前場コメント No.3 小野薬、DOWA、ジャフコ、エンJPN、アクリーティブ、芙蓉リース、ゲンダイAGなど

2017/01/23(月) 11:33
★9:11  小野薬品-4日ぶり反発 特許侵害に絡みメルクと和解 ライセンス契約へ
 小野薬品工業<4528.T>が4日ぶり反発。同社は21日、メルク(米国)の抗PD-1抗体製品「キイトルーダ」の販売などの特許侵害に対し、日本、米国、欧州などで特許侵害訴訟を提起するなど係争していたことに関して、メルクと和解し、ライセンス契約を締結したと発表した。

 これにより、小野薬品が保有する用途特許・物質特許が有効であることを確認した上で、メルクの「キイトルーダ」の販売を許諾すること、またメルクは小野薬品に対して6億2500万ドルの頭金を支払い、2017年1月1日から2023年12月31日まではキイトルーダの全世界売り上げの6.5%、2024年1月1日から2026年12月31日までは2.5%をロイヤルティとして支払うことで合意に至った。

★9:13  DOWA-4日ぶり反落 今期1割営業減益との観測 計画は上振れ
 DOWAホールディングス<5714.T>が4日ぶり反落。21日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は前期比1割減の320億円程度になりそうだと報じられた。

 従来の会社予想は円高を主因に17%減の290億円としており、減益幅が30億円縮小するという。主力の製錬事業で亜鉛相場の上昇や足元の円安進行で採算が好転するとされる。金属加工事業で自動車やスマートフォン(スマホ)向けの銅加工品も伸びるもよう。

★9:15  ジャフコ-4日続伸 3Q累計48.6%営業減益も悪材料出尽くしで
 ジャフコ<8595.T>が4日続伸。同社は20日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が95.7億円(前年同期比48.6%減)だったと発表した。株式売却による利益計上が減少したという。しかし、悪材料出尽くしから株価は上昇している。

★9:17  エン・ジャパン-ジェフリーズが新規「Buy」でカバレッジ開始 堅調な人材業界でアウトパフォーム
 エン・ジャパン<4849 .T>が反発。ジェフリーズ証券では、利益成長が国内人材業界の競合他社を上回り、特に18/3期は力強い成長を果たすと予想。新規「Buy」でカバレッジ開始し、目標株価は2,600に設定した。

 深刻さを増す日本の構造的な人材不足から恩恵をふんだんに受けるとし、21/3期までの営業利益の年平均成長率21.3%という新たな成長局面に突入しつつあるとみている。過去5年間、海外を含め求人事業を積極的に拡大してきたため、これら事業の利益率は依然として競合他社より低いと指摘。利益率が少しでも改善すれば、利益にアップサイドが生じると判断している。

★9:18  アクリーティブ-急落 芙蓉総合リースが公開買付け終了を発表
 アクリーティブ<8423.T>が急落。同社に対する公開買付けを行っていた芙蓉総合リース<8424.T>は20日に公開買付けが終了したと発表した。
 
 芙蓉総合リースは本公開買付けにおいて、応募株券などの総数(30,912,484株)が買付予定数の上限(21,859,000株)を超えたため、公開買付開始公告および公開買付届出書に記載のとおり、その越える部分の全部または一部の買い付けは行わないとしている。公開買付け価格は520円だった。

★9:21  ゲンダイAG-買い気配 通期営業益を上方修正 「パチ7」など販売堅調
 ゲンダイエージェンシー<2411.T>が買い気配。同社は20日、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の10.4億円から13.2億円(前期比15.6%増)へと引き上げると発表した。
 上期以降、需要期での受注最大化の取り組みが奏功しているほか、自社メディア「パチ7」などの販売が堅調だという。

 3Q累計(4-12月)の営業利益は10.7億円(前年同期比17.5%増)だった。



日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ