〔Market Flash〕鴻海精密工業が米国で液晶工場建設へ、ニコンなどに恩恵～野村

【9:10】鴻海精密工業が米国で液晶工場建設へ、ニコンなどに恩恵～野村 　野村証券では、台湾の鴻海精密工業の郭台銘董事長が22日に、米国での液晶パネル工場建設を検討していると正式発表したことを受け、FPD製造装置業界への影響についてコメントしている。投資額は70億ドルを超える規模になり、買収したシャープ（6753）と共に工場建設を行う予定で、投資状況などさまざまな要因によって計画が決まるとの内容。FPD製造装置メーカーでは、ニコン（7731）、ブイ・テクノロジー（7717）、東京エレクトロン（8035）、アルバック（6728）、エスケーエレクトロニクス（6677）がシャープと取引実績があり、設備投資が行われれば、大きな恩恵があると考えている。 【8:45】寄り前気配はセイノーＨＤ、小糸製、持田薬、セコムが高い気配値 　主力株の寄り前気配では、セイノーＨＤ(9076) +8.67%、小糸製(7276) +3.64%、持田薬(4534) +3.24%、セコム(9735) +2.99%、住友不(8830) +2.85%、大気社(1979) +2.66%、北越紀州(3865) +2.51%、東邦ＨＤ(8129) +2.50%、紀陽銀(8370) +2.50%、ヤクルト(2267) +2.49%などが高い気配値。 　一方、タカタ(7312)-34.26%、洋缶ＨＤ(5901)-23.66%、中国銀(8382) -7.24%、大陽日酸(4091) -7.03%、日梱包(9072) -4.26%、ジャフコ(8595) -3.69%、日油(4403) -3.61%、キヤノンＭＪ(8060) -3.61%、東芝テック(6588) -3.41%、久光薬(4530) -3.23%などが安い気配値となっている。