後場コメント No.2 トリドール、カルビー、サン電子、トウキョウベース、セブン&アイなど

2017/01/18(水) 15:00
★12:45  トリドール-3日ぶり反発 ヘアカラーのファストビューティと提携 子会社化も検討
 トリドールホールディングス<3397.T>が3日ぶり反発。18日付の日経新聞朝刊で、同社がヘアカラー専門店のファストビューティ(渋谷区)と資本業務提携したと報じられた。
 トリドールが資金と出店ノウハウを提供し、店舗展開を支援するという。市場が拡大するシニアの白髪染めの需要を取り込むとされる。グループの健康食品事業との相乗効果を見込み、将来は子会社にすることも検討するもよう。

★12:47  カルビー-MSMUFGが目標株価引き下げ 国内・米国とも17年度には成長軌道へ
 カルビー<2229.T>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、国内・米国とも17年度には成長軌道へとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は4400円→4300円と引き下げた。
 米国販売は16年度4Q(17年1~3月)から回復する見込み。3Q(4~12月)営業利益は前年同期比5%増の230億円を予想。10~12月の3カ月では2%営業増益を想定。国産ポテト原料の不足量は7000トン程度と11月に公表した1.3万トンの不足から改善するもようだが、10~12月のポテトチップスの売り上げにはダメージが残る。10~12月のカルビーの国内ポテトチップス売り上げは5%減を想定したが、日刊食品通信のデータによれば10~12月の袋物ポテトチップスの市場は1~2%減にとどまったもよう。3Q決算が予想よりも良い可能性はあるとし、1月以降は原料ポテト不足は解消したため、国内ポテトチップ販売は正常化する見込みとした。

★12:48  サン電子-7日ぶり反発 朝日ネットとネットワークカメラ向けに映像漏えいを防ぐ新サービス開始
 サン電子<6736.T>が7日ぶり反発。18日付の日経産業新聞で、同社は朝日ネット<3834.T>と1月下旬からネットワークカメラ向けに映像漏えいを防ぐ新サービスを始めると報じられた。
 インターネット網につないでいない安全性の高い専用サーバーからカメラの稼働状況を確認でき、専用線を引くなどの大がかりな工事の必要がないという。両社は2017年度中に保育所や工事現場など500件の導入を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:51  TOKYO BASE-丸三が目標株価引き上げ 18.2期は香港出店と越境EC拡大に注目
 TOKYO BASE<3415.T>が反発。丸三証券では、来18.2期は香港出店と越境EC拡大に注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を2200円→3300円と引き上げた。
 店舗数がまだ少ない(今3Q末38店舗)こと、男性向けより市場規模の大きい女性向けの比率が売上高の35%程度しかないことなどから、国内において出店および顧客層の拡大余地が非常に大きいと見込まれる。海外においても、17年4月予定の香港出店およびそれに伴う越境EC店舗の認知度向上が期待される。また、権限移譲やデータ分析などにより各店舗の販売力や在庫管理能力は高く、販売機会ロスや在庫ロスが発生しにくいと考えられる。これらから、高成長継続を見込んでいるとした。

★12:57  セブン&アイ-ドイツ証が目標株価引き上げ グループ全体は良い方向へ
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、グループ全体は良い方向へとコメント。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は4700円→4800円と引き上げた。
 業績予想を微修正するものの、基本的な見方に変更はないとした。来18.2期はコンビニエンスストアの安定成長に、スーパーストアと通信販売のリストラ効果で8%営業増益、19.2期以降ではコンビニの新たなイノベーション創出による成長力の底上げに期待。スーパーストア、百貨店、通販などの課題事業の整理にメドを付けた後の井阪社長の実行力に期待。


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