後場コメント No.2 ディスコ、エスプール、ジャパンディスプレイ、シンプロメンテ、富士重工業など

2017/01/16(月) 15:00
★12:42  ディスコ-ドイツ証が目標株価引き上げ 消耗品が利益をけん引
 ディスコ<6146.T>が続落。ドイツ証券では、消耗品が利益をけん引しており、装置販売も3D NAND関連で底打ちを想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を13000円→16800円と引き上げた。
 硬度の高い電子部品・パワー半導体への装置の広がりにより、構造的に消耗品販売が拡大しており、足もとの半導体・電子部品メーカーの高稼働の恩恵も受けて、収益性が切り上がっていく見通し。装置本体の引き合いも、3D NAND新工場に向けて、1~3月以降に売り上げが増加していくとの見方を示した。

★12:45  エスプール-急落 今期営業益14.8%増も材料出尽くしで売り優勢
 エスプール<2471.T>が急落。同社は13日に、17.11期通期の連結営業利益予想を5.8億円(前期比14.8%増)と発表した。好調な人材派遣サービスや障がい者雇用支援サービスで一定の収益を確保しつつ、新規事業の創出、既存事業の高付加価値化やサービスラインの拡大・充実化などの投資を行っていくとしている。
 16.11期通期の連結営業利益は5.1億円(前期比8.6倍)だった。グループ型派遣を展開する人材派遣サービスが大きく拡大した。また、スマートメーター設置業務が黒字転換したことも寄与した。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:47  ジャパンディスプレイ-ドイツ証が目標株価引き上げ 上値余地は限定的
 ジャパンディスプレイ<6740.T>が変わらずを挟んで大幅に3日続落。ドイツ証券では、株価の上値余地は限定的とみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は180円→300円と引き上げた。
 為替前提や足もとの市場環境の変化を踏まえ、業績予想を見直し。今回大きく変更したのは中国スマートフォン向けLTPSの販売見通し。今17.3期4QまではLTPSの採用機種拡大を業績予想に織り込んだとした。一方、来18.3期は再びOLEDとの競争が激化し、同社LTPSの販売が減少すると予想。

★12:48  シンプロメンテ-急反発 3Q累計18%営業増益 サービス対象店舗数増加で緊急メンテ堅調
 シンプロメンテ<6086.T>が急反発。同社は13日、17.2期3Q累計(3-11月)の営業利益が2.3億円(前年同期比18.0%増)だったと発表した。
 緊急メンテナンスサービスについて、新規顧客の獲得のほか、既存顧客のサービス対象店舗数とメンテナンスの対象種類の増加による依頼数の増加で、堅調に推移した。予防メンテナンスサービスについても、大手チェーン企業の店舗を中心に既存サービスのエアコン、冷凍・冷蔵機器についての事前整備・点検・洗浄が好調に推移した。

★12:50  富士重工業-SMBC日興が目標株価引き上げ ダイレクトな増販と円安効果に期待
 富士重工業<7270.T>が反落。SMBC日興証券では、ダイレクトな増販と円安効果に期待。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を5700円→6500円と引き上げた。
 増産効果の本格寄与による米国での販売モメンタム加速など、実態面のアップサイドポテンシャルに加えて、円安転換が寄与した株価推移と考えられる。ただし、現状の為替水準ならびに来18.3期以降の収益水準を考慮すると、株価の上昇余地はまだ十分にあると判断。引き続き、短期的には新型「インプレッサ」に始まる次世代ラインナップの販売動向、中期的には収益機会拡大に向けたバリューチェーン強化策等に注目しつつ、強気スタンスを継続するとした。

★12:55  ヒトコム-急落 1Q営業益14.9%減 過年度未払給与計上などで
 ヒト・コミュニケーションズ<3654.T>が急落。同社は13日、17.8期1Q(9-11月)の連結営業利益が7.9億円(前年同期比14.9%減)だったと発表した。過年度におけるスタッフなどの未払給与計上やスタッフ確保のための積極的な募集費投下などが響いた。上期の会社計画15.5億円(前期比2.4%増)は据え置いた。


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