前場コメント No.6 ゲンキー、ベルパーク、日本特殊陶業、いちご、神鋼環境など

2017/01/17(火) 11:30
★9:18  ゲンキー-大幅に3日続伸 通期営業益を上方修正 店舗作業の標準化・単純化が奏功
 ゲンキー<2772.T>が大幅に3日続伸。同社は16日、17.6期通期の連結営業利益予想を、従来の33.1億円から40.0億円(前期比50.7%増)へと引き上げると発表した。上期で、売上総利益率のコントロールや本部集約による店舗作業の標準化・単純化が寄与した。

★9:19  JT-続落 政府が飲食店・駅構内を原則禁煙に 販売縮小を警戒
 日本たばこ産業<2914.T>が続落。17日付の読売オンラインで、受動喫煙への対策を盛り込んだ健康増進法改正案の概要が明らかとなり、飲食店内は原則禁煙にする方針だと報じられ、国内でのたばこ販売減少への懸念から、売りが出ている。

★9:21  花王-底堅い 16.12期1割営業増益との観測 世帯増加で日用品売れる
 花王<4452.T>が底堅い。17日付の日経新聞朝刊で、同社の16.12期の連結営業利益(国際会計基準)が前の期比1割増の1900億円前後になったもようだと報じられた。
 従来予想(1840億円)を上回り、7年連続の実質増益になるという。単身者など世帯数の増加を背景に洗剤や洗顔料など日用品の国内販売が好調だったとされる。

★9:21  ベルパーク-小動き メディロム株を取得 ヘルスケア分野などとの融合を模索
 ベルパーク<9441.T>が小動き。同社は1月16日の大引け後に、メディロム(旧商号:リラク、東京都港区)の発行済み株式総数の1.71%の株式を、Social Entrepreneur投資事業有限責任組合(東京都千代田区)より取得したと発表した。
 メディロム社は、リラクゼーションスタジオ運営やヘルスケアIT開発を通し、健康増進分野から医療分野までを一貫して支援する事業を展開している会社。今後大きな成長が見込まれるヘルスケアなどの分野との融合を模索するとした。しかし、マーケットの反応は薄い。

★9:22  日本特殊陶業-みずほが目標株価引き上げ 実態ベースは引き続き堅調と予想
 日本特殊陶業<5334.T>が続落。みずほ証券では、実態ベースは引き続き堅調と予想。投資判断「買い」を継続、為替前提変更により、目標株価を2700円→3000円と引き上げた。
 実態ファンダメンタルズは引き続き堅調で、従来判断から大きな変化はなし。プラグ・センサーともに、燃費改善要求の高まり、排ガス規制強化などを背景として、数量増加・ミックス改善の方向。17年では中国自動車市場の16年後半の駆け込み生産の反動の影響、米国市場の頭打ちなどが予想されるものの、上記構造要因により、緩やかな数量増加傾向を維持すると予想。株価は11月中旬以降、円安進行を受けて30%程度上昇。為替感応度から計算すると110~115円程度の円安はすでに意識したとみられるが、今回のみずほ予想に基づけば、評価余地がやや残ると考えられるとした。

★9:26  いちご-大和が目標株価引き下げ インフラファンド上場で今期会社利益計画上ぶれへ
 いちご<2337.T>が続落。大和証券では、インフラファンド上場で今期会社利益計画を上ぶれとみて、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は560円→520円と引き下げた。
 今17.2期3Q累計営業利益は170億円(前年同期比+25.3%)。大型物件を中心に仕入れが進ちょくしており、パイプラインも豊富。運営する上場REITへの譲渡規模やタイミングが来期のポイントとした。

★9:29  神鋼環境ソリューション-反発 「神戸ユーグレナ」の販売開始
 神鋼環境ソリューション<6299.T>が反発。同社は1月16日の大引け後に、これまで研究開発を進めてきた、同社固有のユーグレナを原料に用いた食品事業を開始したと発表した。
 同社によると「神戸ユーグレナ」の特長は(1)密閉された無菌状態のプラントで「純粋培養」され、安心で高品質、(2)ビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸など50種以上の栄養素を含有、(3)ユーグレナの独自成分であるパラミロン(βグルカン)を豊富に含有。専用のWEBサイトを同日15時より公開した。


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