前場コメント No.7 不二越、日本製紙、ブロッコリー、平田機工、日本特殊陶業など
★9:27 不二越－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 17.11期会社計画はアグレッシブ
不二越<6474.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.11期会社計画はアグレッシブと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は350円→480円と引き上げた。
固定費増などがあるものの、為替前提の円安変更（17.11期以降USD 100円→110円など）、ロボットの受注好調などを織り込み、営業利益予想を上方修正。小型ロボットMZシリーズの受注が好調に推移、中国でEMS向けなどがけん引するが、生産急増に伴って生産人員も増加させており、収益性の確保がポイント。また、工具やベアリングの会社の売上計画が楽観的と判断するほか、同社のポイントの1つである固定費増が、会社計画を上回る可能性も高いと考えるとした。
不二越<6474.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.11期会社計画はアグレッシブと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は350円→480円と引き上げた。
固定費増などがあるものの、為替前提の円安変更（17.11期以降USD 100円→110円など）、ロボットの受注好調などを織り込み、営業利益予想を上方修正。小型ロボットMZシリーズの受注が好調に推移、中国でEMS向けなどがけん引するが、生産急増に伴って生産人員も増加させており、収益性の確保がポイント。また、工具やベアリングの会社の売上計画が楽観的と判断するほか、同社のポイントの1つである固定費増が、会社計画を上回る可能性も高いと考えるとした。
★9:32 新光電気工業－野村が目標株価引き上げ 事業見通しに大きな変更はない
新光電気工業<6967.T>が3日ぶり反発。野村証券では、為替前提を変更して上方修正も、事業見通しに大きな変更はないとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は590円→800円と引き上げた。
為替前提を変更（1ドル104→114円）し、主要事業の動向を見直した結果、業績予想を増額修正した。同社はドルに対する1円の為替変動で理論上、売上高・営業利益がともに約8億円変動する。一部の特定顧客との取引では、素直に為替変動が業績変動につながらない傾向があるものの、過去2カ月の円安・ドル高傾向が、業績に与えるプラス寄与は非常に大きい。個別事業動向について、プラス・マイナスの両面で見方を変更しており、正味では、従来見通しとほぼ変わらないとの評価であるとした。
新光電気工業<6967.T>が3日ぶり反発。野村証券では、為替前提を変更して上方修正も、事業見通しに大きな変更はないとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は590円→800円と引き上げた。
為替前提を変更（1ドル104→114円）し、主要事業の動向を見直した結果、業績予想を増額修正した。同社はドルに対する1円の為替変動で理論上、売上高・営業利益がともに約8億円変動する。一部の特定顧客との取引では、素直に為替変動が業績変動につながらない傾向があるものの、過去2カ月の円安・ドル高傾向が、業績に与えるプラス寄与は非常に大きい。個別事業動向について、プラス・マイナスの両面で見方を変更しており、正味では、従来見通しとほぼ変わらないとの評価であるとした。
★9:33 日本製紙－3日続落 インド・ベトナムに製造拠点 ファストフード拡大で紙コップ需要伸びる
日本製紙<3863.T>が3日続落。24日付の日経新聞朝刊で、同社がインドとベトナムに初の製造拠点を置くと報じられた。
インドで同国最大の飲料用紙コップメーカーを買収することで合意したという。ベトナムでは紙コップ事業シェア1位の製造加工会社の事業をこのほど傘下に収めたとされる。経済発展に伴いファストフード産業が拡大し、紙コップの需要が伸びているとみられ、地元で有力な取引網を持つ現地企業を取り込み、市場開拓を目指すもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
日本製紙<3863.T>が3日続落。24日付の日経新聞朝刊で、同社がインドとベトナムに初の製造拠点を置くと報じられた。
インドで同国最大の飲料用紙コップメーカーを買収することで合意したという。ベトナムでは紙コップ事業シェア1位の製造加工会社の事業をこのほど傘下に収めたとされる。経済発展に伴いファストフード産業が拡大し、紙コップの需要が伸びているとみられ、地元で有力な取引網を持つ現地企業を取り込み、市場開拓を目指すもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★9:33 ブロッコリー－大和が目標株価引き下げ カタリストは翌期へ
ブロッコリー<2706.T>がもみ合い。大和証券では、カタリストは翌期へとコメント。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は790円→760円と引き下げた。パッケージソフトウェアの不振が響いた今17.2期3Q決算と判断。「うたのプリンスさまっ♪Shining Live」の配信は翌1Q以降と想定。
ブロッコリー<2706.T>がもみ合い。大和証券では、カタリストは翌期へとコメント。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は790円→760円と引き下げた。パッケージソフトウェアの不振が響いた今17.2期3Q決算と判断。「うたのプリンスさまっ♪Shining Live」の配信は翌1Q以降と想定。
★9:33 平田機工－続伸 環境対応車の生産関連設備で複数の大型案件受注
平田機工<6258.T>が続伸。23日付の日刊工業新聞で、環境対応車の生産関連設備で複数の大型案件を受注し、16年7月～17年1月の累計で140億円を超えたと報じられた。
16年内に電気自動車（EV）関連で110億円超を受注。海外メーカーからという。さらに17年に入り、北米の自動車メーカーからトランスミッション関連で約30億円を受注したとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
平田機工<6258.T>が続伸。23日付の日刊工業新聞で、環境対応車の生産関連設備で複数の大型案件を受注し、16年7月～17年1月の累計で140億円を超えたと報じられた。
16年内に電気自動車（EV）関連で110億円超を受注。海外メーカーからという。さらに17年に入り、北米の自動車メーカーからトランスミッション関連で約30億円を受注したとしている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★9:39 日本特殊陶業－野村が目標株価引き上げ 19.3期は排ガス規制強化とセラパの改善を想定
日本特殊陶業<5334.T>が続落。野村証券では、19.3期は排ガス規制強化とセラパの改善を想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2700円→3000円と引き上げた。
為替前提を1ドル104円→114円、1ユーロ114円→120円に変更し、業績予想を増額修正。事業動向ではセラミックPkgの損失縮小が進む見方を取り入れ、同事業の業績予想を引き上げているとした。車載ヘッドライトに用いられるLEDやCMOSセンサー用途のセラミックPkg市場が拡大しており、同社の出荷も増加すると想定。野村では、同社の自動車点火プラグの高い業界地位(シェア、OEMとの取引のすそ野の広さ)や環境規制強化に伴うセンサー市場の拡大に注目。中期的な増配余地が大きい点にも着目するとした。
日本特殊陶業<5334.T>が続落。野村証券では、19.3期は排ガス規制強化とセラパの改善を想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2700円→3000円と引き上げた。
為替前提を1ドル104円→114円、1ユーロ114円→120円に変更し、業績予想を増額修正。事業動向ではセラミックPkgの損失縮小が進む見方を取り入れ、同事業の業績予想を引き上げているとした。車載ヘッドライトに用いられるLEDやCMOSセンサー用途のセラミックPkg市場が拡大しており、同社の出荷も増加すると想定。野村では、同社の自動車点火プラグの高い業界地位(シェア、OEMとの取引のすそ野の広さ)や環境規制強化に伴うセンサー市場の拡大に注目。中期的な増配余地が大きい点にも着目するとした。
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