前場コメント No.7 ユークス、コナミ、住江織物、宮入バルブ、三菱電機など

2017/01/17(火) 11:30
★9:29  ユークス-一時急騰 エイベックス・ミュージック・クリエイティブと業務委託契約締結
 ユークス<4334.T>が一時急騰。同社は16日に、エイベックス・グループ・ホールディングス<7860.T>傘下のエイベックス・ミュージック・クリエイティブ(以下、avex社)との間で「AR performers」に関する業務委託契約を締結したと発表した。
 同社の「AR performers」のアーティスト達をavex社からメジャーデビューさせることで合意。今後は、avex社による協力のもとで「AR performers」をより一層魅力的なコンテンツにしていくという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入った。

★9:32  日立製作所-野村が目標株価引き上げ 構造改革加速とIoTプラットフォームの強化を評価
 日立製作所<6501.T>が続落。野村証券では、構造改革加速とIoTプラットフォームの強化を評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を700円→780円と引き上げた。
 2018中計に沿って事業ポートフォリオを再精査、IoTを中心としたITとのシナジー効果、収益性の向上を優先している。今17.3期中に上場子会社3社を非連結化するなど、事業ポートフォリオの再構築は着実に進んでいる。また、環境変化に対応した構造改革は着実に進展していると見られ「Buy」を継続。IoTの応用分野をけん引役にするため、Chief Lumada Officer の任命を検討しており、成長加速が期待される。なそ、会社はM&A(合併・買収)の実施を中期計画に織り込んでいるが、現時点で実現しておらず、攻めの分野での課題が残ると指摘した。

★9:33  コナミ-もみ合い 『ウイニングイレブン クラブマネージャー』が世界累計2000万DL
 コナミホールディングス<9766.T>がもみ合い。同社傘下のコナミデジタルエンタテインメント(東京都港区)は1月16日の大引け後に、モバイルゲーム『ウイニングイレブン クラブマネージャー』(海外名:PES CLUB MANAGER)が全世界累計2000万ダウンロードを突破したと発表した。
 欧州最大級のゲームショウで最も優れたスポーツゲームとして表彰されるなど、サッカーの本場でも高い評価を得ている家庭用ゲーム「ウイニングイレブン」シリーズのゲームエンジンを、初めてモバイルゲーム用に最適化したクラブマネジメントゲーム。約150カ国・地域で配信中。

★9:33  住江織物-大和が目標株価引き上げ 一過性費用を除けば徐々に業績は改善傾向
 住江織物<3501.T>が続伸。大和証券では、一過性費用を除けば徐々に業績は改善傾向と判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は220円→260円と引き上げた。上期決算はおおむね大和想定通りの着地。会計処理問題の対策費用や円高により大幅営業減益になる見込み。新規商材の拡販などによる収益拡大に期待。

★9:34  宮入バルブ-急反発 通期最終益を上方修正 太陽光関連で補助金受領
 宮入バルブ製作所<6495.T>が急反発。同社は16日、17.3期通期の最終利益予想を、従来の8400万円から2億0100万円(前期比12.2%減)へと引き上げると発表した。
 資金貸付先で、破産手続き中のMSエイジアから最後配当金を受け取ったほか、太陽光関連事業で政府から補助金を受け取った。

★9:36  三菱電機-野村が目標株価引き上げ 成長に向けた事業ポートフォリオの良さを評価
 三菱電機<6503.T>が売り買い交錯。野村証券では、成長に向けた事業ポートフォリオの良さを評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1800円→1950円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。為替前提を10円円安(1ドル=103円→113円)に変更することに加えて、FAシステムやパワー半導体など循環事業で回復局面が続いていると見られるため。同社はバランス経営を標ぼうし、専業メーカーにない総合電機の強みを発揮しようとしている。パワー半導体以外にも光や通信技術などでシナジー効果が期待可能。製造業IoTの導入に伴う生産性改善やキーデバイスの垂直統合によるエネルギー効率改善など、バランス良い事業ポートフォリオを評価。


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