前場コメント No.7 日本ハム、キタムラ、日立、ブロンコビリー、ホンダなど

2017/01/18(水) 11:30
★9:34  アドバンストメディア-反発 建設・不動産業界向けの音声認識議事録作成フォーム販売
 アドバンスト・メディア<3773.T>が反発。同社は1月17日の大引け後に、建設・不動産業界向けの音声認識議事録作成プラットフォームサービス「AmiVoice スーパーミーティングメモ」の販売を、2月1日より開始すると発表した。
 会議や打ち合わせの発言を音声認識で即時テキストにすることで、議事録作成の業務負担を軽減し、効率化を図ることができるクラウド型の議事録作成プラットフォームサービス。建設・不動産業界の専門用語が入った大語彙エンジンを使用しており、「揚重計画(ようじゅうけいかく)」「有効空地率(ゆうこうくうちりつ)」など、業界独自の用語も正しく変換できるとした。

★9:34  日本ハム-3日ぶり反発 ハノイに工場新設 生産能力倍増で現地市場開拓図る
 日本ハム<2282.T>が3日ぶり反発。18日付の日経新聞朝刊で、同社が2017年秋、ベトナムのハノイにハム・ソーセージ工場を新設すると報じられた。
 現地での生産能力を倍増し、併せて総菜など新しい商品の生産にも対応できる体制を整えるという。マレーシアでも18年に現地の養鶏大手と合弁で総菜工場を稼働させるとみられる。日本向け商品の生産拠点として進出した東南アジアで現地市場の開拓に本腰を入れる考えのもよう。

★9:34  キタムラ-反落 来月にかけ22店舗を一斉閉鎖 スマホ値引き規制響く
 キタムラ<2719.T>が反落。「カメラのキタムラ」を展開するキタムラが今月から来月にかけ、18道府県の少なくとも22店舗を一斉閉鎖することが分かったと複数のメディアで報じられた。スマホの「実質0円」を禁じた値引き規制が直撃して業績が悪化し、店舗網の再編に追い込まれたとしている。

★9:34  日立-SMBC日興が目標株価引き上げ ファンダメンタルズ堅調を評価
 日立製作所<6501.T>が3日続落。SMBC日興証券では、ファンダメンタルズ堅調を評価。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を710円→810円と引き上げた。
 今17.3期上期決算は、円高進行や不透明感が強い政治経済情勢などの下でも堅調な結果となった。米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことを契機とした円安進行や、国内外での事業環境の改善傾向などを背景に、3Q以降も業績堅調を維持、通期業績も会社計画を上回る可能性が高く、バリュエーション面で割安との判断を継続。火力発電の合弁企業(MHPS)関連で、南アフリカの大口ボイラ案件において提携先の三菱重工業から3790億円の費用支払い請求を受けた事案の早期解決は課題だが、日立物流や日立キャピタル、日立工機の譲渡を進めるなど、事業再編で一定の成果を挙げつつあることも評価できるとした。

★9:37  ブロンコビリー-反落 今期12%営業増益見込むも市場予想より弱い
 ブロンコビリー<3091.T>が反落。同社は17日、17.12期通期の連結営業利益予想を30.8億円(前期比11.8%増)とすると発表した。市場予想は35.1億円。
 商品面では食材仕入れ先の新規開拓に取り組みながら自社工場の強みを活かした新商品開発に取り組むという。販売促進面では、インターネットを活用した販促企画を拡充する。
 16.12期通期の営業利益は27.5億円(前の期比12.5%増)だった。2桁出店を3期連続で行うなどし、増収となった。

★9:39  ホンダ-JPモルガンが目標株価引き上げ 収益性改善ポテンシャルなど評価
 ホンダ<7267.T>が5日続落。JPモルガン証券では、収益性改善ポテンシャルと高収益が維持可能な二輪事業を評価。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。
 投資論点は(1)北米事業収益のターンアラウンド、(2)新興国での収益モメンタムの加速の2点。北米事業はやや苦戦が続いてきたが、インセンティブコストの適切なマネジメント、メキシコ新工場立ち上げによる台数成長とコスト低減効果などから、北米収益の改善が期待可能。目標株価は4000円で、17年度JPモルガン予想ベースでセクター平均をやや上回るP/E=11倍程度の評価に基づいて算出。


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