〔Market Flash〕商社の3Q決算は会社計画修正の有無が重要~SMBC日興

2017/01/23(月) 09:46
【9:45】商社の3Q決算は会社計画修正の有無が重要~SMBC日興  SMBC日興証券では商社セクターに関して、2Q→3Qにかけては円安・資源価格高のトレンドで、4Qに向けても原料炭・一般炭価格を除いておおむね同様のトレンドにあるとコメント。3Q決算では、主に資源価格高が業績のサポート要因となり総じて好調な着地を想定している。大手の通期会社計画に対する進ちょく率は、伊藤忠(8001)85%、丸紅(8002)・三井物産(8031)・住友商事(8053)92%、三菱商事(8058)96%と予想している。ただし、3Qないしは4Qに一過性損失が計上され、資源価格による業績上振れを一部相殺してしまうケースも否定出来ないとしている。よって、短期時間軸での株価ドライバーとしては、「進ちょく率の差」ではなく、「会社計画修正の有無」の方がより重要と考えている。 【9:15】今後数カ月の焦点は米国の具体的な政策と景気・物価動向~JPモルガン  JPモルガン証券では、トランプ米大統領の就任演説は、経済政策の具体論には踏み込まなかったものの、「米国第一主義」が強調されており、この思想が本当に実現すれば、世界の国や企業の間で勝ち組と負け組を生み出し、全体として世界経済にマイナスになるリスクがあると考えている。一方、閣僚や共和党は「ビジネス第一主義」を暗黙裡に主張している。JPモルガンでは、ビジネス第一主義の好影響が最終的には米国第一主義の悪影響を上回るが、後者が先に顕在化する可能性はそれなりに高いとみている。経済のファンダメンタルズの改善が底辺を支えていることもあり、トランプ・ラリーは終わらないと想定しているが、新興国に弱気で債券ショートの推奨も遅らせるといったヘッジもしているとコメントしている。いずれにせよ、今後数カ月の焦点は、米国の具体的な政策と景気・物価動向と考えている。 【8:45】寄り前気配は小野薬、東芝、オンワードH、住友倉が高い気配値  主力株の寄り前気配では、小野薬(4528) +7.35%、東芝(6502) +3.73%、オンワードH (8016) +3.31%、住友倉(9303) +3.09%、ジャフコ(8595) +3.06%、戸田建(1860) +2.57%、武蔵銀(8336) +2.50%、阪和興(8078) +2.37%、シャープ(6753) +2.36%、八十二(8359) +2.23%などが高い気配値。  一方、タカタ(7312)-17.64%、東海東京(8616)-10.80%、ネクソン(3659)-10.05%、キッセイ薬(4547) -6.81%、アズビル(6845) -5.67%、洋缶HD(5901) -5.64%、NKSJHD(8630) -5.16%、東芝テック(6588) -4.64%、東海理化(6995) -4.44%、中国銀(8382) -4.13%などが安い気配値となっている。
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