前場コメント No.3 サンケン電気、ライク、久光製薬、ドトール日レス、国際石油開発帝石など

2017/01/16(月) 11:30
★9:02  TSI-買い気配 上限200万株・16億円の自己株取得枠を設定
 TSIホールディングス<3608.T>が買い気配。同社は13日、上限200万株・16億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は1月16日~4月13日。上限200万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.80%。

★9:03  サンケン電気-JPモルガンが「Neutral」へ引き下げ 信頼性回復なるか?
 サンケン電気<6707.T>が5日ぶり大幅反落。JPモルガン証券では、「信頼性回復なるか?」とコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」と引き下げた。目標株価は560円→600円と引き上げた。
 昨年11月以降の急ピッチな株価上昇でフェアバリューに近づいたと見て、投資判断を引き下げ。目標株価は業績予想の上方修正に伴い、18年度PER11.5倍で算出した600円にやや引き上げ。
 JPモルガンでは引き続き、同社が主力とする自動車向けパワー半導体の良好な市場環境を想定。ただし、同社ディスカウントバリュエーションの解消にはマネージメントに対する投資家の信頼性回復が不可欠と判断。その第一歩として、同社は(1)10年以上の下振れが続く期初営業利益ガイダンスの達成、(2)10年以上赤字が続くPM事業の黒字化、(3)大幅赤字に転じているPSLの業績改善の3つのハードルをクリアする必要があるとの見方を示した。

★9:04  ライク-岩井コスモが目標株価引き上げ 中長期的な成長ポテンシャルを評価
 ライク<2462.T>が続伸。岩井コスモ証券では、強みである「未経験者を育成するノウハウ」の中長期的な成長ポテンシャルを評価。投資判断「A」を継続、目標株価を2900円→3200円と引き上げた。
 総合人材サービス、子育て支援、介護関連の3本柱で、まさに国策に沿う成長が期待可能。上期決算は売上高が前年同期比42.7%増の190億円、営業利益が同62%増の9億円。前第2四半期からサクセスホールディングスを連結した期間差を考慮しても、好調な着地。通期計画は据え置かれたが、上振れとなる公算は大きいとした。

★9:07  久光製薬-続伸 3Q累計6%営業減益も通期計画据え置きを好感
 久光製薬<4530.T>が続伸。同社は13日、17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が220億円(前年同期比5.7%減)だったと発表した。通期計画280億円を据え置いた。通期の市場コンセンサスは257億円であり、強気の通期計画が据え置かれたことが好感され、買いが入っている。3Q累計での減益については、4月の薬価改定や診療報酬改定の影響を受けた。

★9:07  ドトール日レス-反落 3Q累計営業益13.1%増も材料出尽くしで売り優勢
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が反落。同社は13日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は81.5億円(前年同期比13.1%増)だったと発表した。既存事業において、積極的な新メニュー開発や新規業態の立ち上げ、顧客の嗜好にあわせ業態変更をしたほか、業務の効率化を推進した。また、グループ全体で経費の削減に取り組み、コスト管理の徹底に注力したことも奏功した。通期の会社計画104.7億円(前期比10.7%増)は据え置いた。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:08  国際帝石-反落 サター油田およびウムアダルク油田の権益期限の延長に関して基本合意
 国際石油開発帝石<1605.T>が反落。同社は16日8時30分に、子会社のジャパン石油開発を通じて、アラブ首長国連邦アブダビ海上において、アブダビ国営石油会社(以下、ADNOC)とともに参画しているサター油田およびウムアダルク油田(以下、両油田)の原油生産事業について、国際帝石の権益期限の延長に関しADNOCと基本合意したと発表した。
 この基本合意に基づき、今後、国際帝石とADNOCは両油田の国際帝石の権益期限の約25年間の延長およびウムアダルク油田に関する権益比率の増加(現在の12%から40%)を含む詳細な条件を協議の上、正式な合意を目指していくとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。


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