前場コメント No.4 日鋳造、フィールズ、サーティワン、コナミHD、ワイエイシイ、日立、竹内製作など

2017/01/23(月) 11:33
★9:21  日本鋳造-大幅続落 通期営業赤字転落見込む 鋳鋼・鋳鉄品の受注や売上の回復遅れで
 日本鋳造<5609.T>が大幅続落。同社は20日に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.5億円の黒字から3.5億円の赤字(前期は2.1億円の黒字)に引き下げると発表した。大型鉱山機械用の鋳鋼品および油井管圧延用鋳鋼品をはじめとする鋳鋼・鋳鉄品全般について 受注および売上の回復が遅れており、4Qもさらに売上高の減少が見込まれるとしている。

 17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は1.8億円の赤字(前年同期は0.4億円の黒字)だった。

★9:29  フィールズ-大幅続落 通期営業赤字転落見込む サミットでの入れ替え自粛など響く
 フィールズ<2767.T>が大幅続落。同社は20日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円の黒字から65.0億円の赤字(前期は14.1億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 伊勢志摩サミットによる遊技機入れ替えの自粛や、新基準機に対するタイトル当たりの販売台数の縮小を想定していたが、販売が想定を上回って苦戦したという。

★9:35  サーティワン-続伸 前期営業益を上方修正 ハロウィーンキャンペーンなど寄与
 B-Pサーティワンアイスクリーム<2268.T>が続伸。同社は20日、16.12期通期の連結営業利益予想を、従来の3.7億円から4.9億円(前期は0.3億円の赤字)へと引き上げると発表した。

 10月のハロウィーンキャンペーンの好調に加え、7月からOEM商品としてデイリー・ヤマザキ向けポーションカップの出荷を開始、11月にソフトバンクの10周年イベント「SUPER!FRIDAY」に協賛したことで、売り上げが伸びた。

★9:36  コナミHD-SMBC日興が目標株価引き上げ スマホゲームのグローバル展開に期待
 コナミホールディングス<9766.T>が4日ぶり反落。SMBC日興証券では、モバイルゲームのグローバル展開の加速などにより中期的な業績成長余地が拡大すると予想。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4500円→5100円と引き上げた。

 17.3~19.3期の業績予想を見直しており、17.3期は従来予想に対して売上高を下方修正も、営業利益は据え置き。一方、18.3、19.3期は売上高、営業利益とも上方修正している。17.3期の1Q、2Qにおいてモバイルコンテンツ収入が減速していたが、3Q以降は再加速してきたと予想している。従来予想に織り込んでいなかった新規タイトル「実況パワフルサッカー」の貢献が見込まれることや、2017年1月にスタートした「遊戯王 デュエルリンクス」のグローバル展開が好調な滑り出しとなったことから、18.3、19.3期のモバイルコンテンツの収益は、SMBC日興の従来予想以上に拡大する可能性が高いとみている。

★9:41  ワイエイシイ-大幅反発 日立よりイオンビーム応用装置製造事業を譲り受け
 ワイエイシイ<6298.T>が大幅反発。同社と日立<6501.T>は20日に、日立の子会社である日立茨城テクニカルサービスのイオンビーム応用装置製造事業を、17年2月1日付でワイエイシイに譲渡することに合意したと発表した。
 
 事業譲渡によりワイエイシイは、 イオンビームミリング装置の更なる進化と、自社のコア技術であるプラズマエッチング技術、レーザー エッチング技術とのシナジー効果を図り、 さらなる事業発展を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:43  竹内製作所-4日ぶり大幅反落 キャピタルリサーチが株式保有比率引き上げ 5.37%→3.72%
 竹内製作所<6432.T>が4日ぶり大幅反落。1月20日大引け後に公表された大量保有報告書(5%ルール)で、キャピタル・リサーチ(米国)が同社株式の保有比率を1月13日時点で5.37%→3.72%へ引き上げたことが判明した。保有株式数は182万3658株。



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