前場コメント No.4 シリコンスタジオ、イオン、ビジョン、東宝、アクロディアなど

2017/01/17(火) 11:30
★9:06  セブン&アイ-みずほが目標株価引き上げ 国内コンビニの新ビジネスモデル構築が待たれる
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続落。みずほ証券では、構造改革は加速、国内コンビニの新たなビジネスモデルの構築が待たれるとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価は5300円→5800円と引き上げた。
 今17.2期3Q(9~11月)営業利益はみずほ予想を上回り、2四半期連続の増益で着地。イトーヨーカ堂の在庫処分が順調に進み、利益へのマイナス影響が小さかったことが予想を上回った最大の要因。井阪社長を中心とする新経営チームによる経営改革がスタートしたが、事業子会社の社長交代など、同社ではかつてみられなかったスピード感で改革は進んでいると評価。「選択と集中」を重視した構造改革は今後も加速する可能性が高いとした。労働力不足に直面している国内コンビニエンスストアの新しいビジネスモデルの構築が、当面重要なカタリストになると注目。

★9:07  シリコンスタジオ-続落 前期営業赤字4.1億円 今期は営業黒字転換見込む
 シリコンスタジオ<3907.T>が続落。同社は16日に、17.11期通期の連結営業損益予想を0.6億円の黒字(前期は4.1億円の赤字)と発表した。グループの再成長を陣頭指揮するため、営業部門を同社の代表取締役社長である寺田健彦氏が統括し、組織体制の強化と共に、既存顧客のみならず潜在顧客に対する販売機会拡大を図っていくとしている。
 16.11期通期の連結営業損益は4.1億円の赤字(前期は2.7億円の黒字)だった。開発推進・支援事業は、導入コストの低い他社製品との競争激化、案件規模の縮小化などにより期初計画を大幅に下回った。また、コンテンツ事業も、各コンテンツにおけるユーザー数の減少並びに新規タイトルの開発遅延により計画未達となった。

★9:08  イオン-大和が目標株価引き上げ 業績は回復傾向にあるが引き続き低水準
 イオン<8267.T>が続落。大和証券では、業績は回復傾向にあるが引き続き低水準と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は1400円→1600円と引き上げた。
 決算はおおむね想定通りの内容であり、説明会は従来よりも好印象とコメント。課題のGMSは緩やかながら、3Qに改善が進展。投資に対する認識を見直し、構造問題解消に注力すべき局面にあると指摘した。

★9:08  ビジョン-3日続伸 株主優待制度を拡充
 ビジョン<9416.T>が3日続伸。同社は16日、株主優待制度を拡充すると発表した。現在は毎年6月30日と12月30日を基準日に同社サービスの海外用Wi-Fiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」利用券を贈呈しているが、基準日が6月30日の株主優待について、これまでの「申込有効期間:9月1日~翌年8月31日」を「申込有効期間:到着日から翌年8月31日まで」に変更した。同様に、基準日が12月30日の株主優待について、これまでの「申込有効期間:4月1日~翌年3月31日」を「申込有効期間:到着日から翌年3月31日まで」に変更した。

★9:08  東宝-続落 3Q累計29%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 東宝<9602.T>が続落。同社は16日、17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が415億円(前年同期比28.7%増)だったと発表した。通期計画470億円(市場予想487億円)を据え置いた。
 「君の名は。」「シン・ゴジラ」の大ヒットで、関連収入がけん引した。併せて、従来25円としていた通期配当金予想を45円(前期は30円)へと引き上げた。特別配当20円を加算する。

★9:09  アクロディア-続落 1Q1.9億円の営業赤字 端末購入費用による原価の増加で
 アクロディア<3823.T>が続落。同社は16日、17.8期1Q(9-11月)の連結営業損益が1.9億円の赤字だったと発表した。16.8期1Q(9-11月)は非連結での業績開示のため、前年同期比較はできない。
 ふるさと納税向け関連ビジネスにおいて付随して提供する端末購入費用による原価の増加などが響いた。上期の会社計画0.5億円の赤字(前年同期は0.9億円の黒字)は据え置いた。


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