前場コメント No.8 ＪＩＮ、ビックカメラ、エルテス、デクセリアルズ、大阪有機化学など
★10:13 ＪＩＮ－反発 1Q営業益2.5倍 世界初のAIメガネお薦めサービスなど奏功
ジェイアイエヌ<3046.T>が反発。同社は12日、17.8期1Q（9-11月）の連結営業利益が7.8億円（前年同期比2.5倍）だったと発表した。
国内事業で、世界初となる人工知能によるメガネのレコメンドサービス「JINS BRAIN（ジンズ・ブレイン）」などを展開したことで、大幅な増収となった。
ジェイアイエヌ<3046.T>が反発。同社は12日、17.8期1Q（9-11月）の連結営業利益が7.8億円（前年同期比2.5倍）だったと発表した。
国内事業で、世界初となる人工知能によるメガネのレコメンドサービス「JINS BRAIN（ジンズ・ブレイン）」などを展開したことで、大幅な増収となった。
★10:14 ビックカメラ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 2Q以降の業績回復を予想
ビックカメラ<3048.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、新店費用が重く低調なスタートも、2Q以降の業績回復を予想。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1200円→1300円と引き上げた。
今17.8期1Qの営業利益（前年同期比23％減の24.5億円）のＳＭＢＣ日興通期予想に対する進ちょくはやや低く、決算の印象はネガティブ。2016年9月にオープンした広島駅前店のマイナス影響が想定以上に大きかったとした。
一方、（1）新店セールの影響がなくなる2Q以降は同店の損益改善が見込めること、（2）免税売上のマイナス幅も大きく縮小するとみることから、2Q以降の業績回復を予想。1Qの下振れ分を反映して業績予想をやや減額も、相場上昇を踏まえた株式リスクプレミアムの見直しに伴い、目標株価は引き上げ。
ビックカメラ<3048.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、新店費用が重く低調なスタートも、2Q以降の業績回復を予想。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1200円→1300円と引き上げた。
今17.8期1Qの営業利益（前年同期比23％減の24.5億円）のＳＭＢＣ日興通期予想に対する進ちょくはやや低く、決算の印象はネガティブ。2016年9月にオープンした広島駅前店のマイナス影響が想定以上に大きかったとした。
一方、（1）新店セールの影響がなくなる2Q以降は同店の損益改善が見込めること、（2）免税売上のマイナス幅も大きく縮小するとみることから、2Q以降の業績回復を予想。1Qの下振れ分を反映して業績予想をやや減額も、相場上昇を踏まえた株式リスクプレミアムの見直しに伴い、目標株価は引き上げ。
★10:17 エルテス－大幅続落 3Q累計営業益1.4億円も材料出尽くしで売り優勢
エルテス<3967.T>が大幅続落。同社は12日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の営業利益は1.4億円だったと発表した。16年2月期3Qにおいては四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
リスクマネジメントに関する情報を各種メディアなどを通じて、社会に広く提供し、新規案件の獲得を図るとともに、リスク検知に特化したビッグデータ解析を活かした内部不正検知サービスの受注活動を積極化し、クロスセルの推進を図ったことが奏功した。通期の会社計画1.8億円は据え置いた。しかし、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
エルテス<3967.T>が大幅続落。同社は12日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の営業利益は1.4億円だったと発表した。16年2月期3Qにおいては四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
リスクマネジメントに関する情報を各種メディアなどを通じて、社会に広く提供し、新規案件の獲得を図るとともに、リスク検知に特化したビッグデータ解析を活かした内部不正検知サービスの受注活動を積極化し、クロスセルの推進を図ったことが奏功した。通期の会社計画1.8億円は据え置いた。しかし、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★10:19 デクセリアルズ－みずほが目標株価引き上げ 円安と事業構造の最適化で業績回復へ
デクセリアルズ<4980.T>が反発。みずほ証券では、円安と事業構造の最適化で来期以降は業績回復も、割安感はないとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は840円→1200円と引き上げた。
為替前提を変更して業績予想を見直すとともに、比較対象企業7社のマルチプル上昇を反映し、目標株価は引き上げ。
最終製品の成長率鈍化により、同社のコア製品である光学樹脂材料や、異方性導電膜の業績は不振が続いている。みずほでは、光学フィルム事業の成長、車載や半導体分野といった新分野での事業の成長に注目。今17.3期の配当金は55円/株の予想を据え置くとしたが、来18.3期以降は45円/株を予想。その場合でも配当利回りは約3.9％（1月11日終値ベース）と引き続き高水準のため、株価のサポート要因となる見込み。
デクセリアルズ<4980.T>が反発。みずほ証券では、円安と事業構造の最適化で来期以降は業績回復も、割安感はないとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は840円→1200円と引き上げた。
為替前提を変更して業績予想を見直すとともに、比較対象企業7社のマルチプル上昇を反映し、目標株価は引き上げ。
最終製品の成長率鈍化により、同社のコア製品である光学樹脂材料や、異方性導電膜の業績は不振が続いている。みずほでは、光学フィルム事業の成長、車載や半導体分野といった新分野での事業の成長に注目。今17.3期の配当金は55円/株の予想を据え置くとしたが、来18.3期以降は45円/株を予想。その場合でも配当利回りは約3.9％（1月11日終値ベース）と引き続き高水準のため、株価のサポート要因となる見込み。
★10:27 いちごオフィスリート－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 外部成長ができるか様子見
いちごオフィスリート投資法人<8975.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、収益性と質改善を伴う外部成長ができるか様子見とコメント。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を10.00万円→8.50万円と引き下げた。
中規模オフィスを中心にポートフォリオを構成するIORは着実に賃料増額を実現しており、この点は評価が可能。一方、足元の厳しい物件取得環境の下では物件取得による1口当たり収益性向上を見込むことは難しい。1口当たり収益性を向上させながら資産規模拡大ができない場合、他の中堅オフィス型REITと同等のバリュエーション水準に切り上がるのは短期的には難しいと判断するとした。
いちごオフィスリート投資法人<8975.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、収益性と質改善を伴う外部成長ができるか様子見とコメント。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を10.00万円→8.50万円と引き下げた。
中規模オフィスを中心にポートフォリオを構成するIORは着実に賃料増額を実現しており、この点は評価が可能。一方、足元の厳しい物件取得環境の下では物件取得による1口当たり収益性向上を見込むことは難しい。1口当たり収益性を向上させながら資産規模拡大ができない場合、他の中堅オフィス型REITと同等のバリュエーション水準に切り上がるのは短期的には難しいと判断するとした。
★10:27 大阪有機化学－3日ぶり反落 今期11％営業減益見込む 前期55％増益着地
大阪有機化学工業<4187.T>が3日ぶり反落。同社は12日、17.11期通期の連結営業利益予想を21.7億円（前期比11.3％減）とすると発表した。
製品の徹底した品質管理と安全性の確保を第一に、販売の強化と生産コスト・経費を削減し、高度な研究開発力を強化し、新規製品開発に取り組む考え。
16.11期通期の営業利益は24.4億円（前の期比54.7％増）だった。化成品事業で、アクリル酸エステルの収益性アップと海外拡販に注力した。電子材料事業では、主力製品のシェア拡大と次世代表示材料の開発に努めた。
大阪有機化学工業<4187.T>が3日ぶり反落。同社は12日、17.11期通期の連結営業利益予想を21.7億円（前期比11.3％減）とすると発表した。
製品の徹底した品質管理と安全性の確保を第一に、販売の強化と生産コスト・経費を削減し、高度な研究開発力を強化し、新規製品開発に取り組む考え。
16.11期通期の営業利益は24.4億円（前の期比54.7％増）だった。化成品事業で、アクリル酸エステルの収益性アップと海外拡販に注力した。電子材料事業では、主力製品のシェア拡大と次世代表示材料の開発に努めた。
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