4日ぶり反発。同社は12日、提供する「BtoBプラットフォーム」とＩＣＳパートナーズ（東京都港区）が提供する「OPEN21 SIAS」が、企業の請求業務や会計処理での生産性向上に向け、システム連携を開始したと発表した。
ＩＣＳパートナーズが提供する「OPEN21 SIAS」は、4200社の導入実績を持つ「OPEN21 de3」で培った会計ERPを進化させた、マネジメントデータハウスをコンセプトに会計情報を戦略的に活用する戦略情報会計システム。蓄積された会計情報を任意の切り口でピックアップ・集計し、生情報から分析結果まで会計情報の全てを把握することで「コックピット経営」を実現し、経営基盤を強化するという。
インフォマート<2492.T>が4日ぶり反発。同社は12日、提供する「BtoBプラットフォーム」とＩＣＳパートナーズ（東京都港区）が提供する「OPEN21 SIAS」が、企業の請求業務や会計処理での生産性向上に向け、システム連携を開始したと発表した。
ＩＣＳパートナーズが提供する「OPEN21 SIAS」は、4200社の導入実績を持つ「OPEN21 de3」で培った会計ERPを進化させた、マネジメントデータハウスをコンセプトに会計情報を戦略的に活用する戦略情報会計システム。蓄積された会計情報を任意の切り口でピックアップ・集計し、生情報から分析結果まで会計情報の全てを把握することで「コックピット経営」を実現し、経営基盤を強化するという。
★11:17 東ソー－3日続伸 フィリピンで塩化ビニル樹脂製造設備の生産能力増強
東ソー<4042.T>が3日続伸。同社は12日に、同社グループのPRII社（本社：フィリピン）が塩化ビニル樹脂（PVC）製造設備の生産能力増強を決定したと発表した。
フィリピンのPVC需要は、上下水道を中心としたインフラ投資の本格化により、パイプ用途や建築資材向けなどの需要が拡大しており、今後も堅調な成長が見込まれるという。現在、同国ではPVC供給能力が不足しており、PRII社は、PVC生産能力を倍増することで、市場の成長を背景とした需要の拡大に対応するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
東ソー<4042.T>が3日続伸。同社は12日に、同社グループのPRII社（本社：フィリピン）が塩化ビニル樹脂（PVC）製造設備の生産能力増強を決定したと発表した。
フィリピンのPVC需要は、上下水道を中心としたインフラ投資の本格化により、パイプ用途や建築資材向けなどの需要が拡大しており、今後も堅調な成長が見込まれるという。現在、同国ではPVC供給能力が不足しており、PRII社は、PVC生産能力を倍増することで、市場の成長を背景とした需要の拡大に対応するとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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