後場コメント No.2 トヨタ、ラクーン、日野自動車、三菱自動車、テーオー小笠原など
★12:37 クリーク＆リバー－後場上げ幅縮小 3Q累計営業益33.6％増も材料出尽くし
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日12時10分に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は13.5億円（前年同期比33.6％増）だったと発表した。
クリエイティブ分野（日本）および医療分野を中心に事業が順調に伸長したことなどが寄与した。なお、売上高および各段階利益ともに前年同期を上回り過去最高となった。通期の会社計画16.0億円（前期比35.9％増）は据え置いた。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで上値の重い展開となっている。
クリーク・アンド・リバー社<4763.T>が後場上げ幅縮小。同社は12日12時10分に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は13.5億円（前年同期比33.6％増）だったと発表した。
クリエイティブ分野（日本）および医療分野を中心に事業が順調に伸長したことなどが寄与した。なお、売上高および各段階利益ともに前年同期を上回り過去最高となった。通期の会社計画16.0億円（前期比35.9％増）は据え置いた。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで上値の重い展開となっている。
★12:38 トヨタ－大和が目標株価引き上げ 安定性と業界内好ポジションを評価
トヨタ自動車<7203.T>が小幅反落。大和証券では、安定性と業界内好ポジションを評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6800円→7800円と引き上げた。
目標株価を来18.3期予想PERで11倍程度として算出。業界内好ポジション（世界トップの収益力や電動化技術などの優位性）を踏まえれば、自動車セクター予想平均（同10倍程度）を上回る評価が妥当と判断。
同社は潤沢なキャッシュポジションを有する上、今後も高水準のフリーキャッシュフローを創出していくと予想。大和では、中期的な株主還元（配当+自己株式取得）の目安は、年間1兆円レベル（＝1株当たり約340円）と考えているとし、利回り株としての投資魅力も高いと判断するとした。
トヨタ自動車<7203.T>が小幅反落。大和証券では、安定性と業界内好ポジションを評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6800円→7800円と引き上げた。
目標株価を来18.3期予想PERで11倍程度として算出。業界内好ポジション（世界トップの収益力や電動化技術などの優位性）を踏まえれば、自動車セクター予想平均（同10倍程度）を上回る評価が妥当と判断。
同社は潤沢なキャッシュポジションを有する上、今後も高水準のフリーキャッシュフローを創出していくと予想。大和では、中期的な株主還元（配当+自己株式取得）の目安は、年間1兆円レベル（＝1株当たり約340円）と考えているとし、利回り株としての投資魅力も高いと判断するとした。
★12:38 ラクーン－3日ぶり反落 卸・仕入れサイトが「民泊物件.com」運営会社と提携
ラクーン<3031.T>が3日ぶり反落。同社は12日、運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が、民泊物件サイト「民泊物件.com」を運営するスペースエージェント（渋谷区）と業務提携したと発表した。
スーパーデリバリーが、スペースエージェントの顧客である民泊事業者に対し、部屋づくりに必要なアイテムの購入に関してサポートができると考えたという。提携では、スーパーデリバリーから民泊物件.comにスーパーデリバリーのサービスや商品に対する情報を提供するほか、民泊物件.comは顧客となる民泊事業の運営者に対してスーパーデリバリーのサービスを紹介する。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢の展開となっている。
ラクーン<3031.T>が3日ぶり反落。同社は12日、運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」が、民泊物件サイト「民泊物件.com」を運営するスペースエージェント（渋谷区）と業務提携したと発表した。
スーパーデリバリーが、スペースエージェントの顧客である民泊事業者に対し、部屋づくりに必要なアイテムの購入に関してサポートができると考えたという。提携では、スーパーデリバリーから民泊物件.comにスーパーデリバリーのサービスや商品に対する情報を提供するほか、民泊物件.comは顧客となる民泊事業の運営者に対してスーパーデリバリーのサービスを紹介する。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢の展開となっている。
★12:42 日野自動車－大和が目標株価引き上げ 販売面の見通しは良好
日野自動車<7205.T>が小幅反落。大和証券では、販売面の見通しは良好と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1100円→1300円と引き上げた。
来18.3期に向けては、販売拡大の期待が持てる一方、利益面では固定費増加の影響が見通し難い。販売面では、（1）国内トラック市場が堅調に推移するとの想定の下、規制対応車の投入を機に、同社の収益力も向上してくると想定、（2）主力海外拠点であるインドネシアやタイは経済の底打ちと公共投資による需要の回復が続くと考えるとした。ただし、来18.3期業績（固定費負担）に不透明感がある中、投資を急ぐ局面ではないと指摘。
日野自動車<7205.T>が小幅反落。大和証券では、販売面の見通しは良好と判断。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は1100円→1300円と引き上げた。
来18.3期に向けては、販売拡大の期待が持てる一方、利益面では固定費増加の影響が見通し難い。販売面では、（1）国内トラック市場が堅調に推移するとの想定の下、規制対応車の投入を機に、同社の収益力も向上してくると想定、（2）主力海外拠点であるインドネシアやタイは経済の底打ちと公共投資による需要の回復が続くと考えるとした。ただし、来18.3期業績（固定費負担）に不透明感がある中、投資を急ぐ局面ではないと指摘。
★12:45 三菱自動車－大和が目標株価引き上げ アセアンではインドネシア新工場も立ち上がる
三菱自動車<7211.T>が反落。大和証券では、アセアンではインドネシア新工場も立ち上がると注目。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は600円→720円と引き上げた。
来18.3期の販売面では、日本では新モデルもなく、苦戦が続く見込み。一方、主力海外事業のタイでは、17年は買い替えサイクルが好転する（12年に需要を押し上げた減税政策でクルマを購入した人は、5年間その車両を買い替えられないため）。インドネシアでは新工場も立ち上がる。利益面ではコスト削減とアセアン主導の数量効果獲得により、固定費の増加を吸収する展開と考えるとした。
三菱自動車<7211.T>が反落。大和証券では、アセアンではインドネシア新工場も立ち上がると注目。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は600円→720円と引き上げた。
来18.3期の販売面では、日本では新モデルもなく、苦戦が続く見込み。一方、主力海外事業のタイでは、17年は買い替えサイクルが好転する（12年に需要を押し上げた減税政策でクルマを購入した人は、5年間その車両を買い替えられないため）。インドネシアでは新工場も立ち上がる。利益面ではコスト削減とアセアン主導の数量効果獲得により、固定費の増加を吸収する展開と考えるとした。
★12:50 テーオー小笠原－急反落 上期経常益を上方修正も通期は据え置き
テーオー小笠原<9812.T>が急反落。同社は11日、17.5期上期（6-11月）の連結経常利益予想を、従来の2.5億円から4.1億円（前年同期比2.4倍）へと引き上げると発表した。
昨秋に北海道を襲った風水害に伴う損害などに対する保険金のほか、子会社の日産自動車販売会社2社での取扱車種の一部販売停止に対するメーカーによる補償金をそれぞれ計上した。しかし通期見通しについては、同修正が一時的な要因なこと、流通事業で消費者の節約志向の高まりなどから衣料品、家具など高額品の販売状況の低迷は続くものと予想されるなどし、前回予想を据え置いた。
テーオー小笠原<9812.T>が急反落。同社は11日、17.5期上期（6-11月）の連結経常利益予想を、従来の2.5億円から4.1億円（前年同期比2.4倍）へと引き上げると発表した。
昨秋に北海道を襲った風水害に伴う損害などに対する保険金のほか、子会社の日産自動車販売会社2社での取扱車種の一部販売停止に対するメーカーによる補償金をそれぞれ計上した。しかし通期見通しについては、同修正が一時的な要因なこと、流通事業で消費者の節約志向の高まりなどから衣料品、家具など高額品の販売状況の低迷は続くものと予想されるなどし、前回予想を据え置いた。
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