後場コメント No.6 フロイント産業、東京エレクトロン、JIN、ベクトル、アクトコールなど

2017/01/16(月) 15:00
★13:54  ありがとうサービス-急落 通期営業益を下方修正 一部新店舗の業績が予定下回る
 ありがとうサービス<3177.T>が急落。同社は13日に、17.2期通期の営業利益予想を、従来の6.2億円から3.9億円(前期比35.4%減)へと引き下げると発表した。前期にオープンした新店舗は売上増に貢献しているが、3Qにおいても既存店売上の前年同期比を下回り、また、1年以内の新店舗のうち3か所6店舗の業績が予定を下回っていることが響く。
 17.2期の3Q累計(3月-11月)の営業利益は2.2億円(前年同期比43.2%減)だった。リユース事業において4月の熊本地震により熊本、大分地区の14店舗が一定期間休業となったことなどが響いた。
 併せて、17.2期の期末配当金予想を113円→110円(前期は102円)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。

★13:54  フロイント産業-TIWが「2+」継続 機械部門の高水準の受注が続く
 フロイント産業<6312.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、今17.2期3Q決算は大幅増益で、機械部門の高水準の受注が続くと想定。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今17.2期3Q累計決算は、売上高147億6700万円(前年同期比+12.98%)、営業利益14億4100万円(同+98.2%)と大幅な増益基調を維持。
 同社の株価は、好決算が見込まれるため決算発表直前から上昇する傾向が強い。今後も、1600円を下回る水準では積極的に押し目買いを提案するとした。

★14:02  東京エレクトロン-ドイツ証が目標株価引き上げ SPE受注高2000億円を超過へ
 東京エレクトロン<8035.T>が5日続伸。ドイツ証券では、07.3期4Q以来のSPE受注高2000億円超過を想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を10000円→13600円と引き上げた。
 3D NAND投資の立ち上がりにより、3QにおけるSPE受注高は前四半期比+10%と拡大を予想。4Q以降も高水準の受注を見ているとした。来18.3期は今17.3期の好調の反動でSPE受注は横ばいで見ているとしたが、売り上げや利益は拡大を予想。

★14:07  JIN-反発 子ども向けの花粉対策用眼鏡のサイズを増やすと報道で
 ジェイアイエヌ<3046.T>が3日ぶり反発。時事通信が1月15日、眼鏡専門店「JINS」で、子ども向けの花粉対策用眼鏡のサイズを増やすと伝えたことが材料。
 子ども用は2013年から扱うが、「小学校高学年以上に合うサイズを求める声が多かった」(広報)ことから、26日に従来の製品より一回り大きいタイプを追加すると報じられている。

★14:07  ベクトル-急落 3Q累計営業益47.8%増も材料出尽くし
 ベクトル<6058.T>が急落。同社は13日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は17.1億円(前年同期比47.8%増)だったと発表した。
 中核事業である戦略PRサービスが順調に業績を伸ばしており、アジア・ASEAN地域を中心とした海外においても多くの案件を獲得し堅調に推移したことなどが寄与した。通期の会社計画21.1億円(前期比30.4%増)は据え置いた。しかし、決算期待から株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが出ている。

★14:11  アクトコール-大幅続伸 今期77%営業増益見込む 前期60%減益着地
 アクトコール<6064.T>が大幅続伸。同社は13日、17.11期通期の連結営業利益予想を4.2億円(前期比76.6%増)とすると発表した。
 住生活関連総合アウトソーシング事業で、賃貸市場向け、持家市場向けサービスを新規に導入する企業の開拓、エネルギー業界へのサービス提供による会員拡大を図るとともに、現場ニーズにあった高品質なサービス提供に努める考えだという。
 16.11期通期の営業利益は2.4億円(前の期比59.7%減)だった。住生活関連総合アウトソーシング事業で、持家市場へのサービス展開、エネルギー業界との提携、そのシナジー効果による賃貸向けサービスの成長により会員数が増加した。


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