後場コメント No.2 プロパスト、ピジョン、石原産業、相模ゴム、プレナスなど

2017/01/17(火) 15:00
★12:40  アサツーDK-底堅い 12月の単体売上高は全社で3.1%増
 アサツー ディ・ケイ<9747.T>が底堅い。同社は1月16日の大引け後に、12月の単体売上高を発表し、合計では325億6800万円で、前年同月比3.1%増となった。媒体別ではラジオが同19.8%増、テレビが同11.4%増と好調に推移した。

★12:40  プロパスト-3日ぶり反落 上期48%営業増益も材料出尽くしで
 プロパスト<3236.T>が3日ぶり反落。同社は16日、17.5期上期(6-11月)の営業利益が5.9億円(前年同期比48.1%増)だったと発表した。
 賃貸開発事業で、首都圏を中心に用地取得から小規模賃貸マンション建築・販売まで行っており、旭丘プロジェクト、押上プロジェクト、業平プロジェクトの3プロジェクトを売却したという。しかし株価は、前日に決算期待で大きく上昇しており、材料出尽くしから売りが出ている。

★12:42  ピジョン-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中国を核に海外市場での成長力が復元する
 ピジョン<7956.T>が続落。いちよし経済研究所では、来18.1期は中国を核に海外市場での成長力が復元すると想定。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは3000円→3300円と引き上げた。
 今17.1期を通じて中国需要の潜在成長力を確認できたほか、円安に伴う収益改善も加わり、中長期的な業績成長力が持続していると判断。今17.1期は会社計画を上回り、6期連続の最高営業利益を更新する見通し。来18.1期に開始見込みの第6次中期経営計画の内容に注目。中国市場はECや越境ECを通じて予想以上に潜在成長余地の大きさが確認され、製品アイテム拡充など拡販策が今後の課題であると指摘。

★12:44  石原産業-4日ぶり反発 臓器移植の肝臓の保存時間を1~2日に延ばす保存液開発
 石原産業<4028.T>が4日ぶり反発。17日付の日経産業新聞で、臓器移植のために脳死者から取り出した肝臓の保存時間を、従来より2~4倍長い1~2日に延ばす保存液を開発したと報じられた。
 臓器を傷める活性酸素の発生を抑え、肝臓を保護する働きがある。ラットの実験で効果を確認したという。臓器の運搬時間を延ばすことができ、臓器提供者(ドナー)から遠く離れた患者にも移植できるようになるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:48  オカモトと相模ゴム-上げ幅拡大 「性感染症」うその診断で院長逮捕と報道で思惑
 オカモト<5122.T>、相模ゴム<5194.T>が後場に入って、上げ幅を拡大。「性感染症にかかっている」と都内の男性にうその診断をし、治療薬の代金をだまし取ったとして、東京・新宿にある診療所の院長が詐欺の疑いで逮捕されたというニュースが伝えられ、コンドームを製造する銘柄の一角に、思惑的な買いが入っているもよう。
 1月17日昼のNHKニュースによると、警視庁の調べでは、院長は5年前の2012年9月から12月までの間に、性感染症の検査を受けた都内の男性に対し、実際には性感染症にかかっていないのに、「検査結果は陽性だ」とうそを言って、本来は必要のない治療薬を処方し、薬の代金を支払わせてだまし取ったとして、詐欺の疑いが持たれているとした。これまでの調べで、院長は感染しているかどうかの基準となる数値を書き換えて、結果が陽性と見せかけていたと報じている。

★12:48  プレナス-野村が目標株価引き上げ ほっともっとの新型店舗の仕様が確立
 プレナス<9945.T>がもみ合い。野村証券では、ほっともっとの新型店舗の仕様が確立してきたと判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2000円→2400円と引き上げた。
 今17.2期第3四半期決算発表とその後の取材を踏まえ、野村予想を上方修正。ほっともっと(HM)の新型店舗(15坪タイプ)のフォーマットが固まり、既存店舗の改装に加えて、16年11月からは当タイプの新店出店を開始した。来18.2期以降は新型店舗の出店が加速すると予想し、出店数を上方修正、また、16年12月に子会社化した宮嶋醤油の業績をフルに織り込んだとした。


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