前場コメント No.1 JSP、セブン&アイ、ファストリ、カルナバイオ、グリコなど

2017/01/13(金) 11:30
★9:00  JSP-買い気配 軽量樹脂の成長ポテンシャルは織り込まれていない 新規「買い」
 JSP<7942.T>が買い気配。ゴールドマン・サックス証券では、軽量樹脂「EPP」の成長ポテンシャルは織り込まれていないと判断。投資判断「買い」、目標株価3800円として、新規カバレッジを開始した。
 同社はトヨタが認めた軽量化素材、発泡ポリプロピレン(EPP)のトップメーカー。自動車メーカーは、今後一段と厳しくなる燃費規制に対応するため、EPP製部品の採用を推し進める見通し。EPPの世界シェア60%の同社は21.3期営業利益が150億円(16.3期93億円の約1.5倍)に達するとGSは予想。株式市場はその成長ポテンシャルを十分に織り込んでいないとの見方を示した。
 成長ストーリーのポイントは以下の2点。(1)EPP市場の拡大、(2)高い市場シェア。新規車種へのEPPシートコア/ツールボックスの採用が主な株価材料。

★9:00  セブン&アイ-買い気配 3Q累計営業益5.0%増 スーパーストア事業の増益で
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が買い気配。同社は12日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は2740億円(前年同期比5.0%増)だったと発表した。なお、3Q累計期間として営業利益、経常利益ともに4期連続で過去最高の数値を達成した。
 スーパーストア事業が、テナントミックスによる売場構成の見直しや構造改革を推進、さらに個店・地域特性に合わせた品揃えや、「セブンプレミアム」などの差別化商品の販売を強化により大幅に増益となったことなどが寄与した。通期の会社計画3530億円(前期比0.2%増)は据え置いた。

★9:00  ファストリ-買い気配 1Qは17%営業増益 経費削減で販管費比率改善
 ファーストリテイリング<9983.T>が買い気配。同社は12日、17.8期1Q(9-11月)の連結営業利益が886億円(前年同期比16.7%増)だったと発表した。
 国内で増収となったほか、経費削減対策を全社で進めたことで、売上高販管費比率が改善した。

★9:00  カルナバイオ-反発 CDC7キナーゼ阻害薬がメキシコで特許登録
 カルナバイオサイエンス<4572.T>が3日ぶり反発。同社は1月12日の大引け後に、研究開発を行い、2016年5月27日にプロナイ・セラピューティクス社(社名変更し、現在はシエラ・オンコロジー社)に導出したCDC7キナーゼ阻害薬の特許出願に関し、メキシコ特許庁において特許登録されたと発表した。現在はシエラ・オンコロジー社において臨床試験開始に向けた開発研究が行われているとした。

★9:01  江崎グリコ-売り気配 ユーロ円建てCBで300億円調達 千葉工場で冷菓の生産能力を拡大
 江崎グリコ<2206.T>が売り気配。同社は12日、2024年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。
 発行総額は約300億円、償還期限は2024年1月30日、利率は0%。発行価格は社債額面の103.0%、転換価格は8093円、払込日は1月30日。冷菓事業での千葉工場などの生産能力増強と販売拡大に向けた設備投資資金に充当する。
 野村インターナショナルをブックランナー兼主幹事引受会社とする幹事引受会社が、海外市場(米国を除く)で募集する。シンガポール証券取引所に上場する予定。

★9:01  さくらインターネット-買い気配 スーパーコンピューターシステム受注 契約金額は5年間総額約21億円
 さくらインターネット<3778.T>が買い気配。同社は12日に、産業技術総合研究所と「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」を共同研究する先端素材高速開発技術研究組合より、同社の高火力コンピューティングを基盤とするスーパーコンピューターシステムを受注したと発表した。契約金額は約21億円(5年間総額)で、提供開始は2017年4月1日を予定している。


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