前場コメント No.8 津田駒工業、日産自動車、シンクロフード、リーバイス、テリロジーなど
★10:01 津田駒-大幅に3日続伸 前期営業益が上振れ着地 今期は9.9%営業増益見込み
津田駒工業(<6217.T>が大幅に3日続伸。同社は19日に、17.11期通期の連結営業利益予想を8.0億円(前期比9.9%増)と発表した。繊維機械事業において、インド市場への販売促進を強化するとともに、コンポジット機械で材料メーカー、自動車業界などとの共同研究を進め、新製品の開発と受注確保に注力するとしている。
16.11期通期の連結営業損益は7.3億円の黒字(前期は2.7億円の赤字)だった。会社計画は6.0億円の黒字だったので、着地は上振れた。繊維機械事業において、中国市場は景気後退の影響から売り上げが落ち込んだものの、インド市場でエアジェットルームの売り上げが伸び、中国市場の落ち込みをカバーした。
津田駒工業(<6217.T>が大幅に3日続伸。同社は19日に、17.11期通期の連結営業利益予想を8.0億円(前期比9.9%増)と発表した。繊維機械事業において、インド市場への販売促進を強化するとともに、コンポジット機械で材料メーカー、自動車業界などとの共同研究を進め、新製品の開発と受注確保に注力するとしている。
16.11期通期の連結営業損益は7.3億円の黒字(前期は2.7億円の赤字)だった。会社計画は6.0億円の黒字だったので、着地は上振れた。繊維機械事業において、中国市場は景気後退の影響から売り上げが落ち込んだものの、インド市場でエアジェットルームの売り上げが伸び、中国市場の落ち込みをカバーした。
★10:06 日産自動車-みずほが目標株価引き上げ メキシコや米国の販売に不透明要素
日産自動車<7201.T>がもみ合い。みずほ証券では、中期計画やシナジー積み上げへの期待はあるものの、メキシコや米国販売に不透明要素ありとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1000円→1200円と引き上げた。
2017年の注目点は、(1)トランプ米次期大統領の政策影響、(2)米国新車販売、(3)新中期計画、(4)三菱自動車とのシナジー効果など。このうち(1)に関してはメキシコ製自動車に対する国境税やペソ安に伴うメキシコ需要の減退が懸念され、(2)については2016年にフリート向けを増やした反動が懸念される。一方、新中期計画は投資家の期待を高める可能性もあると注目。三菱自動車とのシナジー効果については、効果創出の積み増しが焦点。
日産自動車<7201.T>がもみ合い。みずほ証券では、中期計画やシナジー積み上げへの期待はあるものの、メキシコや米国販売に不透明要素ありとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1000円→1200円と引き上げた。
2017年の注目点は、(1)トランプ米次期大統領の政策影響、(2)米国新車販売、(3)新中期計画、(4)三菱自動車とのシナジー効果など。このうち(1)に関してはメキシコ製自動車に対する国境税やペソ安に伴うメキシコ需要の減退が懸念され、(2)については2016年にフリート向けを増やした反動が懸念される。一方、新中期計画は投資家の期待を高める可能性もあると注目。三菱自動車とのシナジー効果については、効果創出の積み増しが焦点。
★10:08 シンクロフード-底堅い 「求人飲食店.COM」スマホアプリ版リリース
シンクロ・フード<3963.T>が底堅い。同社は19日、飲食店専門の求人情報サイト「求人飲食店.COM」のスマートフォンアプリ版をリリースしたと発表した。
アプリならではの機能として、GPSを活用した地図上からの検索やプッシュ通知を活用した飲食店とのスムーズなやり取りなど、求職者の利便性を高めるさまざまな機能の追加を予定しているという。
シンクロ・フード<3963.T>が底堅い。同社は19日、飲食店専門の求人情報サイト「求人飲食店.COM」のスマートフォンアプリ版をリリースしたと発表した。
アプリならではの機能として、GPSを活用した地図上からの検索やプッシュ通知を活用した飲食店とのスムーズなやり取りなど、求職者の利便性を高めるさまざまな機能の追加を予定しているという。
★10:15 リーバイス-急落 今期33.4%営業減益見込む 円安傾向による海外でのコスト増で
リーバイ・ストラウス ジャパン<9836.T>が急落。同社は19日、17.11期通期の連結営業利益予想を3.2億円(前期比33.4%減)とすると発表した。円安傾向による海外でのコスト増や市場の厳しい動向を予測していることから、減益を見込む。
16.11期通期の営業利益は4.8億円(前期比2.1倍)だった。小売店での年末年始の冬物商戦や春夏商品の立ち上がりが好調であったことおよびアウトレットでの品ぞろえが奏功した。
リーバイ・ストラウス ジャパン<9836.T>が急落。同社は19日、17.11期通期の連結営業利益予想を3.2億円(前期比33.4%減)とすると発表した。円安傾向による海外でのコスト増や市場の厳しい動向を予測していることから、減益を見込む。
16.11期通期の営業利益は4.8億円(前期比2.1倍)だった。小売店での年末年始の冬物商戦や春夏商品の立ち上がりが好調であったことおよびアウトレットでの品ぞろえが奏功した。
★10:17 テリロジーなど-サイバーセキュリティ関連の一角が高い アパホテルにサイバー攻撃か
テリロジー<3356.T>、エンカレッジ・テクノロジ<3682.T>、イー・ガーディアン<6050.T>、ソリトンシステムズ<3040.T>など、「サイバーセキュリティ」関連銘柄の一角が高い。アパホテルが「南京大虐殺」を「中国側のでっちあげ」などとする書籍を客室に置いていた件に関し、アパホテルへの「サイトにサイバー攻撃」があったようだとする報道が一部で伝えられたことが材料。
書籍をめぐる批判が高まったのとほぼ同じタイミングで、アパホテルのウェブサイトもつながりにくい状態が続いており、ホテルを運営するアパグループでは、サイバー攻撃が原因だとみているとされている。
テリロジー<3356.T>、エンカレッジ・テクノロジ<3682.T>、イー・ガーディアン<6050.T>、ソリトンシステムズ<3040.T>など、「サイバーセキュリティ」関連銘柄の一角が高い。アパホテルが「南京大虐殺」を「中国側のでっちあげ」などとする書籍を客室に置いていた件に関し、アパホテルへの「サイトにサイバー攻撃」があったようだとする報道が一部で伝えられたことが材料。
書籍をめぐる批判が高まったのとほぼ同じタイミングで、アパホテルのウェブサイトもつながりにくい状態が続いており、ホテルを運営するアパグループでは、サイバー攻撃が原因だとみているとされている。
★10:30 フェローテック-反落 3Q累計6割営業増益との観測 記憶用メモリなど半導体需要が拡大
フェローテック<6890.T>が反落。20日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は、前年同期比6割増の45億円程度になったようだと報じられた。
記憶用メモリーなど半導体需要の拡大で、製造工程で使う部材が伸びたという。売上高は7%増の550億円前後になったという。しかし株価へのポジティブな影響は限定的だ。
フェローテック<6890.T>が反落。20日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は、前年同期比6割増の45億円程度になったようだと報じられた。
記憶用メモリーなど半導体需要の拡大で、製造工程で使う部材が伸びたという。売上高は7%増の550億円前後になったという。しかし株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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