後場コメント No.4 アース製薬、ＳＵＭＣＯ、壱番屋、パナソニック、ローソンなど
★13:08 アース製薬－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 日用品の成長が中計達成の条件とみる
アース製薬<4985.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、日用品のトップライン成長が中計達成の条件とみるとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4300円→4600円と引き上げた。
同社は中計において、2020年度の売上高2000億円、経常利益150億円、海外売上高150億円、ROE10％を目標としている。今17.12期について、白元アース事業の収益性が改善するとみられるが、三菱ＵＦＪＭＳでは国内殺虫剤市場は前16.12期（前の年比+5.8％）に比べて伸び率が鈍化すると想定。中計達成に向けて、国内日用品市場の消費マインドの低迷、競争激化を考慮し、同中計達成はやや厳しいとみているとした。白元アース事業は14年買収以降、その収益性を回復させている点は好材料だが、日用品市場でのトップライン成長が中計達成の必要条件と指摘。
アース製薬<4985.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、日用品のトップライン成長が中計達成の条件とみるとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4300円→4600円と引き上げた。
同社は中計において、2020年度の売上高2000億円、経常利益150億円、海外売上高150億円、ROE10％を目標としている。今17.12期について、白元アース事業の収益性が改善するとみられるが、三菱ＵＦＪＭＳでは国内殺虫剤市場は前16.12期（前の年比+5.8％）に比べて伸び率が鈍化すると想定。中計達成に向けて、国内日用品市場の消費マインドの低迷、競争激化を考慮し、同中計達成はやや厳しいとみているとした。白元アース事業は14年買収以降、その収益性を回復させている点は好材料だが、日用品市場でのトップライン成長が中計達成の必要条件と指摘。
★13:12 ソフトフロント－後場プラス転換 筆まめが「BCN AWARD 2017」2部門で最優秀賞
ソフトフロントホールディングス<6701.T>が後場プラス転換。同社は17日13時、子会社の筆まめ（東京都港区）が、ＢＣＮ（千代田区）が主催する「BCN AWARD 2017」で、「葉書・毛筆ソフト部門」「DTP ソフト部門」の2部門で最優秀賞を受賞したと発表した。
「葉書・毛筆ソフト部門」は18年連続18回目、「DTP ソフト部門」は8年連続8回目の受賞だという。
ソフトフロントホールディングス<6701.T>が後場プラス転換。同社は17日13時、子会社の筆まめ（東京都港区）が、ＢＣＮ（千代田区）が主催する「BCN AWARD 2017」で、「葉書・毛筆ソフト部門」「DTP ソフト部門」の2部門で最優秀賞を受賞したと発表した。
「葉書・毛筆ソフト部門」は18年連続18回目、「DTP ソフト部門」は8年連続8回目の受賞だという。
★13:15 ＳＵＭＣＯ－ドイツ証が目標株価引き上げ 株価にはまだ上値余地はある
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が続伸。ドイツ証券では、不可逆的なウエハー需給タイト化を考慮すれば、株価にはまだ上値余地はあると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1400円→1800円と引き上げた。
従来通り、1～3月で+5％、7～9月で+5％、2018年以降は年率+10％程度の300ミリウエハーの単価上昇を織り込んでいるとし、さらに足もとの円安恩恵も織り込んで業績予想を変更。前16.12期～来18.12期営業利益予想を上方修正。メモリーの需給バランス悪化は通常、メモリー価格で吸収され、ウエハー需要には影響を与えにくい。足もとの3D NANDの工場新設計画を考慮すれば、株価の上値余地はまだ大きいとの見方を示した。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が続伸。ドイツ証券では、不可逆的なウエハー需給タイト化を考慮すれば、株価にはまだ上値余地はあると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1400円→1800円と引き上げた。
従来通り、1～3月で+5％、7～9月で+5％、2018年以降は年率+10％程度の300ミリウエハーの単価上昇を織り込んでいるとし、さらに足もとの円安恩恵も織り込んで業績予想を変更。前16.12期～来18.12期営業利益予想を上方修正。メモリーの需給バランス悪化は通常、メモリー価格で吸収され、ウエハー需要には影響を与えにくい。足もとの3D NANDの工場新設計画を考慮すれば、株価の上値余地はまだ大きいとの見方を示した。
★13:19 壱番屋－いちよしがフェアバリュー引き上げ 価格改定効果を考慮
壱番屋<7630.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、レーティング「B」を継続も、価格改定効果を考慮して、フェアバリューを3100円→3300円と引き上げた。
今17.2期業績見通しは前回予想を継続するも、来18.2期営業利益見通しは値上げ効果などを考慮して上方修正。足もと、コメの価格が上昇しているものの、価格改定により、原料価格の上昇を吸収するとみられるとした。
壱番屋<7630.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、レーティング「B」を継続も、価格改定効果を考慮して、フェアバリューを3100円→3300円と引き上げた。
今17.2期業績見通しは前回予想を継続するも、来18.2期営業利益見通しは値上げ効果などを考慮して上方修正。足もと、コメの価格が上昇しているものの、価格改定により、原料価格の上昇を吸収するとみられるとした。
★13:21 パナソニック－続落 成田空港で自立搬送ロボットの実証実験を実施
パナソニック<6752.T>が続落。17日付の日刊工業新聞で、成田国際空港（千葉県成田市）で、自立搬送ロボット「HOSPI（ホスピ）」の実証実験を実施すると報じられた。成田空港内のラウンジで食器をカウンターに運ぶ作業を担当させ、検証する。これにより、医療機関で導入されているホスピの用途拡大を狙うとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
パナソニック<6752.T>が続落。17日付の日刊工業新聞で、成田国際空港（千葉県成田市）で、自立搬送ロボット「HOSPI（ホスピ）」の実証実験を実施すると報じられた。成田空港内のラウンジで食器をカウンターに運ぶ作業を担当させ、検証する。これにより、医療機関で導入されているホスピの用途拡大を狙うとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。
★13:27 ローソン－ドイツ証が目標株価引き上げ 独走阻止へ経営資源を集中投下
ローソン<2651.T>がもみ合い。ドイツ証券では、独走阻止へ経営資源を集中投下していると注目。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は7400円→7700円と引き上げた。
業績予想は微修正にとどめるとした。コンビニ業界は政策や社会環境の変化を受け、加盟店支援やIT投資強化が中期的に必要となってきており、ビッグスリー（セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソン）でも収益性改善の難易度が高まってきている。ドイツ証では、競争力強化のための投資継続を前提とすれば、高い利益成長は難しいと想定。今17.2期～19.2期の営業利益は安定成長を予想するとした。中期成長力に対して、株価はおおむね算定水準として「Hold」継続。
ローソン<2651.T>がもみ合い。ドイツ証券では、独走阻止へ経営資源を集中投下していると注目。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は7400円→7700円と引き上げた。
業績予想は微修正にとどめるとした。コンビニ業界は政策や社会環境の変化を受け、加盟店支援やIT投資強化が中期的に必要となってきており、ビッグスリー（セブン・イレブン、ファミリーマート、ローソン）でも収益性改善の難易度が高まってきている。ドイツ証では、競争力強化のための投資継続を前提とすれば、高い利益成長は難しいと想定。今17.2期～19.2期の営業利益は安定成長を予想するとした。中期成長力に対して、株価はおおむね算定水準として「Hold」継続。
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