前場コメント No.3 ケア21、ユニプレス、ウエルシア、科研製薬、アートスパークなど

2017/01/18(水) 11:30
★9:02  ネクスG-買い気配 テリロジーと資本業務提携 IoTを共同開発
 ネクスグループ<6634.T>が買い気配。同社は17日、テリロジー<3356.T>と資本業務提携すると発表した。
 併せて、同社のその他関係会社であるシークエッジインベストメントの兄弟会社であるシークエッジ・インベストメントもテリロジーの株式の一部を取得するという。IoT商品の共同開発や、双方の営業基盤を活用した営業促進の連携、新製品の共同マーケティングなどを図る。
 同社はテリロジーの発行済株式の229万1700株(議決権の14.9%)を6億3021万7500円で、シークエッジ・インベストメントが75万3700株(議決権の4.9%)を2億0726万7500円で取得する予定。

★9:03  ケア21-続伸 投資有価証券売却で5億1200万円の特別利益発生
 ケア21<2373.T>が続伸。同社は17日に、保有する上場有価証券1銘柄の売却により、特別利益5億1200万円を17.10月期1Qに計上すると発表した。今回の投資有価証券売却は、財務体質の向上および保有資産の効率化を図るため。

★9:03  ユニプレス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 中国・メキシコ依存度の高さは重し
 ユニプレス<5949.T>が3日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中国、メキシコ依存度の高さはやはり重しとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2200円→2600円と引き上げた。
 今17.3期営業利益予想は、12月以降の為替前提をドル115円などに変更したことで、会社計画を上回る水準に上方修正。振れの大きかった米州も収益は順調に改善基調にある。ただし、不透明感の残る中国、メキシコへの売上依存度の高さにより、当面の株価の上値は重いと想定。為替感応度がセクター内で相対的に低い面も最近の円安局面では不利に作用する見込み。

★9:03  ウエルシアHD-3日ぶり反発 1:2の株式分割を実施
 ウエルシアホールディングス<3141.T>が3日ぶり反発。同社は17日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上を図るため。2月28日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:04  科研製薬-大和が「3」へ引き下げ 薬価制度抜本改革のリスクを考慮
 科研製薬<4521.T>が3日続落。大和証券では、薬価制度抜本改革のリスクを考慮し、投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」、目標株価は7000円→6300円と引き下げた。
 同社は3年ほど前まで、リスクをとって新薬の研究開発に経営資源を重点配分することに慎重で、既存品の価値最大化に特に注力してきた。その結果、同規模の製薬企業と比較しても、新薬の自社創製力は弱体化している可能性がある。最近は、研究開発予算を増やし始めているが、他企業からの開発・販売品の導入が活動の中心。しかし、近年、導入活動を強化している企業は同社に限らない。主力の特許切れ品の薬価引下げ加速で販売力も弱体化し、導入競争でさらに劣勢となる恐れもある。将来的に同社が画期的新薬への財源配分重点化の恩恵を受けるとしても、開発パイプラインの現状を考慮すれば、時間を要する公算が大きいとの見方を示した。

★9:05  アートスパーク-もみ合い エイチアイが移動体向けの車両情報伝達ソフトウェア開発
 アートスパークホールディングス<3663.T>がもみ合い。同社は1月17日の大引け後に、グループのエイチアイ(東京都新宿区)が、ブランド展開を行うexbeansシリーズにおいて、新たに移動体向けの車両情報伝達ソフトウェア「exbeans VI Transfer」を開発したと発表した。
 二輪、四輪をはじめとする移動体向けの車両情報伝達ソフトウェア。車両から得られる情報(CAN情報)を、アプリケーションへ伝達する汎用モジュールであり、アプリケーション側は、取得した情報を利用したサービスを提供することができる。また、おなじくエイチアイの製品である「exbeans Affinity」と組み合わせることで、Affinity上で構築したWebサービスを利用することが可能。


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