前場コメント No.3 ライトオン、宝HD、アルファ、セブン&アイ、豆蔵HDなど

2017/01/17(火) 11:30
★9:02  ライトオン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 販促強化を図るが売上不振は続く
 ライトオン<7445.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、販促強化を図るものの売上不振が続くと想定。投資判断「Underweight」を継続、目標株価を940円→890円と引き下げた。
 業績予想を下方修正。修正のなかった会社営業利益予想(40.5億円)の達成は一段と難しくなったとみているとした。修正のポイントは、1Q決算内容や12月度の既存店売上高(前年同月比-13.8%)を踏まえ、売上高・粗利率の前提を引き下げたこと。引き続き、販促強化に見合った売上高を確保できるか、販促強化と在庫コントロールを両立できるかなどが焦点になると考えているとした。

★9:03  宝HD-反発 豪州のニッポンフードを傘下に 第三社割当増資を引き受け
 宝ホールディングス<2531.T>が反発。同社は1月16日の大引け後に、連結子会社である宝酒造(京都市)が、オーストラリアの日本食材卸会社であるニッポンフード・サプライズ・カンパニー(シドニー市)の実施する第三者割当増資を引き受けると発表した。第三者割当増資引受により、宝酒造が所有する議決権割合は51.0%となる予定であり、連結子会社(特定子会社)となる。取得価格は1604万6000豪ドル。

★9:04  高松コンストラクションG-大和が目標株価引き上げ 比較的高い売上成長が可能
 高松コンストラクショングループ<1762.T>が続落。大和証券では、ゼネコン業界では比較的高い売上成長が可能と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2700円→2900円と引き上げた。今17.3期連結営業利益は135億円(前期比+30%)を予想。高松建設を中心に積極的に人員を増強しており、今後も売上は拡大する見込み。

★9:05  アルファ-買い気配 政府が宅配ボックス普及後押し 販売拡大を期待
 アルファCo<3434.T>が買い気配。17日付の日経新聞朝刊で、インターネット通販の拡大で深刻化する物流業者の人手不足や交通渋滞を解消するため、官民が受取人の不在時にも荷物を預けられる宅配ボックスの普及に取り組むと報じられ、材料視されている。
 政府は4月から設置費用の半額を補助する制度を新設し、業者が駅やコンビニに宅配ボックスを設置するのを後押しするという。同社は宅配ボックスの販売を手掛けており、販売拡大を期待した買いが入っている。

★9:05  日本ペイント-続落 中国の塗料メーカー「長潤発塗料集団」を買収
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が続落。同社は1月16日の大引け後に、中国における合弁会社の日本ペイント・チャイナを通じて、 中国の塗料メーカーである「長潤発塗料集団」を買収すると発表した。この買収完了により、中国事業のプレゼンス向上を目指すとした。

★9:06  セブン&アイ-岩井コスモが目標株価引き上げ 株価の出遅れ感も強い
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続落。岩井コスモ証券では、株価の出遅れ感も強いと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を5400円→5700円と引き上げた。
 コンビニエンスストアの既存店売上高が好調に推移し、第3四半期営業・経常利益は過去最高を更新。円安やイトーヨーカ堂での粗利改善などで、今期営業利益の上振れが期待されるとした。中期計画達成に向けて構造改革が進行中であり、株価の出遅れ感も強いことから「A」判断を継続。

★9:07  豆蔵HD-続落 アグラを子会社化 ライセンスビジネスを拡充
 豆蔵ホールディングス<3756.T>が続落。同社は1月16日の大引け後に、コンピュータソフトウエア“AGRA”の開発・販売を行う、アグラ(東京都新宿区)の株式(所有割合:95.48%)を、1月19日までに取得すると発表した。
 取得先は産業革新機構(東京都千代田区)などで、取得価格は非公表。アグラを子会社化することにより、ビックデータ関連事業における既存サービスの付加価値向上やライセンスビジネスの拡充を図るとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。


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